お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
DIY
Houzz

簡単DIY:カーネーションで作る、犬と猫のフラワーアレンジメント

もうすぐ母の日。ちょっと懐かしい、プードルをかたどったカーネーションのアレンジにトライしてみませんか。以前は白で作るのが主流でしたが、最近見かける多彩なミックスカラーやアプリコット色などで作るとちょっと新鮮です。立ち耳の犬や猫のバリエーションもご紹介します。

Houzz

Houzzは「住む人」と「住まいのプロ」をつなぐ、住宅・インテリア・ライフスタイルのコミュニティサイトです。 http://www.houzz.jp

 

カーネーションでプードル犬を作ろう!

かごなどに入ったカーネーションのプードル犬、昔お花屋さんで見たことがありませんか? どことなく“昭和”な感じのする懐かしいアレンジメントですが、これ、ちゃんと作ってみると結構可愛いなと思うのです。 

特にこんなふうに、3匹とか5匹をひとつの器にまとめてみたら、なんだか笑ってしまうほど楽しい雰囲気に。犬を飼っている方の家に遊びに行くときなどに、ちょっと茶目っ気のあるプレゼントとしてもいいかもしれません。
では、さっそく作ってみましょう。作り方は1匹分でご説明します。
 

用意するもの(1匹分)

 

  • カーネーション 10本
  • ヒムロ杉、モス(苔)など
  • フローラルフォーム
  • セロファンまたはビニール袋
  • アレンジメント用の器(ここではブリキのミニじょうろ)
  • 目、鼻、口のパーツ
  •  

    下準備

    アレンジメント用の器に入れたときに上3cmほどが出るくらいのサイズにフローラルフォームをカットし、水を張ったバケツやボウルなどに浮かべ、自然に吸水して沈むまでおきます。十分に吸水したら、セロファンかビニール袋でくるみ、セロテープで固定します。

    これを器にきっちりと詰めれば、下準備は完了。カーネーションの茎の長さは、使う場所によって少しずつ違うので、少し長めにしておき、調整しながら挿していきましょう。
     

    アレンジメントスタート!

    STEP01.顔部分を作る

    前側になるほうから先に作ります。丸くて大きな花を選び、真ん中の位置に正面を向くようにして、少し浮かせるように挿します。これが顔になります(1)。

    次に、顔の左右に少し小さめの花を深めにきゅっと挿します。これが耳になります(2・3)。続けて顔の真下に胸(4)を深めに挿し、顔の上に茎を長めにした頭頂部(5)をふんわりと挿します。
     

    後ろから見たところです。茎の長さは頭頂部が最も長く、次に顔。両耳と胸はごく短く、深く挿して立体感を出しています。
     

    STEP02.ボディ部分を作る

    後ろ側を作ります。同じような大きさの花4つを、頭頂部の花の茎を隠すように、深めにきゅっとまとまるように挿します。これが背中(6・7)とお尻(8・9)になります。

    しっぽ(10)は小さめの花の茎を長めに切り、背中とお尻の間の真ん中にふんわりと挿します。
     

    真横から見たところです。なんとなく、犬の姿に見えてきましたね。
     

    STEP03.目鼻をつけて仕上げる

    顔の表情を作ります。手芸ショップのパーツ売り場などで売っている、ワイヤーつきのパーツを使ってもいいですし、ボタンやフェルトとワイヤーを使って手作りしてもいいと思います。可愛い表情になるよう配置を考えながら、目と鼻、お好みで口を花に差します。
     

    まわりの空いた部分を、ヒムロ杉やモス(苔)などで埋めて、でき上がりです。飾っている間、1日1回はお花の間からフローラルフォームに水をさしてあげてくださいね。
     

    色と挿し方でバリエーションも

    花びらが丈夫で密生しているカーネーションが、やはり最も作りやすいと思います。プードル以外の犬ができないかな、と思ってもうひとつ、別の色で別の形を作ってみました。こちらは何の犬種に見えるでしょう……立ち耳のテリア? それともパグでしょうか? 小さめの花やつぼみなども上手に使うと、いろいろな表情が出せると思います。
     

    猫もできます!

    同様に、カーネーション8本で猫を作ることもできますよ。耳と口のパーツは、紙やフェルトを切り抜いて手作りし、しっぽはワイヤーにテープやリボンを巻き付けたものを用意します。
     

    プードルの頭頂部としっぽを省略し、プードルの耳としていた2・3をさらに深くぎゅっとまとまるように挿し、全体に丸くなるようにします。あとは同様で、耳、しっぽ、目、鼻、口を差し込めば完成です。

    思わず笑みがこぼれてしまう楽しい犬猫アレンジメント、いつものお花の飾り方に飽きたら、ぜひ一度作ってみてください!
     
    文:Mikako Ichimura
    写真:Brian Sawazaki Photography
    記事提供:Houzz(ハウズ)