
- Pacoma編集部
- このWebマガジンと月刊フリーペーパー『Pacoma パコマ』の編集部です。自分の手で心地よい暮らしをつくりたい、ホームメイドな人たちを応援する楽しい記事を日々模索中です!
「狭い洗面所に物があふれている」「洗面所の洗濯機まわりが片付かない」と悩んでいる方も多いのでは。そこで収納の達人たちに洗面所の収納テクを一挙にご紹介。簡単な洗面所の収納テクばかりだからすぐ実践できるはずです!
目次
洗面台の鏡の裏についている棚を上手に使いこなしていますか?
歯ブラシや歯磨き粉、カミソリ、シャンプーのストックなどでごちゃごちゃになっている方も少なくないはず。
あけるのが楽しくなる達人たちの収納術を見ていきましょう!
洗面台の鏡裏の棚は、上段をスキンケア類、下段をヘアケア類に分別収納しています。
さらに下段のケースごとにラベルをつけ、定位置を明確にしています。
「使い切るまで新しいものを買わなくなったので、ムダな在庫も減りましたね」と梶ヶ谷さん
無印良品の収納ケースに分類してから洗面台の鏡裏の棚に収納している小林さん。
棚に直置きするよりも、ごちゃごちゃになりにくいそうですよ。
さらに、手の届きやすい下段によく使うもの、上段にはあまり使わないものを収納しています。
メイクグッズやスキンケア用品、コットンなど・・・。鏡裏の細々したものは直に置かず、まとまった印象を出すためトレーにのせています。
見た目もおしゃれだから、鏡裏の扉を開けるたびにテンションも上がりそう!
洗面台の鏡裏収納の棚は、使用頻度ごとに分けて収納している吉川さん。
一番アプローチしやすい最下段は毎日のように使う化粧品を置き、上にいくほどに使用頻度の低いものを配しているそうです。
整髪料や化粧水などを奥と手前に重ねないように収納し、取り出しやすくしているのがGood。
また、綿棒といった小物類はアクリルケースに立てて、整理整頓しています。
「水道管がジャマで上手に収納できない!」「奥行と高さにムダなスペースができちゃう」など・・・。シンク下は、洗面所のなかでも収納の難所ですよね。
収納の達人のテクニックを駆使すれば、デッドスペースがなくなるはずですよ!
無印良品の引き出し式収納をセットし、シンク下の奥行もフル活用。
家族が迷わないようにラベルをつけているのもナイスアイデアですね。
上部のあいたスペースには、突っ張り棒をセットし、洗剤などの掃除道具を引っかけています。
水道管を避けるように、無印良品の引き出し式収納ケースを配置している須藤さん。
シンク下の奥行や高さのスペースを無駄なく収納に使えて便利だそうです。
洗面所のシンク下収納は、コの字形のラックを置き、高さまで無駄なく活用。
また、「洗剤などの在庫は1点ずつしか持たない」というルールをもうけ、ゴチャつき防止にしているのもポイント。
収納スペース内の在庫がひと目でわかるから、間違って同じものを買ってしまう失敗も少なくなるそうですよ。
洗面所のシンク下の生活感を隠すため、収納ケースに日用品をしまっているasamiさん。
歯磨きセットや洗濯用洗剤、ヘアケア用品など、種類別に分類収納しています。
シンク下の扉裏に有孔ボードをDIYで取り付けて、子供用のヘアゴムなどを収納。フックの代わりに陶製のツマミを使っているから見た目もおしゃれですね!
洗濯用の洗剤や漂白剤、柔軟剤、洗濯カゴなど・・・。
洗濯機まわりは、洗面所のなかでも意外と物量の多いスペースです。
収納の達人たちは、どのように散らかりを防止しているのでしょうか!?
パッケージが派手な衣類の洗剤はシンプルデザインなボトルに詰め替えて、すっきりとした印象に。洗濯ネットもフタ付きケースに収納することで生活感をなくしています。
takaさんは、洗剤を詰め替えるだけでなく、さらに収納ボックスにまとめてすっきりとした印象に仕上げています。
収納ボックスに入れておけば、洗剤が液だれしても家具の棚を汚す心配がないのも嬉しいですね!
使用頻度の高い洗濯用洗剤は、しまい込むと出し入れが手間なため、洗面所のオープンラックに置いています。
洗剤はシンプルな白色のボトルに詰め替え、洗濯ネットは黒色のバケツに収納・・・。色を白黒だけにして統一感を出せば、すっきりとした雰囲気になるそうです。
【ボトルE/amazon】
洗濯機上に棚を作り、収納スペースにフル活用!
