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家事
津久井 玲子

掃除道具は手作りできる!捨てるものを簡単リメイク

掃除道具は全て買ってそろえていませんか?掃除道具は家庭にあるもので簡単に作れるものも多いです。本来の使用目的としては寿命をむかえても、掃除道具としてもうひと働きしてもらえるものも多くあります。便利な手作り掃除道具をご紹介します。

捨てる前にもうひと働き!手作り掃除道具に作りかえる

掃除道具というと買ってくるものと思っていませんか?実は普段家で使っているもので、簡単に作ることができるものが多くあるのです。

「もう使えなくなったからあとは捨てるだけ」と思っているものの中にも、掃除道具としてもうひと働きしてくれるものもあります。

手作りの掃除道具の中には、市販品では届かない場所を掃除できるものもあるのです。簡単に作れて便利な手作り掃除道具をご紹介します。

 

割りばし・綿棒・輪ゴムだけ!隙間用の掃除道具

 

雑巾やスポンジなど、定番の掃除道具が入らない狭いすき間の掃除に困ることはよくあります。そのような狭い場所には歯ブラシがよいとよく紹介されますが、その歯ブラシですら入らないすき間もあるのです。

 

そのようなすき間にぴったりな掃除道具を、家にあるもので簡単に作ることができます。用意するものは、割っていない割りばしと綿棒、輪ゴムの3つです。作り方も簡単なので、材料を用意して作ってみましょう。

 

割りばしは割らないまま、開く側の先に綿棒を挟みます。綿棒をしっかり固定するために、2か所を輪ゴムでしっかり縛って完成です。

 

綿棒は両端を使うことができるため、片方が汚れても、差し込みなおせばもう片方で掃除できます。1本の綿棒で2回使うことができるのもこの掃除道具の便利な点です。

 

プロも使っている掃除道具で、風呂場のレールやトイレの便器回りなどに重宝します。

 

 

ホコリ用の掃除道具!フワフワなプチはたき

 

パソコンのキーボードやテレビをはじめとしたAV機器は、凸凹も多くてホコリがたまりやすい家電です。しかしいろいろと繊細さをもった家電でもあるため、掃除のしにくい家電のひとつといえます。

 

そんな時に便利なのが、荷造りでよく使うポリプロピレン製のひもで作ったプチはたきです。

 

荷造りのひもは100円ショップでも売っているため、コストもかからず作れます。プチはたきの材料として用意するものは、荷造り用のポリプロピレン製のひもとラップの箱、はさみ、輪ゴム1個、10cmくらいの棒です。

 

棒は持ち手にするため、使い終わった歯ブラシの柄でもかまいません。

 

作り方はまずひもをラップの箱に緩めに30回ほどまきます。この時緩めにまいておくと、取り外しやすくて後々楽です。長さをあわせるために、まず10回くっつけるように巻いたら、続けてその上に重ねて10回まき、再び戻るように10回まくようにします。

 

ひもをまきおわったらラップの箱から崩れないように注意しながらはずし、真ん中を輪ゴムでしっかり止め、持ち手の棒に固定してください。続けてひもの輪の部分をはさみで切りわけます。

 

切り分けたひもの1本1本を細かく裂けば、静電気の力でほこりを吸い取るプチはたきが完成です。はたきの部分は水洗いができるだけでなく、はたきの部分だけ作り直して付け替えれば何度でも使えます。

 

 

針金ハンガーとパンストだけ!簡単掃除道具

 

食器棚などのすき間やテレビ台や冷蔵庫の下などは、ホコリがたまっていてもなかなか掃除しにくい場所の1つです。掃除機のヘッドも入らなければ、家具そのものを動かすのにも手間がかかります。そんなやっかいな場所は、針金ハンガーと伝線したパンストでキレイに掃除しましょう。

 

作り方は簡単です。針金ハンガーにあわせてパンストをカットします。上手にカットできるようになると、1足で4~5つ分とれるようになるので工夫してみましょう。後はカットしたパンストを針金ハンガーにかぶせるだけです。

 

この時に強く引っ張りすぎると、伝線しやすくなるだけでなく、場合によっては破れてしまいます。優しく丁寧にかぶせるようにしましょう。

 

使うときにはまず手でこすって静電気を発生させます。そのあと掃除したいすき間にさしこんでから、ゆっくりと動かすようにしましょう。静電気がホコリやゴミを吸着してくれるので、かんたんに掃除することができます。

 

 

パンストは万能な掃除道具?

 

パンストはこのほかにも掃除道具として有効活用できます。掃除機のヘッドにかぶせるだけで、毛足の長いじゅうたんなどをはじめ、布団も掃除機をかけられるのです。

 

わざわざ布団用の掃除機ヘッドを買う必要がないのは、経済的にも大きな助けになってくれます。さらにパンストが巻き込みを防いでくれるため、カーテンもそのまま掃除機掛けをすることができて便利です。

 

パンストの目は細かいですが、掃除機のヘッドにかぶせて使ってもホコリやダニはしっかりと吸い取れるので、安心して使えます。

 

さらにパンストは、蛇口や水回りの水垢とりにも重宝します。目が細かいため研磨力があり、それでいて生地が柔らかいため傷もつきません。スポンジでは入らない部分にも届くため、隙間にたまった汚れもキレイにかきだしてくれます。

 

鏡のしつこい水垢汚れも、重曹をつけて磨くだけでピカピカに磨き上げてくれる、とても便利な掃除道具です。

 

 

おわりに

自宅にあるものの中には、掃除にとても便利なものが数多くあります。ちょっとした工夫で捨てようと思っていたものまでが、立派な掃除道具に早変わりするのです。プロでも専用の掃除道具以外に、ご紹介したような手作りの掃除道具を使っています。

手作りの掃除道具を使って、これまであきらめていた場所もすっきりキレイに掃除してください!