- 津久井 玲子
- 自分が仕事の中で勉強したことを、わかりやすさ、伝わりやすさに気をつけて書いています。読んでくださった方にとっても、読んでよかった、勉強になったと思える記事を目指しています。
お風呂掃除の道具を浴室に置きたくない人必見!おすすめの収納場所とは
お風呂掃除をする上で、掃除道具は欠かせないものです。しかし、お風呂掃除の時にしか使わない道具を、お風呂場に置きたくないという方も多いのではないでしょうか?そこで、お風呂掃除の道具を収納する方法とメリット・デメリットを紹介します。
お風呂掃除の道具をお風呂場に置きたくない理由
お風呂掃除の道具をお風呂場に置いておけば、お風呂掃除をしたいと思った時にすぐに手に取れて便利なことは間違いありません。しかし、「お風呂掃除の道具をお風呂場に置きたくない」と思っている方も少なからずいるのではないでしょうか?
その理由として「掃除道具があるとかえって不衛生に見える」「お風呂でのんびりくつろげない」「掃除道具そのものにカビが生えやすい」「掃除道具はお風呂に入るには必要ない」などさまざまな意見があります。
実際、お風呂場は湿気がこもりやすいことから、掃除道具であってもそのまま置いておくとカビてしまいます。そのため、「お風呂場に置きたくない」という意見があるのももっともといえるのです。
では、お風呂掃除の道具をお風呂場に置きたくない場合、どこに収納しておくのがよいのでしょうか?おすすめの場所と収納方法をご紹介していきます。
【お風呂掃除の道具置き場】洗濯機横
お風呂場に置きたくないお風呂掃除の道具の収納場所としておすすめな場所が、スペースが空いていることが多い洗濯機の横です。高さも奥行きも洗濯機の大きさと同等なため、収納に困りやすい柄の長いブラシなど、大きめの掃除道具でも収納しやすいメリットがあります。
空きスペースを有効活用できる隙間用のワゴンや引き出しを購入したり、DIYしたりすることで、デッドスペースになりがちな洗濯機横が収納スペースに早変わりするのです。
マグネット式のホルダーを洗濯機に取り付けるという方法もあります。しかし、マグネットの磁力が、家電品である洗濯機にとっては悪影響になることもあるので、取扱説明書で確認してから使うようにしましょう。
洗濯機横のスペースにお風呂掃除の道具を収納するメリットは、デッドスペースの活用だけではありません。
お風呂場に置きたくない掃除道具を整然と収納できるため、見た目の生活感も薄れますし、通気性もそれなりにあるため掃除道具が乾きやすく、道具をお風呂場に置きたくない理由にもあったカビの発生を抑制できます。
ただし、デメリットももちろん存在します。濡れたままの掃除道具を収納すると、水がたれて床が濡れるため傷んでしまったり、足を滑らせて転んでしまったりする危険性もあるのです。水気は拭き取り、スポンジなどは絞るなどして、軽く乾かしてから収納しましょう。
【お風呂掃除の道具置き場】洗面所
洗剤のボトルなどをお風呂場に置いておくと、底の部分がぬめったりカビたりしやすいため、お風呂場には置きたくないものです。洗濯機横の隙間用ワゴンや引き出しの下の段に収納するのもよいですが、やはり洗面台の下が定位置になりやすいのではないでしょうか?
