
- 三輪礼子
- ハンドメイドとキャンプが好きな主婦ライターです。趣味の時間を確保するため、家事の時短を日々研究中。役立つ情報や、モノづくりのたのしさを共有できるような記事を目指しています。
パイナップルは、夏に嬉しい栄養が豊富に含まれています。そんなパイナップルの栄養や選び方を紹介します。カットされているものではなく、丸ごと買って楽しめるように、切り方や保存方法についても紹介しているので、参考にしてください。
パイナップルは酸味が強く、口の中がピリピリするから苦手…という意見を聞きます。昔のパイナップルは酸味が強かったため、缶詰や料理など、手を加えていました。 しかし近年では、品種改良が進み、そのまま食べてもおいしいパイナップルが出回るようになってきました。
パイナップルはビタミンが豊富で、日焼けなど、ダメージを受けた肌の回復や保護に役立ちます。 夏バテや食欲低下、胃や腸の不調にもクエン酸やブロメラインが効果を発揮してくれます。缶詰は加熱されているので、ブロメラインの効果はありません。夏にピッタリのパイナップルはぜひ生で味わってください。
パイナップルは追熟しないフルーツです。追熟とは、収穫後に完熟させることです。メロンやバナナは追熟できるので、買ってきて少し日をおくことで、甘味が増します。しかし、パイナップルは収穫してから、甘味が増すことはありません。
口の中がピリピリするのは、熟しきっていないのも、原因の一つです。おいしいパイナップルを選んで早めに食べるのがおすすめです。
パイナップルは輪切りのイメージが強く、切り方が難しそうと思われている方も多いかもしれません。しかし、案外簡単に切ることができるので、是非丸ごと買って、新鮮なパイナップルを味わってみてください。
葉の色が差し色になり、新鮮でより美味しそうに見えます。切り方はほとんど変わりませんが、皮や葉が入るだけで、見栄えがよくなります。丸ごと買ったからこそできる、華やかな盛り付け方です。
パイナップルは葉の生えている頭の方から、おしりに向かって甘味が強くなっていきます。なので、甘味の弱い頭の方から食べて、最後に甘味の強いおしりの方を食べるとバランスよく食べられます。 縁日などで売られている、串に刺したパイナップルは理にかなった食べ方です。
おしりの方から串に刺して食べると、頭から食べて最後に甘いおしりの部分を楽しめます。 丸ごと1個は食べられないようであれば、おしりの方はそのまま食べて、頭の方は料理やシロップ、トッピングなどに活用できます。
酸味が強いパイナップルに当たってしまった場合は、焼いてみてはいかがでしょうか。酸味が飛び、甘さが引き立ちます。
パイナップルは案外大きく、1個食べきれるか不安で、カットされたものを購入している方も多いのではないでしょうか。しかしパイナップルは冷凍しても、おいしいフルーツです。 冷凍しておけば、食べたい時に、好きな量を食べられるのでとても便利です。冷凍した場合は、1か月ほど保存可能になります。
切り方の注意点は、皮は取って冷凍しておくことです。 また、果汁が多いので、重ねて冷凍してしまうと、実がくっついて凍ってしまうので、実と実が重ならないよう、ラップを引いたバットなどに並べて、冷凍します。乾燥しないようにラップをかけておきましょう。
表面が凍ったら、フリーザーバックなどに移して保存できます。スティック状に切っておくと、アイスのように食べられて便利です。甘味が足りない場合は砂糖をふってから冷凍するのもおすすめです。 買ってきてすぐに食べない場合は、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
葉が邪魔な場合は、1㎝ほど残して切ってしまいます。丸ごとの状態でも、常温での保存は傷みやすいので注意しましょう。 パイナップルはタンパク質を分解する酵素が含まれているので、硬いお肉を柔らかくしてくれます。酵素は熱に弱いため、加熱すると効果が得られません。
しかし加熱する前に、果汁や細かく切った果肉や芯に、お肉を漬けておくと柔らかくなります。生姜焼きや、BBQ用のお肉を漬けておくと、柔らかくフルーティーな隠し味になります。
切り方が難しそうなパイナップルですが、やってみると案外簡単です。切り方のコツを覚えて、盛り付けを工夫するだけで、おもてなしフルーツにもなります。 すいか割りのイメージが強い、夏のBBQですが、たまにはパイナップルも良いのではないでしょうか。
サイズも手ごろで、食物繊維やビタミンも豊富なので、お肉料理が多くなりがちなBBQにはピッタリです。 最近では、品種改良が進み、甘い品種も多くなっています。切り方を覚えて、パイナップルを丸ごと味わってみてはいかがでしょうか。