- 小松﨑裕夏
- フリーランスの編集・ライター。青森県出身、東京在住。「暮らし方」「働き方」「クラフト」などをテーマに、企画や書くことを生業としています。
趣味はトレッキングで、遠くのステキ山にハマり中。
家事
【プロ監修】ズボンのたたみ方!きれい収納のコツ伝授
スーツ用やジーンズ、チノパンなど、意外とかさばるズボン(パンツ)のたたみ方を整理収納アドバイザー・村上直子先生に教えてもらいました。しわを少なく、小さくたためるから、収納スペースの節約に役立つこと間違いなしですよ!
ズボン(パンツ)のたたみ方
「収納ボックスに上手におさめられない」「シワになっちゃう」と悩んでいる方は、ズボンのたたみ方が間違っているからかも。ここで紹介するたたみ方をマスターして、収納美人を目指してくださいね!
ストレートタイプのズボンのたたみ方
- ズボンのボタンやチャックをすべて閉じ、表身ごろを表にして広げる。
- おしり側が表になるようにズボンの中央で半分に折りたたむ。
- ズボンのおしりの出っ張り部分を内側に折る。これがズボンをすっきり収納するたたみ方のポイント。
- ズボンの裾を持ち上げて、ウエストに向けて二つ折りにたたむ。
- 3で折りこんだおしりの出っ張りのすぐ上(★)をおさえる。
- 5の★の部分をおさえたまま、ここを起点にズボンの下部分をウエストに向けて折りたたむ。
- ウエストに向けて二つ折りにたたんで完成。きれいな四角に仕上がり、収納しやすいのが嬉しい!
【便利グッズ!洋服たたみボード/amazon】
- ボードに洋服を置き、パタパタと動かすだけで、一定の大きさにたためる便利グッズ。ズボンやTシャツ、ワイシャツなどに使えます。「洋服たたみボード」
ワイドタイプのズボンのたたみ方
- ワイドタイプのズボンの表身ごろを表にして広げる。ボタンやチャックがある場合はすべて閉じて。
- ズボンのおしり側が表になるように中央で半分に折りたたむ。
- さらに中央で半分に折りたたむ。
- おしりの出っ張り(★)をおさえます。
- 4の★の部分をおさえたまま、ズボンのウエスト側を裾に向けて折りたたむ。
- 裾に向けて二つ折りにたたんで完成。薄手タイプのズボンは、ふんわりたたんでシワ防止!
【ズボン(パンツ)の収納術】
厚手のズボンは立てて収納するのがベスト。折り目を上にすると崩れにくくて見た目もすっきりします。薄手のズボンは重ねて収納しましょう。ただし、重ねすぎるとシワがつくので、3枚までを目安に。
【プチプラ家電!ハンディ―アイロン】
- たたみジワがどうしても気になるなら、ハンディーアイロンが便利。軽量だから、忙しい朝でもサッとシワを伸ばせますよ。「ハンディ―アイロン&スチーマー」
ズボンをなかなか上手にたためない原因はズバリ、“お尻の出っ張り”にあり! 今日から取り入れて、収納上手を目指しましょう。
撮影/大滝央子
- 村上直子整理収納アドバイザー。各メディアで収納のアイデアを紹介するほか、個人宅の整理収納代行サービスなどを行っている。骨格スタイルアドバイザーとしても活躍。著書に『子どもとすっきり暮らすシンプル収納ルール』(PHP研究所)。