洗面台の下の構造に合わせたラックの中には、スペースの広さに合わせて幅を変えられる製品もあります。引き出しタイプや上に棚が付いたタイプなど、さまざまな形状のものが売られているので、チェックしてみるのもおすすめです。
洗面所に洗面台などの収納場所がない場合は、流しの下につっぱり棒やマグネット、吸盤などを使って、収納スペースをDIYしてもよいでしょう。洗面台よりも通気性もよいので、つっぱり棒に吊るしておけば濡れたスポンジやブラシなども乾きやすいです。
人目につかないように隠したい時には、つっぱり棒にS字フックをかけて、ちょっとしたカーテンを取り付ける方法もあります。軽い素材ならば両面テープで取り付けることもできますが、賃貸などの場合にはつっぱり棒の方がおすすめです。
洗面台の下にお風呂掃除の道具を収納するメリットは、扉を閉めたりカーテンを取り付けたりすることで洗剤を隠せること。
生活感をなくしやすく、元からある空間を活かすだけなので、用意するものが少ないのもメリットです。
一方のデメリットとして、洗面所で使うその他のものと一緒に収納しなければならないことが挙げられます。
動きやすさの確保のためにも、生活感を出さないためにも、床にまで掃除道具を置きたくないものです。
収納スペースに合わせ、洗剤のストックは必要最小限にする、掃除道具はなるべくコンパクトに収まるものを選ぶなどの配慮が必要です。
浴室以外に掃除道具の置き場所がない場合
洗濯機の横や洗面台に収納する方法について紹介してきましたが、住宅によっては「ユニットバスで洗面台と浴槽がセットになっている」「洗濯機の収まりがよくて空きスペースがない」「洗面台の下だけでは収納が間に合わない」などの場合もあるでしょう。
その場合には、お風呂掃除の道具をお風呂場に置きたくないとはいえません。お風呂掃除の道具の置き方を工夫してみましょう。
お風呂掃除の道具をお風呂場に置きたくない主な理由は、生活感が出ることとカビ対策、お風呂場の見た目の清潔感が損なわれることです。掃除道具の置き方を工夫すれば、これらの問題は解消できます。
お風呂掃除の道具は、生活感やカビを防ぐためにも、目に入って清潔感が損なわれるのを防ぐためにも、吊るして収納するのがおすすめです。
まずはお風呂場の壁にマグネットが付くか確認してください。マグネットが付かなかった場合は、取り付けられているタオルハンガーを活用します。スプレータイプのボトル洗剤なら、タオルハンガーにハンドルを引っかけるだけです。ほかはフックで吊り下げます。
見た目にも整然として生活感が薄れ、清潔感も損なわれません。床に置いている時と違って乾きやすく、カビも発生しにくくなります。
「タオルハンガーはほかで使いたい」という場合は、バスラックもおすすめです。高さもさまざまなので、自分が求める高さのラックを選べます。お風呂掃除道具以外にも床に置きたくないものが多い場合には、段数にもこだわってみてください。
バスラックはお風呂掃除道具専用でなくてもよいです。掃除道具は脇にS字フックなどを利用して掛ければ、シャンプーなどを床や棚に直置きせずにすみます。耐水性の高い素材のものを選べば長く使え、掃除の時にはものを移動する手間も省ける点でもおすすめです。
マグネットが付くようならば、マグネット式のフックを取り付けて吊るしましょう。お風呂掃除の道具が視線に入ると気になるのであれば、高い位置にフックを取り付けて吊るせば目に入りにくくなります。
吊るす収納は水切れがよくなるために、乾燥も早くなるのでカビ予防にもうってつけです。フックを購入する際には耐荷重に気をつけてください。特にお風呂掃除の道具は水に濡れる分だけ重くなるので、耐荷重の高いものがおすすめです。
また、お風呂場に掃除用具を置く際は、色をそろえて統一感を出すことがポイントの1つ。
お店にはカラフルなお風呂場掃除の道具が並んでいますが、さまざまな色味のものを並べて置くと、生活感たっぷりのすっきりしない空間となってしまいます。
生活感を抑えた空間にするなら「白」で統一するのがおすすめ。シャンプーなども同じ白系のボトルに入れ替えてしまえば、よりすっきりと統一感を出すことができます。
おわりに
お風呂掃除の道具は、生活感や清潔感といった見た目から受ける印象だけでなく、カビ予防などの衛生面からも、お風呂場以外のところに収納する方がよいといえます。取り出しやすさや乾燥のさせやすさにも注意が必要なので、なるべく使いやすい場所を選びましょう。
それでもお風呂場以外に収納する場所がない場合には、掃除道具を置きたくないといっていられません。お風呂場に掃除道具を置いても気になりにくく、より衛生的に保てる工夫が必要です。ここでご紹介したことを参考にして、気持ちよいバスタイムを楽しんでください。