
- 鈴木 阿由美
- ライター。埼玉在住。これまで関わった企画は旅行やライフスタイル、LGBTQなど。人の背景にある考え方や価値観を引き出すのが好き。毎日のようにジムで走っています。筋膜リリースにハマり中。
ぷっくりとした姿がかわいらしい多肉植物。育ててみたいと思っている人も多いと思います。今回は初めて多肉植物を育てようと思っている人向けに、CORTEさん(@corte10)に多肉植物のおしゃれなプランター作りについて教えていただきました。
おうちでの過ごす時間が増え、ガーデニングの人気が高まってきました。自宅に緑があると癒されますよね。
でも初めて植物を育てる人にとって、何を育てるかは迷うもの。見た目がかわいい多肉植物は、初めての人でも育てやすいのでしょうか?
そこで今回は、多肉植物が大好きなCORTEさんに、ご自身の経験を交えて、多肉植物の育て方を教えていただきました。
ガーデニング初心者の方もおしゃれなプランター作りにぜひチャレンジしてみてください。
多肉植物とは、葉や茎に水分をため込んでおける仕組みを持った植物たちのことです。ぷくぷくとした見た目がかわいらしいですよね!
ガーデニングでも人気があり、CORTEさんのように多肉植物をメインにガーデニングしている人も増えています。
多肉植物はおしゃれな寄せ植えをして楽しむ人が多く、ポイントを抑れば作るのも簡単です。まずCORTEさんの経験から、初心者にもおすすめな多肉植物を紹介します。
【初心者におすすめの多肉植物】
どれも暑さ寒さに比較的強く、病害虫もあまりないそうですよ。
多肉植物のおしゃれなプランターを作るための、ポイントを5つご紹介します。
ガーデニングを始めると、失敗することもあります。CORTEさんも手探りで育てているそうですが、梅雨の長雨の時に、雨が当たらない場所に移動するのが遅くなってしまい、多肉植物を腐らせてしまったことがあるそうです。
気温が上がった時に鉢の中で水分が蒸れると、多肉植物にとってはつらい環境に。梅雨の時期は急に気温が上がることもあるので気をつけてくださいね。
また近年の猛暑では、強すぎる日差しで葉が溶けることもあります。冬に氷点下まで下がるような地域は、多肉植物の中の水分が凍ったり溶けたりするので温度管理が大切です。
多肉植物は、基本的に真夏以外は日光浴が好きです。CORTEさんは、半日陰で風通しの良い場所でガーデニングしています。
植物は光が不足すると、茎が細く葉の間隔が長く間伸びした状態になります。室内で育てる人は、明るい窓辺に置き、日当たりがいい窓の場合はレースのカーテン越しに置くなど調整をしてください。
風通しも重要なポイントです。風通しがいい場所に多肉植物を置くと、害虫がつくのを予防してくれます。室内に置くときも適宜換気をしましょう。
真夏の直射日光は葉やけしてしまうので、遮光ネットを掛けたり、直射日光の当たらない所に置いたりしてください。真冬の霜の降りる時期は軒下に置いたり、組み立て式のビニールハウスなども活用したりすると安心です。
多肉植物の水やりは、土が乾いてからたっぷりと与えます。鉢底の穴から水が流れ出るまで十分に与えてくださいね。頻繁にあげると根が腐る原因になるので、次にあげるのは完全に乾ききってからがいいですよ。
CORTEさんは「葉にシワが入ったり、ハリがなくなってきた」ことを水やりサインにしています。春秋型・夏型・冬型と成長期が異なるため、休眠期の水やりは控えめしてください。土が軽く湿る程度の水の量で大丈夫です。
水やりの時間帯は、夏は夕方、冬は昼間がおすすめです。肥料は頻繁にあげる必要はなく、CORTEさんは春や秋に薄めた液肥を与えるか、固形緩効性肥料を与えています。
CORTEさんは以前、園芸店で働いていたそうです。その時にさまざまな植物に興味を持ち、ガーデニングにハマったそうです。
多肉植物が好きな理由
また、多肉植物をおしゃれに飾りたいと思って木工雑貨を作り始めました。木工雑貨で作ったプランターはナチュラルな風合いがあり、多肉植物の寄せ植えとの相性もいいですよね。
おしゃれな寄せ植え作りをしたい人は、ぜひプランター選びにもこだわってみてください。
おしゃれなプランター作りはいかがでしたか?多肉植物は成長がゆったりしているので、長く楽しめます!水やりも頻繁に行う必要がないので、温度や強い直射日光に気をつければ大丈夫です。ぜひ挑戦してみてください。