- Pacoma編集部
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これマンションなの!?究極のベランダガーデニングアイデア
マンションやアパートのベランダなど、限られたスペースでガーデニングを楽しむためには、どのようなポイントをおさえれば良いのでしょうか? 日当たりの良いマンションの高層階に住む、田崎さんのバルコニーガーデンをご紹介します。
目次
自然条件やカラーリング。配置はさまざまな要素を考えて
マンションの5階に位置する田崎さんのバルコニー。日光と風当たりは良過ぎるほどで、庭づくりにも大きく影響しました。
「植物は暑さや乾燥に強いものを選んでます。それとバルコニーの側面をDIYすることで日の光や風通しをコントロールしました。また、植物の特性に合わせて配置する場所も細かく計算しています」
フェンスは植物にマッチするようにブルーグレーに塗装。さらに床にはタイルを敷き詰めて、バルコニーならではの無機質な面が極力見えないようにしました。
「庭中央の小道は、庭に奥行きを出すためのアクセント。これは大きな庭に住む友人宅で見て、いいなと思ってまねさせていただきました。マンションの限られたスペースでも、一軒家のような庭の楽しみ方もアイデア次第で叶えられます」
Spring
ツルバラの下にアジサイを置いて華やかに。
隙間には多肉植物やハーブの鉢を。同系色の花色と葉色でまとめています。
Autumn
庭で育てた葉や木の実でリースをつくることが秋冬の楽しみ。
クリスマスの時期には家族で毎年行っているそう。
- ベランダは共有部分です。あらかじめ管理規約を読んで確かめましょう。
- 避難通路やハッチなどの開口部を確保することは忘れずに。
- 安全を考えて、2階以上の部屋はベランダの外側にプランターや鉢を設置するのはやめましょう。
- 掃除はこまめに。土や水を流して排水管を詰まらせないように。
- エアコン室外機の前には、植物を置かないでください。
【光を考える】
ベランダは、季節によって日光の当たる角度が変わるので、夏と冬で鉢の場所を移動したり、台に載せて高さを上げるなどの工夫も必要です。
【風を考える】
高層マンションでは、予想以上に風が強い場合もあります。
また、台風の季節には、可能な範囲で室内に避難させたり防風ネットを使って、安全を確保しましょう。
Idea:O1 角にはレンガを積んで、地植え風に魅せる花だんを
庭の隅にレンガを積み上げて囲いを手作りしました。
植木鉢をレンガの囲いで覆えば地植えした花だんのように見えるだけでなく、鉢が風で倒れる心配もない。カラーリーフを集めるとより落ち着いた雰囲気に。
Idea:O2 味わいのある板にはビビッドな色をコーディネート
障害物がありフェンスを取り付けられなかった場所は、オレンジのサビがアクセントの板を配置しました。
植物や小物は背景の板と同系色のビビッドなオレンジ色や黄色をチョイス。色のコントラストを考えたコーナーに仕上げました。
Idea:O3 風圧にも負けないお気に入りのフェンスに彩りを
元からある鉄柵には格子状のラティスをプロに取り付けてもらいました。そこに色を塗った木製の板を結束バンドで取り付け、頑丈なフェンスを作成。
小さな棚や、寄せ植えを飾ることで平たんな壁面も華やかに。
Idea:O4 クルミの殻を敷き詰めたオリジナルの小道
クルミとレンガ、多肉植物で作った小道は、庭にアクセントを加えたいという田崎さんの思いから。
小道を蛇行させ、段々と細くすることで空間に奥行きと遊び心を感じさせてくれます。庭の見せ場へ視線を誘導する効果も。
マンションのベランダとは思えないほど、開放感に満ちた田崎さんのバルコニー。お手本にしたいアイデアがいっぱいですね。
ぜひ、素敵なバルコニーガーデン作りの参考にしてみてください。