- 藤岡みなみ
- ふじおか・みなみ/文筆家。暮らしの中の異文化をテーマにした『パンダのうんこはいい匂い』(左右社)が発売中。
藤岡みなみ|思い立ったがDIY吉日 <vol.09>
タレントの藤岡みなみさんが、モノづくりに対してのあれこれをつづるコラム連載!題字ももちろん本人。藤岡みなみさんの可愛くもシュールな世界観には、思わず引き込まれちゃいます。今回は、藤岡みなみさんが以前からハマっている『ワンピースづくり』について、語ってもらっちゃいました!
目次
眺めているだけで幸せ、それが布
―今年の夏はたくさんワンピースを作りたい。
お騒がせしました、ワンピースできました。 pic.twitter.com/neJePSeD0Y
— 藤岡みなみ (@fujiokaminami) October 7, 2015
目指すは、その日着る服をその日作る、くらいの気軽さ。とは言え、わたしは決して洋裁が得意なわけではなく、ものすごく雑にワンピースを縫っているということを声を大にして言いたい。
「手作り」のハードル下げる
―DIYのいいところどりしてほしい。
わたしが作ってるワンピース、じつはとっても簡単なのです。最近はこの本がバイブル。その名も「まっすぐ切ってまっすぐ縫うだけの服」。 pic.twitter.com/oNm0CUsbPE
— 藤岡みなみ (@fujiokaminami) October 7, 2015
本当は恥ずかしく思うべきかもしれないが、それよりも手作りという行為の精神的なハードルを下げて、わたしと同じ、世の不器用さんにもDIYのいいところどりをしてほしい気持ちがある。
ブティックで服を選ぶような感覚で、生地店で布を選ぶ。専門店には何千種類もの柄があって、その日の気分によって目がいくものが全く違う。
縫う手間のことはあとで考えればいい。
手抜きポイントその1
―生地は厚みのあるものを
裏地をつけるのが面倒だから、はじめから透けない厚さのものを選ぶ。お気に入りの布が決まったら長方形に2枚裁断して、腕と首が出ればいいでしょ、という極めて軽やかな気分で縫っていく。
手抜きポイントその2
―マル秘アイテム『裾上げテープ』
ほつれが気になる部分はアイロン粘着式の裾上げテープでごまかす。このやり方なら1時間ちょっとで1着完成する。
不器用さんよ立ち上がれ!
―実は、調子に乗って適当さの度が過ぎると簡単に失敗もする。
うわー!いまワンピース縫ってたんだけど、ぼーっとしてたら腕だすところも縫っちゃって、いま歩くクッションカバー状態…! pic.twitter.com/40qhRR4mFk
— 藤岡みなみ (@fujiokaminami) October 7, 2015
やはり経験と技術にはかなわないんだろうな。でも、わたしが雑なワンピースで街を歩いていること、周りの人に全然バレてないよ。破れなければ大丈夫。
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藤岡みなみ
ふじおか・みなみ/1988年、兵庫県出身。テレビ番組・CMに出演からラジオパーソナリティ、エッセイストなど、幅広く活動。バンド「藤岡みなみ&ザ・モローンズ」ではボーカルを務める。
ブログ:藤岡みなみ 熊猫百貨店
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