洗濯用品などは無印良品のカゴに入れて生活感もシャットアウトしています。
さらに洗面所の天井あたりに突っ張り棒を配し、洗濯用ハンガーの定位置にしているのもナイス!
【カゴの中身は・・・】
洗濯機上の棚に置いたカゴのなかには、洗濯ネットや洗濯バサミ、洗濯用石けんをセット。
無印良品のカゴのなかが散らからないように、収納ケースで間仕切りをしているのもポイントです。
洗面所のシンク下にハンガーや洗濯カゴなどの洗濯グッズを収納している須藤さん。扉裏にカゴをセットし、置き場に困りがちな洗濯ネットの定位置にしています。
洗濯カゴをナチュラルな風合いのものにすれば、洗面所のインテリアになっておしゃれですね!
洗濯カゴは、大人・子ども用を置いています。
壁面にフックをつけて、洗濯桶を置けるようにしているtakaさん。
洗面所の入口から見えにくい位置のため、圧迫感もほとんどないそうです。
洗濯機ラックを設置して、洗濯用洗剤やアイロンなどを収納できるようにしています。
白色に合わせてスッキリとした印象にしているのもポイント。
また、上段のフェイクグリーンは、ものを置きすぎないためにあえて飾っているのだそうです。
洗濯機上のスペースを有効活用できるランドリーラック。
洗剤などを置ける棚だけでなく、ハンガーバー付きだから、ちょっとした部屋干しもできます。
伸縮タイプだから、さまざまな洗濯機に対応可。
(画像/ポーリッシュ かんたん組立て楽置き ランドリーラックX型 PS-31)
ハンガーは洗面所内の洗濯機横に置いておけば、すぐ洗濯に使えて便利!
と思いきや・・・幅のあるものだから収納場所に困りますよね。
ここでは、達人たちのハンガーの収納術を一挙にご紹介。
洗面所内でごちゃつきがちなハンガーは、カゴに入れて目隠し!
洗濯物を干す際に家じゅうのハンガーを集める手間を省けるそうです。
無印良品で購入したファイルボックスにハンガーを収納しています。
斜めになるように入れることで、取りやすくしているのもナイスアイデア!
ピンチハンガーとハンガーは、収納スペース内でごちゃごちゃに混ざると出しにくくなるので、ファイルボックスに分類。
また、ファイルボックスの裏にイス用の傷防止シールを貼っているのもポイント。
こうすることで、ファイルボックスを出し入れする際に収納空間の床面が傷つかなくなるのだとか!
洗面所内・洗濯機近くの壁にフックをつけ、ハンガーの定位置にしているasamiさん。洗濯物を干す際もサッとハンガーを取ることができて家事がスムーズにすすめられるそうです。
シンプルなデザインのハンガーで統一しているから、見た目もおしゃれ!
【ランドリー収納 ホワイト/amazon】
収納中に崩れないようにスタンドに立てて収納するのもおすすめです。
須藤さんが使っているのは無印良品の仕切りスタンド。
使用頻度の高い歯ブラシは取り出しやすい位置にセットしておきたいものですが、家族全員分を出しっぱなしにすると散らかった印象になりがち・・・。
達人たちは、歯ブラシや歯磨き粉、コップなどを洗面所でどのように収納しているのでしょうか!?
家族が間違えて人の歯ブラシを使わないよう、ステッカーをスタンドに貼っています。
洗面台の上だから、トレイにのせてまとまり感を出し、ごちゃついた印象に見せないのもポイント!
洗面台の鏡横に手作りしたニッチを、歯ブラシ・歯磨き粉の定位置にして。
歯ブラシ以外だけでなく雑貨も飾ってアイポイントにし、生活感を軽減しているのがポイント。
洗面所の壁に取りつけたタオルバー。
タオルだけでなく、S字フックで歯磨き用のコップとヘアゴムを吊り下げ収納しています。
コップをシンクに直置きしなくなったため、水垢の心配もなくなったそうですよ。
入浴後に使うバスタオルやパジャマなどもかさばりやすいから、洗面所内で定位置をつくるのが難しいアイテムですよね。
洗面所の限られたスペースでもムリなく実践できる収納アイデアをご紹介します。
1枚引き抜いた時に崩れないようブックエンドを差し込んで。
バスタオルを引き出しの幅に合わせてたたみ、上面をそろえているため、すっきりした見た目になりますね!
