- 三輪礼子
- ハンドメイドとキャンプが好きな主婦ライターです。趣味の時間を確保するため、家事の時短を日々研究中。役立つ情報や、モノづくりのたのしさを共有できるような記事を目指しています。
ウッドデッキの下にも収納したい!注意するポイントとは?
ウッドデッキ下の収納に向いているものや、向いていないもの、気を付けておきたいポイントなどを紹介しています。収納として使っていない方はもちろん、すでに収納している方も、間違った使い方をしていないか要チェックです。
ウッドデッキ下の収納に向いているものは?
ウッドデッキは屋外にあるので、なんでも収納できるわけではありません。物置のように雨や風を防ぐことができないので、収納するものや、収納方法には注意が必要です。しかし、ポイントをおさえればリビングから近い便利な収納になります。
ウッドデッキ下の収納にむいているもの
ウッドデッキの下は湿気が溜まりやすく、外気温に影響されやすい環境です。夏は高温になり、冬は氷点下になることもあります。
そんなウッドデッキ下の収納に向いているものは、基本的に屋外で使用するものです。
- タイヤ
- アウトドア用品
- おもちゃ
- ガーデニング用品
- DIY用品
- スポーツ用品
- 洗車道具
- 日用品のストック
逆に、湿気や寒暖差の影響に弱いものの保管には向いていません。
- 布や革を使ったもの
- 食品
- 紙製品(本や写真など)
しっかりケースなどに入れても、野外で保管すると湿気や結露の影響でカビが発生しやすい環境になります。アウトドア用品でも、テントやタープ、寝袋などの布製品は、屋外の保管には向いていません。
使おうと出してみたら、カビが発生して使いものにならなかった…なんてことも。とくに屋根のないタイプのウッドデッキでは、雨が降ればウッドデッキの下にも雨水が入り、晴れても日が当たらないので、湿度が高い状態が長く続きます。
使用頻度の低いものは、変化に気付きにくいので注意しましょう。トイレットペーパーなどの日用品をまとめ買いする方は、雨対策さえすれば、ウッドデッキ下の保管に向いています。
定期的に入れ替えるので、状態を把握しやすく、場所を取るストック品がなくなり、部屋もスッキリします。
ウッドデッキ下の収納方法
ウッドデッキの下に収納する場合は、防水対策が必要です。ウッドデッキの床部分には隙間があるので、雨が降ればウッドデッキの下にも水が入ります。
そのため、収納ボックスやコンテナに入れて、防水できるようにしておきましょう。ケースの選び方は、水が溜まってしまうものはNGです。凹凸があるものや、フタがたわんでしまうようなものは水が溜まってしまいます。
水が溜まったところで、蚊は産卵します。ウッドデッキの下は目に付きにくいので、水が溜まっていることに気付かず、蚊が大量発生してしまうかもしれません。他にも、ジョウロやバケツ、植木鉢の水受けなどは、注意してください。
ウッドデッキの下に収納する際に注意したいポイント
風の通り道を確保する
ウッドデッキの下は、日が当たらず湿度が高い状態になってしまうことが多いです。湿度が高い状態は、木材を早く傷めてめてしまう原因の一つになります。
ウッドデッキの下にものを収納する場合に注意したいのが、風の通りをふさいでしまうことです。収納ボックスをたくさん並べてしまうと空気の流れが悪くなってしまいます。
すき間を開けて、風の通り道を確保しましょう。ウッドデッキの下がコンクリートなら、キャスター付きのものがおすすめです。出し入れも楽になり、収納ボックスの下も空間があるので乾燥し、虫対策にもなります。
ウッドデッキの下が土や砂利の場合は、プラスチック製のすのこなどを使い、収納ボックスの下に風が入るようにしておくと、湿気と虫の対策になります。
収納ボックスにはものを入れすぎない
ウッドデッキの横から収納ボックスを入れる場合は、中のものを取り出すたびに、収納ボックスを動かす必要があります。そのとき、あまり重いと出し入れが面倒になってしまいます。
重い物を詰め込み過ぎないようにすると、出し入れが楽になるので収納ボックスの大きさや、入れるものを工夫しましょう。
これからウッドデッキを作るなら、床部分に一工夫!
これからウッドデッキを作る方や、ウッドデッキのリフォームを検討しているかたは、床下収納を作ってみてはいかがでしょうか。キッチンやリビングでよく使われている、床に扉をつけて、床下に収納するものです。
収納ボックスなどで防水対策する必要はありますが、収納ボックスを動かす手間がはぶけます。部屋から近い位置につくれば、日用品などを収納しても、アクセスしやすくなります。
また、扉を開けておけば、換気もしやすくなるので、梅雨どきなど雨の多い季節に便利です。ウッドデッキに欠かせない、点検やメンテナンスにも役に立ちます。
おわりに
いくつか注意しなければいけないことはありますが、ウッドデッキの下は大きくて便利な収納になります。子供が大きくなり、ウッドデッキを利用する機会が減ってしまった…なんて方でも、ウッドデッキの下に収納すれば、傷みや異変に気付きやすくなります。
DIYやガーデニングなどの趣味のスペースとして、ウッドデッキを使っている方には、近くに収納があると作業もはかどるのではないでしょうか。ぜひウッドデッキの下も有効に活用して、素敵な空間にしてください。