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「ターサイ」常備菜に活躍!栽培方法とおすすめレシピ
家庭菜園を始めてみたいと思ったことはありませんか? 初心者だから、知識がないからと諦めている人も多いはず。そんな人におすすめしたいのが、短期間、かつ簡単に育てられる野菜「パワーベジタブル」。本記事では、常備菜にもおすすめな中国野菜、「タアサイ」の栽培法からおすすめの調理法まで一挙にご紹介しちゃいます!
目次
チンゲン菜の仲間「ターサイ」の特徴
「ターサイ」は食卓でおなじみのチンゲン菜同様、中国野菜の仲間。βカロテンをはじめ、むくみ予防になるカリウムや美肌に必須なビタミンK、カルシウムや鉄分など、さまざまな栄養素が含まれており、生活習慣病の予防にぴったりの葉野菜です。
春まきと秋まき、両方の栽培方法があり、秋に育てると、花びらのように葉が大きく広がるのが特徴。種まきから約1ケ月半で、収穫ができるので、家庭菜園の初心者でもチャレンジしやすい「パワーベジタブル」です。さっそく、育て方と収穫のポイントをみていきましょう!
ターサイの育て方と収穫のポイント
栽培に必要なもの
栽培に必要なものは以下の5点。この他にシャベルやバケツがあると、作業がスムーズです。
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- プランター……幅65cm×奥行き20cm×深さ20cmの標準サイズのもの
- 鉢底ネット……底穴に合わせて大きさを調整できるシートタイプがおすすめ
- 鉢底石……培養土の下に敷くと水はけが良くなり、根の成長も早まる
- 培養土(元肥入り)……あらかじめ肥料が入っているものを選ぶのがポイント
- 化学肥料……窒素、リン酸、カリの3要素が同量含まれるものが便利
収穫までの基本作業
- プランターの底穴を鉢底ネットでふさぎ、その上から鉢底石を敷く。
- 培養土を、プランターの上から2cmくらいまで入れる。
- 細い棒などで、土に深さ1cmほどの溝を作り、そのライン上に種をまく。(1粒1cm間隔で。)まき終えたら土をかぶせ、平らにならしてから水やりをする。
- 双葉が出てきたら、混み合っている部分や成長の遅い芽を間引いていく。間引きの目安は3回。最終的に株間が20cm(プランターに3株程度)になるように。
- 1株の葉が3~4枚の頃から追肥スタート。2週間に1回程度、プランター1つあたり10〜15gの化学肥料をまき、水やりをする。追肥後は、根本に土を寄せる。
- 葉の広がりが30cm程度になったら、地際から株ごと切る。
おすすめの種はこちらの2点!
おすすめの種はこちら!左は「タアサイ」タキイ種苗、右は「タァツァイ」サカタのタネのものです。
種から育てるポイントは?
種まきから収穫までは、おおよそ50日。ターサイには、寒さに当てることで甘くおいしくなる性質があり、これを“寒じめ”と呼びます。収穫に適したサイズになっても、採らずに1~2週間“寒じめ”するのがポイントです。
採れたてターサイをおいしく食べるおすすめレシピ!
収穫したターサイは、常備菜として大活躍!アクの強そうな見た目ながら、実は調理のしやすさもおすすめの理由です。みずみずしい葉と茎の食感を、ご堪能あれ。
電子レンジで簡単!「ターサイと海老のからし和え」
- 材料(2人前)
- ターサイ ……80g
- 塩 ……少々
- 海老 ……4尾
- 酒 ……大さじ1
- 和からし ……小さじ1/2
- マヨネーズ ……大さじ1 1/2
作り方
1. ターサイは 4cm幅に切って塩をふり、ギュッと力を入れて揉む。しんなりとしたら、しっかりと水気を切る。海老を酒を耐熱容器に入れて、ふんわりとラップをかけ、電子レンジで約1分加熱する。火が通っていなければ再び30秒ずつ加熱して殻をむく。
2. 1を混ぜ合わせて器に盛り、和からしとマヨネーズを混ぜたものをかける。和えてから持っても良い。
シャキシャキな食感がおいしい「ターサイのにんにく炒め」
- 材料(2人前)
- ターサイ ……100g
- にんにく ……1片
- ごま油 ……小さじ2
- 輪切りとうがらし ……少々
- オイスターソース ……小さじ1 1/2
作り方
1. ターサイを5cm幅のざく切りにする。にんにくは、みじん切りにする。
2. フライパンにごま油ととうがらし、にんにくを入れて熱し、香りがしてきたら強火に。ターサイを入れてさっと炒め、油が全体に回ったらオイスターソースで味を調える。
おいしく育てよう!
パワーベジタブルは、
- 生命力が強い
- 栄養価が高い
- 育てやすい
という、三拍子がそろった野菜です。少量でも栄養価が非常に高く、購入するとやや高価ですが、自分で育てれば手軽に手に入るのも嬉しいですよね!
なかでも「ターサイ」はシャキシャキな食感と苦みに、薄味でも大満足できる食材です。おいしく育てて、おいしい料理にも、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。