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家事
三輪礼子

ブラインド掃除の効率アップ!手順と便利グッズを紹介

ブラインドは掃除してもすぐにホコリがたまってしまい掃除が面倒ですよね。そんな面倒なブラインドの掃除が少しでも楽になる掃除方法や、すでに汚れてしまったブラインドの掃除方法を紹介します。ブラインド掃除が面倒に感じている方は参考にしてください。

汚れたブラインドは丸洗いできる?

 

ブラインドは汚れやすいものです。羽根を一枚ずつ拭くのも大変なので、いっそのこと、取り外して丸洗いしたいと考える方も多いのではないでしょうか。

 

しかし残念ながら、ブラインドは基本的に丸洗いできません。上部には金属製の部品が使われているので、濡らしてしまうとサビてしまうからです。

 

しかし、浴室や洗面所で使うタイプのブラインドは、耐水性が高く、丸洗いできるものがあります。キッチンなど汚れやすい場所のブラインドは、耐水性の高いタイプにしておくと、掃除が楽になります。

 

 

ブラインド掃除の基本

 

ブラインドに付く汚れ

ホコリ

ブラインドの汚れで一番気になるのがホコリではないでしょうか。掃除してもすぐにホコリがついてしまうイメージの方も多いと思います。

 

ブラインドの素材で多いのがアルミです。アルミのブラインドは静電気をため込む性質があるため、ホコリを引き寄せてしまいます。ホコリを付きにくくするには、除電タイプのモップがおすすめです。

 

また、木製のブラインドは帯電しにくいため、ホコリがたまりにくくなります。しかし、水を使った掃除が出来ないので、他の汚れが付きやすい環境では掃除しにくいと感じることも。

 

油汚れ

キッチンの近くは、油汚れが付きやすくなります。料理中に跳ねた油はもちろん、離れた場所でも煙に含まれる油が徐々に蓄積してしまいます。

 

油汚れは放置するとホコリと合わさり、落としにくい汚れになってしまいます。こまめな掃除が面倒な方は、フッ素コーティングや光触媒で汚れが落ちやすいタイプのブラインドを検討してみてはいかがでしょうか。

 

タバコのヤニ

喫煙者のいる家庭では、たばこのヤニでブラインドは汚れてしまいます。放置すると、変色し、ニオイの原因にもなってしまいます。水洗いできないブラインドは、こまめな水拭きで対策。

 

紐の部分は掃除しにくく、まめに掃除していても、徐々に変色が気になってしまいます。喫煙する部屋は洗えるタイプのブラインドか、洗いやすいカーテンに変えるのもおすすめです。

 

カビ

浴室や洗面所など湿度の高い場所で使われるブラインドには、カビが発生してしまうことがあります。カビ取り洗剤での掃除はブラインドを傷めてしまうので使用できません。

 

日頃からホコリの除去と換気を心がけましょう。羽根を閉じたままにしておくと、重なった部分が乾きにくくなってしまうので、定期的に羽根を開くようにすると乾きやすくなります。

 

汚れてしまったブラインド掃除の手順

ホコリを取り除く

ブラインド掃除はまずホコリを取り除くことから始めましょう。モップや乾拭きでホコリを取り除きます。ホコリが付いているところに、いきなり水拭きしてしまうと、ホコリが水分を吸って固まってしまいます。

 

固まってしまうとこびりついて落としにくくなるので、できるだけホコリは取り除いておきましょう。羽根を閉じて上から下に優しく拭きます。

 

羽根を回転させ、反対側も同様にホコリを落としていきます。羽根を折らないように注意してください。

 

汚れを落とす

油汚れやヤニなどの汚れを落とすには、ブラインドを拭く必要があります。その際、素手でおこなうと手を切ってしまう危険性があるので、ゴム手袋を着けて手を守りましょう。

 

ゴム手袋の上から、軍手や掃除用の手袋をはめ、拭いていきます。油を含んだホコリが取り切れていないようでしたら、乾拭きでつまむようにして拭き、できるだけホコリを取り除きます。

 

ブラインドの多くはアルミ製のうえ、塗装が施されています。酸性やアルカリ性の洗剤を使うと、アルミの腐食や塗装の劣化に繋がるので、避けましょう。

 

水拭きだけでは落としきれない油やヤニの汚れは、薄めた中性洗剤を軍手に含ませ拭いていきます。中性洗剤は食器用洗剤を薄めればOK。

 

最後に洗剤をしっかり拭き取る必要があるので、薄めに作った方が楽になります。汚れが落ちない場合は、少しずつ濃くしていくとよいでしょう。

 

汚れがひどいと、拭きすじができてしまい、なかなかきれいになりません。そんな時は、小さく切った古布をたくさん用意し、汚れたら新しいものと取り換えると洗う手間が省けるので時短になります。

 

汚れが落ちたら、水拭きをして仕上げます。軍手を水で濡らし、指と指の間に羽根を入れて横にスライドさせれば一気に拭けます。ブラインドをしっかり乾かすため、羽根を閉じずに風が通るようにしておきましょう。

 

ブラインドの日頃のお手入れ

 

日頃の掃除で意識したいのが除電です。静電気を抑えることで、ホコリを付きにくくしてくれます。方法はとても簡単。柔軟剤を洗濯で使用するのと同じ濃度で薄めます。

 

その液体に雑巾を浸し、しっかりと乾燥させると除電雑巾の完成です。その雑巾で、ブラインドを優しく拭けば、静電気を抑えることができます。

 

ポイントはしっかり乾燥させることです。濡れていると、ほこりが付いてしまうので、逆効果になってしまいます。ブラインドが高い位置にある場合や、動いて掃除しにくいと感じる場合は、除電モップがおすすめです。

 

ホームセンターで購入できます。油やヤニ汚れは軽い汚れのうちに、マイクロファイバーの雑巾を使って掃除すると、水拭きだけで落とすことができます。マイクロファイバーでできた掃除用の手袋もあるので、ブラインド掃除にはこちらを利用すると効率よく掃除できます。

 

 

おわりに

ブラインドは掃除しにくいので、軽い汚れのうちにキレイにするようにしましょう。除電アイテムはブラインドだけでなく、テレビやパソコンなどのホコリが付きやすい電化製品にも有効なので、一つあると重宝します。

 

ホコリが付かないようにすると、ブラインド掃除がグッと楽になるので、ぜひ試してみてください。