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家事
津久井 玲子

バスマジックリンでこすらないお風呂掃除をする!使い方のコツ

毎日かがんでお風呂掃除。腰に負担がかかって大変な作業です。バスマジックリンでお風呂掃除をしている方は多いでしょうが、正しい使い方はしていますか?実はこすらないでも汚れが落とせるのです。バスマジックリンで楽するコツをご紹介します。

バスマジックリンはこすらないでも大丈夫?

バスマジックリンがこすらないでも汚れが落ちるように改良されたのは、花王によると1995年といいますから、かなり以前のことになります。

 

しかし、口コミをはじめとして花王自らが行った調査でも、8割以上「こすっている」とか。

 

こする理由には、やはり「落ちたかどうか不安」という回答のほかにも、「こすらないと掃除した気にならない」や「こすりたい」といったものもあるといいます。では真実はどうなのでしょうか?

 

実はバスマジックリンにはたんぱく洗浄成分が含まれ、泡が汚れに密着することで成分が浸透するようにできています。そしてこれらの洗浄成分が汚れを分解して引きはがし、後はこすらないでもすすぐだけでキレイになるというわけです。

 

ただし、もちろんすべての汚れを確実に落とせるかといえば、そのようなことはいい切れません。溜まってこびりついてしまった汚れを落とすためには、やはりこすらなければならないこともあります。毎日のこまめなお風呂掃除を心掛けることが大切です。

 

 

こすらないバスマジックリンは?

いくつもの種類の中から、こすらないでもよいのはどのバスマジックリンなのか、迷ってしまう方もいることでしょう。

 

液体タイプは、スポンジなどの掃除道具に含ませてから、こすり洗いをするのに適した商品です。つまり、こすらないで汚れを落とすなら、泡スプレータイプを選べばよいということになります。

 

ではその中でもどれがよいかというと、それは香りの好みや実際に使ってみた上で、手になじむものを見つけるのが一番です。こすらないで汚れを落とすという点ではすべての商品にいえることなので、安心して選んでみてください。

 

 

バスマジックリンでこすらないで落とす使い方

バスマジックリンでこすらないで落とすにも、使い方が大切です。まずは温水シャワーでバスタブを温めながら、全体を濡らしていきましょう。汚れがゆるみ、洗剤が浸透しやすくなります。

 

続けてバスマジックリンを吹きかけますが、ここで間違った使い方をしている方が多いようです。バスマジックリンを吹きかける時には、広泡ノズルに切り替えてから吹きかけます。そうすることで、より広い範囲に泡が広がるようになるのです。

 

さらに使い方で多い間違いが、吹きかけるバスマジックリンの量。1平方メートルあたり、9プッシュです。一般的なバスタブに換算すると、全体で約27プッシュほどが正しい使い方になります。

 

中には「そんなにも使うの?」と思う方もいることでしょう。こまめに掃除をしている方ならば、泡をスポンジなどを使って広げてもよいですが、メーカー推奨の使い方をした方が確実です。手間を減らす必要経費と思って、しっかり泡を吹きかけてください。

 

泡を吹きかけたら20~30秒ほど放置して、泡を汚れになじませたらシャワーで上から水圧も利用して洗い流します。これだけでこすらなくてもバスタブはキレイになり、腰に負担もかかりません。

 

 

バスマジックリンでこすらないで落とすコツ

バスマジックリンをいかに正しい使い方をするかも大切ですが、こすらないで汚れを落とすためにはいくつものコツがありました。改めてコツをまとめてチェックしてみましょう。

 

泡は汚れを包むようにたっぷりと

バスマジックリンの洗浄成分を浸透させるためにも、泡で汚れを包み込む必要があります。そのためにも1平方メートル当たり9プッシュと、バスタブ全体に泡が広がるような使い方をすることが大切なコツです。

 

これだけたっぷりと泡を吹きかければ、バスタブ全体についた汚れを、残すことなくすっぽりと包み込むことができます。特にバスタブ内にお湯を溜めた時に水面に当たる喫水線には、しっかりと泡を吹きかけてください。ここが一番汚れやすいためです。

 

十分に泡をかけて汚れを包み込めば、喫水線をこすらないままにただお湯で流しても、汚れはスッキリ落ちます。流した後に指でこすって確認してみると、このコツの重要性がよくわかることでしょう。

 

お湯で温める

汚れは温めた方がゆるんで、洗剤がなじみやすくなります。バスマジックリンを吹きかける前にお湯を十分にかけて温め、汚れをふやかしてから泡で包み込むのも大切なコツです。バスマジックリンが効果を発揮しやすくすることもできます。

 

広泡ノズルでスプレー

バスマジックリンのボトルについているノズルは、泡がまとまって出る通常ノズルと、泡が広範囲に吹き出る広泡ノズルとで、それぞれ状況にあった方に切り替えられるようになっています。

 

バスタブ全体を泡で包み込むため吹きかけるには、広泡ノズルが適切です。ついつい忘れがちなことですが、効率のよい使い方をするためには必要なコツです。バスタブについた汚れのすべてを、泡で包み込むようにしましょう。

 

汚れを溜めない

いくらバスマジックリンでも、こびりついてしまった汚れはこすらないと落とせません。こまめにバスタブを掃除して、汚れを溜めないようにするのも大切なコツです。

 

通常の入浴でバスタブにつく程度の汚れなら、泡を吹きかけるだけでも十分に落ちます。手間や、掃除で体にかかる負担の差を考えても、バスタブに汚れを溜めないように心掛けましょう。

 

 

おわりに

バスマジックリンは、使い方のコツを守ってこまめにお風呂掃除をしていれば、掃除の負担を大きく減らしてくれます。こすらなくても汚れが落ちる。こんな楽なことはありません。

 

ちょっとしたコツでお風呂掃除が楽になる。バスマジックリンで毎日お風呂をリセットして、快適なバスタイムを満喫してください。