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家事
津久井 玲子

お風呂掃除は毎日が楽!習慣づけてお風呂ピカピカに

「毎日お風呂掃除するのは大変」、そう思っていませんか?毎日ちょっと掃除するだけで浴室の汚れ方は全く違ったものになるため、結果としてお風呂掃除に取られる時間は短くてすむようになるのです。毎日のお風呂掃除を習慣づけるコツをご紹介します。

お風呂掃除を毎日するのは大変?

「お風呂掃除を毎日する」と聞くと、1から10までの本格的な掃除を思い浮かべるかもしれません。しかし、実際に掃除をする時間はそんなに長い時間ではなく、コツさえつかめば数分ですみます。

 

毎日その数分間というわずかな時間のお風呂掃除をすれば、本格的な掃除は週に1度やれば十分です。つまりトータルでお風呂掃除にかける時間は短くなります。そんな毎日ちょっとだけのお風呂掃除を習慣にしてみませんか?どんなことをしたらよいのか具体的にご紹介します。

 

 

お風呂掃除しやすい環境を整える

毎日のお風呂掃除を習慣にするためには、お風呂掃除をしやすい環境を用意することが大切です。毎日のお掃除をしやすくするために必要なことをまとめてみました。

 

余計なものを片付ける

 

浴室内には体を洗うための物から掃除道具まで、ありとあらゆるものを置いていませんか?お風呂に置くものは必要最低限にして、そのほかの物はスッキリと片付けてしまいましょう。物が少なくなるとお風呂掃除もしやすくなります。

 

物の間は空ける

 

隣接しあった物同士の間には、汚れが溜まりやすくなってしまいます。汚れを溜めないためにも、なるべく物と物の間は空けて置くようにしましょう。掃除のしやすさにも影響するので、物の置き方を工夫してみてください。

 

掃除道具は身近に

 

掃除道具が遠くにあったら、取りに行くのも億劫(おっくう)に感じてしまいます。そのため掃除道具はなるべく近くに置くようにしましょう。手に届きやすい場所に吊るしておくと掃除道具を取りやすいだけでなく、早く乾きやすいことから衛生面も両立できるのでおすすめです。

 

 

お風呂掃除は入浴後すぐ

 

 

「毎日のお風呂掃除って一体いつすればいいの?」と思うことでしょう。お風呂掃除に一番適したタイミングは、「入浴後すぐ」です。入浴直後は汚れがまだ浮いているため、ちょっとした作業で定着を防ぐことができます。

 

ではどのような作業をすればよいのでしょうか?それぞれやっておきたい作業内容をまとめました。

 

浴槽

 

普段のお風呂掃除と同じように、スポンジと洗剤で内側と外側を磨きます。汚れがふやけているので簡単に汚れを落とせ、苦労することはありません。

 

 

床も浴槽と同様にスポンジと洗剤で手早く磨きましょう。皮脂汚れや石鹸カスも簡単に落とすことができます。汚れが溜まるのを防げるので後の掃除も楽です。

 

 

床を掃除する前に壁に50℃ほどの熱めのお湯をかけて、体を洗うときに飛んだ泡などの汚れを流します。床を掃除した後に今度は20℃以下の冷たい水を壁と床全面に掛けるようにして、壁と床の温度を下げてください。こうすることでカビの繁殖をある程度抑えることができます。

 

 

スクイージーで水切りして拭き上げる

カビやぬめりを抑えるためには湿度の管理も大切です。基本的な汚れを落としたら、次は湿度対策を始めましょう。

 

まずはスクイージーを使って壁や鏡、カウンターや浴槽の全面、扉と、水切りできるところのすべての水気を取り除いていきます。ただしスクイージーでは大方の水気は取り除けても完全に取り除くことはできません。そこでマイクロファイバータオルで残った水滴を拭き取ります。

 

スクイージーで水切りする前にタオルで拭き始めると、すぐにタオルがぐっしょり濡れてしまうため、効率が悪くて作業がはかどりません。毎日のことだけに、効率よく素早くすむよう工夫することも大切です。

 

水滴は少しでも残さない方がカビやぬめりなどの汚れの発生を防げます。壁や床、浴槽、鏡などはもちろん、手すりや水栓、風呂の蓋や椅子、洗面器、ボトルなども丁寧に拭き取りましょう。ボトルラックは溝やくぼみの少ないものに変えておくと、手間を少なくできます。

 

最後に排水口のゴミを捨てれば毎日のお風呂掃除は完了です。浴室内に湿気を残さないために、換気扇を回すことを忘れないようにしましょう。

 

お風呂場に必要最低限の物だけを置き、スクイージーで先に水切りをしてからタオルで拭けば、意外と短い時間ですべての作業を終わらせることが可能です。毎日根気よく続けて慣れてしまえば、わずか10~15分でお風呂掃除を終えることができるようになります。

 

 

週末には念入りにお風呂掃除を

 

毎日のお風呂掃除でカビやぬめり対策をしていますが、週に1度は洗い残した汚れを取るために丁寧にお風呂掃除をおこないましょう。結露しやすいバスルームの窓にアルコールスプレーをして拭き上げ、カビ対策をおこなうのもおすすめです。

 

毎日拭き上げしていても洗剤では洗っていない風呂の蓋や椅子、洗面器などは、お風呂用洗剤を使って丁寧に磨きましょう。壁と床が接している部分や排水溝など、汚れが残りやすい場所はカビにも注意が必要です。念入りに掃除をするようにしましょう。

 

おわりに

毎日お風呂掃除をすると聞くと面倒そうに感じますが、実際にやってみるときっと思ったよりも楽に感じることでしょう。しかも本格的なお風呂掃除は週に1回ですむのです。毎日のひと手間で快適なお風呂を楽しんでください!