- 佐藤 恵子
- 4匹の犬たちと、里山暮らしを楽しんでいます。趣味は一人旅、温泉、読書、お菓子作り、籠編みなど多岐に渡ります。自分の好奇心をエネルギーに、皆さんのお役に立てる記事をお届けしたいと思います。
いちごのカロリーと栄養素を徹底解説!
日本人は世界で最もいちご好きな国民だそうです。可愛くて美味しくて、なくてはならないフルーツの一つと思っている女子も少ないないでしょう。でも、甘いいちごのカロリーが、気になりませんか?そこでいちごのカロリーと、いちごの栄養について調べてみました。
いちごのカロリーについて
普通にスーパーで見かけることの多いいちごは、中粒サイズといわれるものです。このサイズのいちごのカロリーは、一粒5kcal前後です。これって、もうカロリーは無いに等しい感じでしょうか。
ちなみに5kcalを消費するには、掃除機を45秒かける程度の運動量です。
ただ、いちごは一粒というわけにはいきません。いちご狩りに行けば、元を取るどころか、さらに上を目指してお腹いっぱい食べてしまいます。スーパーで買ったいちごを、1パックまるごと食べちゃうという人も、いるかもしれません。
そこで、いちごの粒の大きさ別とパックごとのカロリーを紹介します。
いちごの大きさ別のカロリー
いちごの大きいものは、小さな子供の手のひらサイズになる超特大サイズのものがあります。しかし一般的には出回っていませんので、普通に食べることができるいちごのサイズでカロリーを紹介します。
- 特大いちご:重さ50g前後・17kcal前後
- 大粒いちご:重さ15g~25g・5kcal~7kcal
- 中粒いちご:重さ10g~15g・3kca~5kcal
- 小粒いちご:重さ6g~10g・3kcal
いちごは酸味があることで、思ったほど食べられないというパターンもあります。特大サイズを100粒も食べたら、1700kcalとなり、成人女性の1日必要なカロリーに近い数字になってしまいますが、この量を食べられる人は特殊な人だけではないでしょうか。
いちごのパックごとのカロリー
パック詰めイチゴは、イチゴの大きさによって数量が変わってきます。それを踏まえて、1パックあたりのカロリーを紹介します。
- 大粒いちごパック:重量300g前後・100kcal前後
- 中粒いちごパック:重量260g前後・90kcal弱
- 小粒いちごパック:重量220g前後・80kcal弱
いちごのパックを1パック全部独り占めしたとしても、カロリーは100kcal前後です。この100kcalをほかの食べ物に置き換えてみると、バナナなら2/3本、ポテトチップスなら10枚、りんごなら半分程度に相当します。
カロリーを気にせず食べることができる果物といってもよい、カロリーの低さではないでしょうか。
いちごの栄養はビタミンC以外にはなに?
いちごはビタミンCが豊富というのは、周知のことです。が、それ以外の栄養素については、あまり知られていないように思います。そこで、いちごが持っている栄養素とミネラルを紹介します。
いちごのビタミン類
いちごに含まれるビタミンC以外のビタミン類を紹介します。
特に多いのが葉酸、ついでパントテン酸、ビタミンE、ナイアシンとなります。微量ながら、ビタミンB群も含んでいます。
葉酸は、胎児がいる女性には特に必要なビタミンです。新しい赤血球と作ったり、DNAの合成に重要な働きがあることが知られています。
パントテン酸は、水溶性ビタミンで、エネルギー代謝に不可欠な成分です。ホルモンや免疫抗体を作る際も必要な成分であることから、健康維持に欠かせないビタミンといえるでしょう。
いちごのミネラル類
いちごに含まれるミネラルは、モリブデンが突出して多く、ついでカリウム、リン、カルシウム、マグネシウムなどが含まれます。
モリブデンは、別名血のミネラルともいわれほど造血に関わる作用があり、一方で有毒物質を体外に排泄する働きを助ける重要な酵素です。
いちごのカロリーが低いというメリットを生かした食べ方
いちごの色素には、アントシアニンというポリフェノールが含まれており、体内の脂肪を分解する働きがあることは知られれいます。エネルギー代謝に関わるパントテン酸も豊富に含み、酸味を持つものが多いことから、少量でも満腹感が得やすいというメリットもあります。
こうしたいちごのメリットを合わせて考えると、一番おすすめのいちごタイムは、小腹が空いたときのおやつです。カロリーも気にせず食べられて、いちごゆえの満足感や幸せ感も得られると思います。
おわりに
いちごのカロリーが、思った以上に低いことで、内心ほっとした人もいたのではないでしょうか。美容や健康に欠かせない栄養素や酵素も多いいちごですから、これからは何も心配せずに大人食いしてしまいしょう。