
- Pacoma編集部
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ベランダでも狭い庭でも大丈夫!たった一畳のスペースでも、プランター1個でも、野菜を植えればそこがあなたの家庭菜園です。本記事では、常備菜として欠かせない野菜「大根(ダイコン)」の育て方をご紹介します。採れたては、まるでフルーツのような甘い味わいが楽しめますよ!
目次
大根(ダイコン)は、キッチンの常備菜として欠かせない野菜ですよね。育て方は一見難しそうですが、実は簡単!12月中に種をまけば3カ月後には立派なダイコンが収穫できるんです。
品種も多く、味や収穫期も違うので、数種類植えて変化を楽しむのもおすすめです。収穫時に、地面からグイッと引き抜く感覚は病みつきになるかもしれませんよ。
「ダイコン」の栽培カレンダーを見ていきましょう!
《POINT #01.タネまきは、深く耕した土に 透明マルチを張って》
丸い植え穴の中央に指を差し込み、深さ2cmくらいのまき穴をあけます。1つの穴に4~5粒の種をまいたら畝の外の湿った土をすくい、種をかぶせましょう。土の上をしっかり押さえます。水やりは不要。
《POINT #02.幼苗期は冬でも害虫に注意!防虫ネットをトンネルがけに》
ダイコンの生育期は、害虫も活発に活動します。特に幼苗期の害虫による食害は深刻なダメージが!タネまきしたらすぐに防虫ネットで育てます。
ネットの裾部分は周囲を土で押さえます。ネットの上にビニールのトンネルがけをすればより安心です。
《POINT #03.タネまきから3、4週間後に間引きと追肥を同時に》
種まきから3~4週間後、草丈が20cmくらいになったら生育のいい株を1本残して間引きをします。追肥は、1株につき10~15粒ほど株元に化成肥料を。作業が終わったら防虫ネットをかけます。
《POINT #04.おいしく食べるには 収穫期を逃さないように》
根の直径がその品種のおすすめの太さになったら収穫の適期です。適期を逃すと根が割れたり「ス」が入ったりするので遅れないように注意して。収穫は葉の根元をまとめて持ちまっすぐ上に引き抜きます。
《CHECK!!同じダイコンでも個性があるんです》
左から青首ダイコン(夏つかさ)、練馬ダイコン、白首ダイコン (おふくろ)。長さも太さも全く違います。あなた好みの品種をチョイスしてみては?
プランターが70cm幅なら2本植えですが、ミニダイコンや辛味ダイコン、中身が赤い紅芯(こうしん)ダイコンなら株間20cmくらいでOKです!深さは40cm以上あるものを用意しましょう。
本数が少なくてもよければ「深いポリバケツ」などでも大丈夫です。
採れたてのダイコンは切ってそのまま食べるのがおすすめです。この食べ方は、自作の畑で採りたてならではの醍醐味でしょう。甘くてフルーツ感覚のおいしさに感動するはず。ぜひトライしてみてくださいね!