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ガーデニング
柴崎光一

冬に人参をプランターで育てよう!12月に種をまくコツとは

春・夏・秋まきされることが多い人参。実は温度さえ調節できれば、12月以降の種まきでも栽培はでき、翌年の夏には立派な人参が収穫できますよ!冬まきならでは種まきのコツ、品種選び、プランターでの人参の育て方についてたっぷりとご紹介します。

人参栽培の特徴、種まきや収穫の時期

人参栽培の特徴

発芽率が低く、栽培期間が長いため、家庭菜園の中でも中級者向けといわれている人参。とにかく発芽させることが、人参の栽培の重要なポイントです。種まきの時期やタイミングを間違えると、発芽しない、または発芽しても枯れてしまうなどといったことも。

種が発芽するまでは、土を乾燥させず管理します。発芽したあとは、隣り合っている苗を、しっかりと間引き、栄養が苗に均等に行き渡るようにしましょう!

人参の種の発芽適温と生育適温

ほかのアブラナ科の野菜などと比べると発芽率が低くい人参。しっかりと発芽させるためには、温度の管理はとても大事です。土の中の温度が15〜25℃ほどで、人参の種は発芽しやすく、生長も良好です。

・発芽適温:15〜25℃
・生育適温:20〜25℃

人参の種まきと収穫の時期

基本的に人参の種まき時期は、春・夏・秋の3シーズン。春まきは、栽培期間が短く、温度も安定もしているため、人参を初めて育てる方には比較的簡単でおすすめです。猛暑日を避けて、種をまけば夏まきも簡単。秋まきは、ハウスやトンネルなどを使って、霜よけをします。

・春まき:3〜4月(種まき)/6〜7月(収穫)
・夏まき:7〜8月(種まき)/12〜翌3月(収穫)
・秋まき:11月(種まき)/翌4〜5月(収穫)

12月にも種はまけるの?

人参の種まき時期は、春〜秋の間ですが、12月〜翌年2月ごろに、ハウスや室内を使って種まきをすれば、翌年の5月ごろには収穫はできるでしょう。

ただし、土の温度が15℃下回ってしまうと発芽せず、凍ってしまうことも。初心者の方は、できるだけ秋までに作業を済ますとよいです。家庭菜園であれば、人参を室内で育てると、管理がしやすく、発芽率も高くなります。

・冬まき:12〜2月(種まき)/翌5〜7月(収穫)

 

12月に種まきをしてみよう!人参の冬まきの仕方

人参の品種選び|12月に種まきするなら、とう立ちするのが遅いものを

冬の寒い時期で育てる人参は、発芽後にすぐにとう立ちしやすく、根が太りにくいことがあります。選ぶ品種はとう立ちするのが遅い晩抽性(ばんちゅうせい)や春まきの品種を選びましょう。「時無五寸人参」、「向陽二号人参」などが、12月の種まきでも育てやすいです。

土づくり|有機質たっぷりでふかふか

人参は水はけがよくて、有機質がたっぷりと入ったふかふかの土が大好き。保水性もよくすると、土が乾きにくく、種の乾燥を防げます。

人参の根が二つに分かれてしまわないよう、種をまく前には、土中の石や、植物の枯れた根っこなど、不要なものは取り除きましょう。

種まき|10cm間隔で点まき

プランターで人参を育てるなら、点まきで種をまきましょう。65型サイズのプランターなら、五寸人参を約30箇所ほどに分けて種をまけますよ!

用土の準備ができたら、指で直径2〜3cm、深さ1cmほどの穴をあけます。株間は10cmほどあくぐらい余裕を持たせましょう。

人参の種は、日光が当たることで発芽する好光性なので、土は薄く被せるぐらいに。深く被せてしまうと、発芽しにくいです。

水やり|滴れるぐらいたっぷりと

種まき後は、水がプランターから流れるくらいたっぷりと与えましょう。先に土を湿らしてから、種をまくと、種が流れずに済みます。

防寒対策|種まき後は保温する

プランターに不織布を被せ、ビニールハウスを立てて、温度が暖かくなるよう防寒対策をしましょう。日中は太陽が当たる屋外へ置き、夜は室内入れるように管理すると発芽しやすいです。

ただし暑すぎても種は発芽しないので、温度計などを使って、15〜25℃になるような涼しい場所で管理しましょう。

間引き|しっかりとした苗を育てる

種は5〜10日ほどで発芽し、さらに1週間ほどたつと本葉が出てきます。本葉が2〜3枚ほど、または10cmほどの長さに伸びていたら、1本の苗に絞りましょう。苗が隣り合っていると育ちにくく、ヒョロヒョロの苗になりやすいです。

また、幼いうちは寒さでストレスを受けやすく、そのまま枯れてしまうことも。間引き作業は、できるだけ幼苗を寒さに当てないよう、素早く済ませましょう。

肥料|追肥で真っ直ぐで長い人参に

肥料分が少なくてもたくましく育つ人参ですが、古くなった土や、元肥が少ない土で育てていると、根が未熟で、二つに分かれた又根の原因にも。

間引きを終えたタイミングで、ボカシ肥料などで追肥をして、さらに元気よく生長させます。水やりの代わりに、液体肥料を与えるのもOK!カリウムが多いものは、根の養分になるのでおすすめです。

収穫|土寄せをして大きな人参に

収穫直前に、根の頭が地上に見えていると、緑化して固くなってしまいます。根本が見えなくなるように土寄せをしましょう。

種まきから約4ヶ月後には、収穫期を迎えます。根が太くなっているのを確認できたら、掘り起こして収穫をしましょう!

 

おわりに

人参は春〜秋だけでなく、冬でも種まきができ、育てられます。翌年の夏ごろには収穫できますが、しっかりとした防寒対策は必須なので、不織布やビニールハウスの準備も忘れずに。ぜひ冬まきの人参を育てて、採れたてを楽しんでくださいね!