お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
家事
佐藤 恵子

効率的な大掃除には順番が重要!事前準備のポイントも

大掃除にかける時間は、出来るだけ少なく、出来るだけしっかりキレイにしたいと思うのが普通です。それには、大掃除の順番も、大きなポイントになってきます。ここでは、大掃除の順番にと、事前に準備しておくことを紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

大掃除の順番を考えるうえで大切な4つのポイント

 

あっちもこっちも、バラバラに手を付けてしまっては、終わるはずの大掃除が終わらないことにもなりかねません。

 

そこで、大掃除の順番を考えるときに、必ず考慮したい4つのポイントを紹介します。

 

  • 不用品の処分を最優先とする
  • 汚れが多く、また飛び散りやすい水回りを先に掃除する
  • 上から下へは必須項目
  • 奥から前へが鉄則

 

不用品の処分は、出来れば事前に少しずつやっておくと、大掃除の時間がおおいに短縮できます。自治体の回収日に合わせて処分することで、ゴミを溜めておくというイライラポイントが軽減します。

 

汚れが一番溜まるのは、やはり水回りではないでしょうか?普段の掃除で、それなりにやっているつもりでも、なかなか細部にまでは手が回らない場所でもあります。

 

漬け置きする必要があるものは、最初に全てつけてしまいましょう。浴槽の備品をバスタブに投入したり、換気扇を洗浄液に浸しておくなどを先にしておくと、汚れ落ちがスムーズです。

 

天井や照明についた埃などを先に払い、最後に床掃除をするという動線を、上から下へと表現してみました。こうすることで、何度も床掃除をやり直すといった、時間のロスが防げます。

 

最後にゴミを出す場所は、玄関になることが普通ではありませんか?奥から前への前は、その玄関を指しています。

 

玄関から遠い部屋から玄関に向かってゴミや埃を掃き出すことで、行ったり来たりする無駄な動きをしないで済むようになります。

 

具体的な大掃除の順番とは

 

ご家庭の間取りにより、大掃除の順番に違いがあるかと思います。ここでは、一般的な参考例として、具体的な大掃除の順番を紹介します。

 

1.不用品の片付けと処分

2.キッチン

3.トイレ、浴室、洗面所

4.玄関から遠い順に各部屋

5.廊下

6.玄関

7.ドアノブ、手すり、スイッチまわりなどの拭き掃除

 

キッチンや浴室など、水回りを先に大掃除をする理由は、二つあります。一つは、何度か書いたように、汚れが他に比べてひどいことです。

 

もう一つの理由は、大掃除の効率に起因します。

 

例えば、部屋から先に大掃除をした場合、水回りの汚れを部屋に持ち込んでしまう場合があります。手足が濡れたり汚れたまま、違う部屋に移動する必要は絶対ないとは言い切れません。汚した場所は、また掃除をしなければいけないという、時間の無駄をうみます。

 

最後にドアノブや手すりなどを掃除するのは、移動する際に最後まで触れる場所だからです。場所や時間帯によっては、電気のスイッチなども触れているはずです。

 

だから、大掃除の最後の仕上げが、ドアノブや手すりとなります。

 

大掃除の順番は事前準備が重要

 

大掃除をスムーズに行うには、事前準備も大切です。不用品の処分も、事前準備として完了させておければ、大掃除の効率が、よりアップします。

 

そのほかにも、大掃除の事前準備としておすすめが、3つあります。

 

  • 洗剤やグッズなどは、事前に準備しましょう
  • 大掃除のチェックリストを作っておきましょう
  • 大掃除のスケジュールを組んでおきましょう

 

大掃除に使用する専用の洗剤や、軍手、マスク、エプロン、バケツなどの備品は、事前に十分準備しておきましょう。途中で買いに走るようでは、大掃除が遅々として進まない原因になります。

 

大掃除のチェックリストを作ってみましょう。各部屋ごとに、大掃除が必要な場所を書き出しておいたり、今年の大掃除の反省点などを記入しておくと、来年の役に立ったりします。

 

例えば、浴室のカビを落とそうと買っておいた洗剤に効果がなかったと書いておけば、翌年に同じ洗剤を買ってしまうことを防げます。

 

必要な洗剤や備品を準備するのにも、チェックリストは有効ですが、大掃除のスケジュールを作る目安にもなります。

 

1箇所の大掃除を1時間と設定したら、チェックリストの項目の中から、必ず掃除をする場所をピックアップし、それ以外は時間が余ったらという程度に調整します。

 

大掃除が始まると、あっちもこっちも気になって、いつまでやっても終わらないという自体を防ぐためにも、チェックリストとスケジュールを事前に作っておくことをおすすめします。

 

おわりに

大掃除の順番や事前準備は、効率的な大掃除をするには、とても大切なことです。しかし、クタクタになってしまっては、元も子もありません。完璧を求めない、頑張り過ぎない大掃除を心がけましょう。