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ホームセンターマガジンPacoma
フローリングの傷やへこみは、かんたん補修できます!
古くなったものや汚れが気になる場所を、今こそリフレッシュ!簡単で驚くほど効果の上がるお手入れ法を専門家が伝授します。今回は、フローリングのリタッチ(補修)をしてみましょう。
目次
誰もが気にしているフローリングの補修
フローリングは、物を落としたり、家具を引きずるなどして凹みや傷がつきやすく、掃除をするたびにどうしても目につきますね。
「住まいのお手入れで、みなさんの要望が一番多いのが、実はフローリングの補修なんです」
とDIYアドバイザー・嶋崎都志子さん。自分でできるリタッチ方法を嶋崎さんに伺いました。
- 嶋崎都志子(しまざきとしこ)
DIYアドバイザー、インテリアコーディネーター。
プチリフォームのアドバイスや施工、家具修理などを行う。著書に『住まいの修繕とメンテナンス』(成美堂出版)。
「専用の補修剤を使えば簡単に直せますが、ポイントは床の色に近い色を見つけることです」(嶋崎さん)
補修剤と補修ペンがあればリタッチは簡単
所要時間は約1時間、費用も700円ほどとお手軽に実施できるフローリングの補修対策。さっそく手順を確認していきましょう!
使うもの
<材料>
- 床の補修剤
- 床の補修ペン
<道具>
- ドライヤー
- ヘラ(カード、定規などでもOK)
- 乾いた布(ぞうきん)
手順
-
木の色と近い補修剤を選ぶ
フローリングの上に補修剤を並べて近い色を選びます。ドライヤーでクレヨン型の補修剤を温めて、溶かします。 -
ドライヤーで補修剤を溶かして塗り込む
傷や凹み部分に、溶けた補修剤を素早く塗り込んで、埋めていきます。 -
ヘラで補修剤をならす
ヘラがなければ、カードや定規でも構いません。補修剤の上を何度かこすって、表面が滑らかになるようならします。 -
補修ペンで木目を描く
補修剤を埋め込んだ部分の仕上げです。補修ペンを使い、木目に沿って描き、乾いた布でこすってなじませてください。
美しい仕上がりには、補修剤の色選びがカギ
何色か混ぜてオリジナルカラーを作るのもオススメですよ。