- Pacoma編集部
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気持ちまで切り替わる!古くなった椅子の座面を張り替える方法
古くなったものや汚れが気になる場所を、今こそリフレッシュ!簡単で驚くほど効果の上がるお手入れ法を専門家が伝授します。今回は、古くなった椅子の座面を張り替えてみましょう。
目次
好みの布に変えて、お気入りの椅子に
毎日座る椅子は、長年使っていると汚れやシミがついてきて、拭き掃除ではなかなかキレイになりませんね。
思った以上に簡単で、部屋の印象まで変わる座面の張り替え方法を、DIYアドバイザー・嶋崎都志子さんに伺いました。
- 嶋崎都志子(しまざきとしこ)
DIYアドバイザー、インテリアコーディネーター。
プチリフォームのアドバイスや施工、家具修理などを行う。著書に『住まいの修繕とメンテナンス』(成美堂出版)。
「座面をネジで留めてあるタイプの椅子なら、誰でも張り替えができますよ。自分好みの布に変えれば、新品のようになるだけでなく、愛着もひとしお」(嶋崎さん)
薄過ぎず、厚過ぎない布を選ぶのがポイントです。
座面の張り替えで、新品のように生まれ変わる
シミが目立ってきた古い座面。似た色調ですが、より高級感のある厚手のリネンでリフレッシュしてみました。
タッカーで留めるだけで、美しい仕上がりに!
所要時間は約30分、費用も1000円ほどでお手軽に実施できる座面の張り替え。さっそく手順を確認していきましょう!
使うもの
<材料>
- ウレタンスポンジ
- 布
- 防水スプレー
<道具>
- タッカー
- はさみ
- ドライバー
- ラジオペンチ
手順
-
座面を外す
椅子を裏返し、座面がネジ留めされている場所を確認。ドライバーでネジを回して座面を外します。 -
座面の針を抜く
座面の裏布を留めているタッカーの針を抜きます。マイナスドライバーで針を起こし、ペンチで抜きましょう。 -
ウレタンスポンジ、布をカットする
座面の周囲をペンでなぞってからウレタンスポンジを切ります。布はそれより10cm程大きめに切ります。 -
タッカーで留めていく
座面の一辺の布を折り、まず中央をタッカーで留めます。その後は順番に対角線を描くように留めていきます。 -
余分な布をカットする
留めた針の間を埋めるようにタッカーを打ち込み、布を均等に固定させたら、余分な布は切り取ってしまいましょう。 -
座面に防水スプレーをかける
裏布もタッカーで留め、座面を元の位置にネジで固定。最後に防水スプレーをかけて完成です。
まとめ
椅子がキレイになると、気持ちも切り替わります。タッカーで留めるだけで美しく仕上りますので、ぜひお試しください!