タオルは色の違うものが積まれているとごちゃごちゃとした見た目になるため、同じブランドの白色に統一。
洗面所は狭い空間だからこそ、見た目の印象もカギとなるようです。
ちなみにasamiさん宅では、大きなバスタオルを使わず、ハンドタオルとフェイスタオルにして洗面所スペースの節約をしています。
「たたむのに時間がかかるなら、巻いて収納するのがおすすめ!」と須藤さん。
きれいに収納できるだけでなく、重ねているよりも取り出しやすくなるそうですよ。
右から順に取り出すルールを設けて、1枚のバスタオルだけ使いすぎないようにしている梶ヶ谷さん。積み重ねず、立てて収納しているから取り出しやすさも抜群そうですね!
生活動線を考慮して、パジャマや下着を洗面所に置いている小林さん。
持ち主ごとに引き出しに分類収納して、混ざらないようにしているのもポイントです。
金内さんも家族ごとにパジャマ・タオル・下着を分け、まるで銭湯のようにそれぞれのかごに収納。
「しっかり分類収納しておけば、管理しやすいだけでなく、子供たちにも手伝ってらもいやすいですよ」(金内さん)
吉川さん宅の洗面所にはバスタオルやパジャマなどを置く場所がなかったため、棚をDIYで壁に取りつけています。
家具を置くよりも洗面所のスペースを取らないのでGood!
洗面所で定位置を設けにくいドライヤーの収納術をご紹介。
ドライヤーの取り出しやすさも計算に入れた収納アイデアをご覧あれ!
ドライヤーはぴったりサイズのボックスにしまい、コードのごちゃつきを予防。
ドライヤーのための延長コードも収納スペース奥に置いています。
ドライヤーは、取り出しやすい洗面台の鏡裏収納にセット。
背板部分にフックをつけてドライヤーを立てて収納し、スペースを節約しているのもポイントです。
扉裏にフックを取りつけて、ドライヤーの定位置にしているtakaさん。
開け閉めするとき、コードを邪魔にならないようにグルッと巻いています。
吉川さん宅では、使用頻度が最も高いドライヤーを手に取りやすい洗面台の引き出し収納にイン。
ごちゃごちゃとジャマになる物を入れず、スムーズにドライヤーを出し入れしやすくしているのがポイントです。
鈴木さん宅でも家族が良く使うドライヤーは、最も手に取りやすい洗面台の引き出しに。
使用頻度の高いものは、利き手側や収納場所の高さなどを考慮し、最も使い勝手が良い場所を定位置にするといいそうですよ。
また、ボックス内に納めているから、ドライヤーを出し入れする際にほかのものが邪魔になることもありません。
ヘアゴムやコンタクトレンズのストックなど洗面所にあふれるこまごまとした日用品。
取り出しやすくしておけば、毎日の家事や身だしなみが楽になるはずですよ!
洗面台の引き出し内にアクリルケースをセットし、ヘアゴム・ヘアピンを収納している小林さん。
これならヘアゴム同士が絡むイライラも減りそうですね!
「新しいヘアアクセサリーを買ったら、古いものを捨てる」という収納ルールも設けています。
左目用・右目用のコンタクトレンズが混ざらないように、ジップ付きの保存袋に分類収納。
間違い防止にもなりそうですね!
整髪料や電気シェーバー、化粧水など・・・。
そのまましまうと引き出し内がゴチャゴチャになってしまうので、無印良品の「収納キャリーボックス」を活用しています。
しっかり分類収納できるのはもちろん、電気シェーバーが自立するのもGood。
洗面所・洗濯機上の壁面に足場板の棚板を取りつけて。
おしゃれなスキンケア用品をショップ風に見せて収納し、洗面所のインテリア性もアップ。
洗面所に置いてあるクエン酸や重曹は、同じデザインの保存容器に詰め替えると見た目もスッキリ。
透明なタイプを選べば、残量も一目でわかって買い忘れも予防できますよ。
掃除用洗剤類は収納ボックスの奥にしまい込むと、存在を忘れてしまいがちに・・・。
須藤さんは浅いタイプの収納ボックスにしまい、在庫を一目でわかるようにしています。洗剤類の“ダブり買い”も防げそうですね!
無印良品のアクリルケースにメイク類を収納。
取り出す際に悩まないよう、引き出しごとに分類収納しているのもポイントです。
収納家具の扉裏に、「ハンドソープ」「洗濯洗剤」「シャンプー」などのアイテム名が書かれているマグネットを貼っているtakaさん。
「最後に使い切っ人は、マグネットをキッチンの冷蔵庫に貼る」というルールを設けることで、買い忘れを防止しているそうです。
洗面所の収納アイデアはいかがでしたか?
洗面所は狭い空間だからこそ、ちょっとした工夫が必要です。
ここで紹介した収納アイデアを参考にして洗面所をすっきりさせてくださいね!
※この記事は、次のコンテンツを再編集したものです。