- 佐藤 恵子
- 4匹の犬たちと、里山暮らしを楽しんでいます。趣味は一人旅、温泉、読書、お菓子作り、籠編みなど多岐に渡ります。自分の好奇心をエネルギーに、皆さんのお役に立てる記事をお届けしたいと思います。
大掃除を効率的に漏れなく完了するためのチェクリストの作り方
大掃除のチェックリストを作るメリットは、2つあります。時間の有効活用と、やり残しを防ぐことです。チェックリストの作り方を紹介しますので、今年の大掃除にはぜひ活用してみてください。いつもより、スッキリした新年を迎えることができるかもしれません。
最初のチェックは大掃除に必要な道具と洗剤
大掃除を始めてから、洗剤が無いとか、これじゃないのが必要だったというリスクを、絶対に回避することが、効率的な大掃除の第一歩です。
浴室の黒カビを落とす洗剤、換気扇の油汚れを落とす洗剤、窓の汚れを素早く落とすための洗剤など、掃除をする場所の汚れに応じた洗剤を、あらかじめチェックし準備しましょう。
また、洋服を汚さないためのエプロンはもちろん、手袋やバケツといったグッズ類にも不足がないか確認してください。
家族総出で大掃除を行うのであれば、それぞれの体格に応じたものを、忘れずに準備をするようにしましょう。
大掃除チェックリストの作り方
大掃除のチェックリストを作る手順を紹介します。
家の中や庭、ベランダなどの気になるところをリストアップ
大掃除のチェックリストを作る前に、まずは大掃除が必要な場所をリストアップしてください。
いつもの掃除で十分なところも、リストに入れておくことをおすすめします。例えば、天井の照明を大掃除した場合、いつもの掃除で十分な場所である床が、いつもより汚れてしまうといった状況を予測するためです。
しかし、大掃除のポイントは、いつもは手が回らないところというのが、一番重要な場所になります。
キッチンの食器棚や調味料棚、大掃除の定番ともいえる換気扇。キッチンの引き出しの中やパントリーなど、目についたところをとにかくメモしていってください。
トイレ、浴室、洗面台、脱衣所、リビング、キッチン、ダイニング、寝室、子供部屋、書斎、クローゼット、廊下、玄関、外回りなど、全てに目を配り大掃除する場所を出来るだけ細かくリストにすることをおすすめします。
さて、いったんリストアップした大掃除が必要な場所ですが、そのボリュームに一気にやる気が失せたという人も多いかもしれません。
次はその中から、通常の掃除に組み入れることができる場所を排除しましょう。1箇所を10分程度終わらせることができる場所や、何かのついでにできる場所は、小掃除リストに組み込んだ方が便利です。
また、子供部屋は別の日にするとか、書斎は使用している人に任せるとか、クローゼットは衣替えの時期に掃除をするとか、大掃除に組み入れなくても良い場所を外してください。
最後に残った場所を、チェックリストに組み込んでいきます。
大掃除を効率的に完了するためのチェックリスト
リストを作るときに注意したいこと、それは完璧を求めないことです。新築のようにピカピカにすることを目標にしてしまうと、数日かけて大掃除をしても無理かもしれません。
ノートやパソコンのエクセルなどを利用して、チェックリストを作っていきましょう。
まずはご家庭の間取りに合わせて、分類してください。トイレ、キッチン、風呂、洗面所、リビングなど、それぞれの部屋ごとに枠を作ります。
次は、その部屋ごとのお掃除場所を記入していきましょう。
玄関を例にしてみます。お掃除場所は、ドア、たたき、照明、インターホン、窓、下駄箱と書き込んだとします。重要なのは、この中のどこが必ず大掃除したい場所なのかという点です。
今年は下駄箱を徹底的に掃除がしたいと思ったら、下駄箱に☆印や※印でチェックしておきましょう。それ以外の場所は、時間があったらやれば良い程度に割り切ることも大切です。
こうして書き出した大掃除チェックリストの場所が終了したら、自分の好きな方法で消しこんでいきます。マーカーで塗りつぶしても良いですし、チェックを入れるだけでも良いでしょう。
重点ポイントをしっかり完了したことが目で見て分かる状態になると、それだけで達成感や満足感を感じることができます。
大掃除チェックリストを作るときに意識したい2つのポイント
大掃除のチェックリストを、より効果的に活用するために、2つのポイントを意識してみましょう。
ゴミ出し日に合わせた予定作り
大掃除といえば、大量のゴミが出るのが普通です。自治体にごみ収集日に合わせて、可能な限りのゴミは、大掃除前に出しておくと、大掃除がスムーズになります。
また、大掃除自体を、ゴミ回収日の前日にするなど、出来るだけゴミを翌年に持ち越さない工夫が大切です。
スケジューリングに大切な大掃除の基本的な順番
大掃除の順番は、奥から前へ、上から下へです。天井掃除から始まって床掃除で終わるとか、一番奥のトイレ掃除から始まって、玄関掃除で終わるといった流れです。
大掃除をスタートする時は、この順番を意識すると、同じ場所を何度も掃除をするといった無駄が省けます。
数日にわたって大掃除を計画している場合は、基本的な順番に合わせて、チェックリストに番号を振っておくと、考える時間が省略できます。
おわりに
手早く、でもしっかり大掃除をしたいという場合に、チェックリストはかなりの優れモノです。ご家庭の間取りや、家族構成、大掃除に割ける時間を考慮しながら、無駄なく無理なくできる大掃除のチェックリストを、ぜひ活用してみましょう。