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ガーデニング
河村ゆかり

一鉢で充分な存在感!カラフルな多肉5選

多肉植物ならではのぷっくりした葉や、ほかの植物には見られないような特異な姿、そのうえ一年じゅう葉を落とさず観賞価に優れ、初心者にも育てやすい多肉植物。なかでも、特に見ごたえのある鮮やかな色合いの品種をご紹介します。

赤、黒、シルバー…色鮮やかな多肉植物を育てよう!

多肉植物といえば、ぷっくりとしたグリーンの葉をよく見かけますが、美しい色合いの品種も多数。日差しを浴びれば浴びるほど照りのある黒になるもの、シルバーがかったシックな葉、秋に紅葉して真っ赤に!など。お好みのカラーをぜひ育ててみて!

 

ヒマツリ(火祭り)

「名は体を表す」を地で行く多肉植物がヒマツリ(火祭り)。ベンケイソウ科の草丈10~20㎝の小型種ですが、秋が深まるにつれ、スプーンのように内側がくぼんだ葉が真っ赤に色づき、衆目を集めます。

ヒマツリの育て方のコツは、日当たりのよい場所で育てることと、水も肥料も控えめにすること。ヒマツリは春から秋に成長しますが、成長期は中心が緑色に。この時期の赤と緑のグラデーションは、真っ赤に染まった姿とは一味違う魅力があります。

秋に入ると、穂状の小さな花が咲き、株元に新芽がつきます。その後、秋の深まりとともに、見事に赤く紅葉していくのです。

ヒマツリは耐寒性・耐暑性に富んでいるため、一年を通じて戸外で栽培ができる強健種。多肉植物の栽培が初心者の方でも、十分育てられます。

 

セトクレアセア(紫御殿)

セトクレアセア(ツユクサ科)は、別名「紫御殿」「パープルハート」の名が示す通り、何よりも紫色の葉色に目が奪われます。夏になると、花径2㎝ほどの濃いピンクの花をつける姿も観賞価値アリ。

セトクレアセアは樹高40~60㎝に成長しますが、大きくなると茎が倒れて地面を覆うようになることから、グラウンドカバーに利用されることもあります。ただし、冬季は霜に当たると地上部が枯れますので注意してください。地植えのほか、寄せ植え材料としても活用されます。

セトクレアセアの美しい葉色を見たいなら、日当たりのよい場所で育てるのが一番です。旺盛に成長し、新芽を増やしますので、姿が乱れた場合には1~2節残して茎をカット。カットした茎は、春から秋にさし芽して増やすこともできます。

 

クロホウシ(黒法師)

昨今、寄せ植え材や庭のフォーカルポイントに引く手あまたの「黒い植物」。その筆頭にあげられることも多いクロホウシ(ベンケイソウ科)。クロホウシの葉が花びら状に重なる様子は、大輪の黒花のようです。

クロホウシの本来の花は黄色で、花を咲かせると株ごと枯れてしまうこともあります。花茎を見つけたら、早めにカットしましょう。

クロホウシはしっかり日に当てて育てると、赤褐色の黒光りするような葉色になります。逆に日当たりが悪い場所に置くと、葉はどんどん緑色がかってきますから注意して。ただし、真夏の暑さは苦手なため、日当たりは確保しつつも、しっかり風の通る場所が栽培適地です。

クロホウシは剪定により、たくさんの枝を出させることが可能。高さを調整する剪定をしないで大きく育てれば、草丈1mにも達します。

 

シラユキミセバヤ(白雪ミセバヤ)

シラユキミセバヤ(ベンケイソウ科)の葉は、白粉で覆われた小さな葉が花びらのように重なって、まるでシルバーのミニバラ!草丈は約5㎝とコンパクトです。

シラユキミセバヤは小さくて弱弱しく見えますが、耐寒性・耐暑性に富む強健種。乾燥にも強く、ドライガーデンにもおすすめです。

シラユキミセバヤは夏の多湿状態が苦手なので、適宜間引くか、株分けするなど風通しを確保しましょう。間引いた芽をさし芽にし、増やすこともできます。

季節を問わず美しい葉を観賞できるうえ、夏には星形の黄色い花が咲き、気温が下がると紅葉も堪能できるシラユキミセバヤ。花壇や寄せ植えなどの、隙間を埋めるのにも役立ちます。

 

グラベオレンス

多肉植物らしい肉厚な葉の表が緑、裏は赤というバイカラーが愛らしいグラベオレンス。グラベオレンスは、コショウ科サダソウ属(ペペロミア属)に属する植物で、同じペペロミアのグループの中でも、特に個性的な姿をしています。

グラベオレンスをはじめとするペペロミアの仲間は、ゆっくりと成長するのが特徴。高温多湿を嫌うので、水やりを少なめにするのが栽培のコツです。

また多肉植物の多くは、日当たりが悪いと徒長したり葉色が悪くなりますが、グラベオレンスは少ない日照でも生育可能です。戸外の明るい日陰だけでなく、レースのカーテン越しの窓辺などでも栽培できるので、インテリアプランツとしてもおすすめです。

 

おわりに

いかがでしたか? いずれも個性的なカラーで、存在感があり、ぜひ育てたくなるものばかりですよ。