- 土田ゆかり
- ライター。会計事務所、編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。ジャンルは、アートや旅、ライフスタイルなど。台湾茶の飲み比べ、海外ドラマでインテリアチェック、レトロ建築めぐりが趣味。一番好きなお茶は包種茶。
本当に片づく!洗面所の収納アイデア
歯ブラシや化粧品、洗濯道具など、形も用途もさまざまな日用品が集まる洗面所は、収納の難所。そこで、整理収納アドバイザーtakaさんに洗面所の収納テクを教えてもらいました。参考にしてホテルライクな空間を目指してみて!
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taka
神奈川県在住。整理収納アドバイザー、親・子の片づけインストラクター1級の資格も持つ。3LDKのマンションで、夫と中学生〜小学生の子供3人の5人暮らし。「無理なく続けられる」片づけがモットー。Webや雑誌などメディアでの活躍のほか、ワークショップなども開催。
takaさんのHP「つづく、暮らし」
takaさんの洗面所収納術
「生活感をあまり出したくないから、ものは外に出さないようにしています」とtakaさん。
すっきりと気持ちのいい空間を保つためにどんな収納術を駆使しているのでしょうか・・・?
【洗面所収納1】見せる収納ができるニッチを手作り
鏡横にあるニッチは、takaさんの手作り。造作のプラスチック製の収納棚を外し、棚板をつけかえて漆喰を塗ったのだそうです。
歯ブラシなど日用品だけでなく、インテリア雑貨も飾って生活感を軽減。
【洗面所収納2】シンク下は吊り下げ収納をする
ドライヤーは扉裏に、スプレータイプの洗剤類は壁面に・・・。
限られた空間だからこそ、ちょっとしたスペースも見逃さずにハンギング収納として活用。
扉を開けてワンアクションで取れる位置に使用頻度の高いドライヤーを配し、行動をスリム化しているのもナイスですね。
【洗面所収納3】引き出し内は空間を仕切るのがコツ
引き出し内にそのまま物を入れてしまうとゴチャゴチャになるため、無印良品の「収納キャリーボックス」で間仕切りを作って収納。
自立しにくいシェーバーの出し入れもしやすそうですね!
【洗面所収納4】エコ洗剤はキャニスターに詰め替え
重曹、クエン酸などのエコ洗剤は、パッケージから同じ形のキャニスターに詰め替えて収納するとすっきりとした印象になります。
残量が見えるから、買い足すタイミングを逃すこともなくなりそう!
【洗面所収納5】洗濯桶は死角の壁にセット
無印良品の「壁に付けられる家具・フック」をつけ、かさばる洗濯桶の定位置に。
洗面所入口から見えない洗濯機上の死角にあるから、見た目の圧迫感もゼロです。
【洗面所収納6】洗剤は家事動線を考慮して収納
柔軟剤など洗剤類は洗濯の際にサッと取れるよに、洗濯機横の棚に置いて。
「使う場所の近くに置く」という収納ルールは、家事の時短効果も期待できますよ。
また、専用容器に移し替えると統一感が生まれ、収納スペース内もスマートな印象に。
【洗面所収納7】マグネットリストで在庫管理
シャンプーやハンドソープなど日用品の名称が書かれているマグネットを棚の扉裏に貼っています。
「最後に使いきった人は、このマグネットを冷蔵庫に貼ってもらいます。何が足りないのか一目瞭然になり、買い忘れもなくなりますよ」(takaさん)
生活感を出さない洗面所には、細やかなアイデアがつまっていました。実践しやすそうな工夫から、試してみませんか?
撮影/菅井淳子