- 佐藤 恵子
- 4匹の犬たちと、里山暮らしを楽しんでいます。趣味は一人旅、温泉、読書、お菓子作り、籠編みなど多岐に渡ります。自分の好奇心をエネルギーに、皆さんのお役に立てる記事をお届けしたいと思います。
ガーデニング初心者でもできる初めての花壇作りを徹底解説
ガーデニングを始めてみたい初心者の方必見です!誰でもできる花壇作りの3つのポイントを紹介します。花壇の作り方やお手入れ方法なども、合わせて詳しく紹介します。きっと思ったほど難しく無いらしいことが分かるはず!ぜひガーデニングにチャレンジしてみましょう。
初めての花壇の作り方
初めての花壇作りは、どうしたら良いのか、ガーデニング初心者さんが最初に感じる悩みを解決しましょう。
もし、花壇の場所が既に決まているのなら、土造りから始める必要があります。花壇の場所をこれから決めるのであれば、出来るだけ水はけが良く、日当たりも良い場所に花壇を作りましょう。
これから植える花々が、しっかり根を張れるように、ふかふかの土を作りましょう。元々の土が無い場所であれば、花壇用の土を買ってきて、そのまま入れるのが近道です。
元々の土がある場所なら、まずは耕すことから始めます。出来るだけ深く堀おこし、土の塊を無くすと同時に、大きな石やゴミを取り除きます。
可能であれば、土を目の粗いふるいにかけて、使える土とそうでないものに分けるのがベストです。
さて、土を耕した後は、水はけの良いふかふかの土をキープする方法です。もみ殻や炭などが手に入れば、それを土に加えます。無ければ、園芸店に専用のものが売っていますので、探してみましょう。
次は腐葉土などを土に加えて、土の滋養を高めてあげましょう。土壌の中の良い菌が育ち、花たちにも良い効果が得られます。
ここまでが、初期の土造りです。まだまだ土の栄養分が少ない状態ですから、元肥を加える必要があります。
元肥には、油粕や骨粉がおすすめです。同時に、苦土石灰を投入して、土の殺菌と中和をしておきましょう。
ガーデニング初心者向けの花選び3つのポイント
自分の好きな花で花壇をいっぱいにしたい!という、ガーデニング初心者さんの気持ちを尊重したいところですが、それ難しい花だったりしませんか?
せっかく大好きな花を植えたのに、失敗してしまっては、がっかり加減が大きくなってしまいます。そこで、ガーデニング初心者向けの花の選び方を紹介します。
まずは、作る花壇をデザインしましょう。奥は背が高めの花を、手前は低めの花をという具合に区分けをしていくとスムーズです。また、主役を決めて、周りは脇役として配置するのが王道です。
その上で、色で区分けをしたり、花の大きさで区分けをしたりして、どんな花がどのくらい必要なのか、イメージしてみましょう。
ここまで終わったら、花を購入しましょう!ここで、ガーデニング初心者向けの花を選ぶのが、失敗しない大切なポイントです。
ガーデニング初心者の花の選び方ポイント1
株まとまりの良い花を選びましょう!
株まとまりとは、余り大きくならずこじんまりした花だけど、枝が沢山伸びて放っておいても姿かたちが美しい花のことです。
例えば、どんどん花を咲かせてくれるペチュニアや数株植えただけで大株のような花を漬けてくれる、小輪オステオスペルマムなどをいいます。
ガーデニング初心者の花の選び方ポイント2
開花期が長いもの、葉の美しいものを選びましょう!
次々と花が咲き、それを楽しめる期間が長いものがおすすめです。頻繁に植え替えが必要な花壇では、初心者さんはお手入れ疲れをしてしまうかもしれません。
花の咲かない葉物をアクセントに使うと、少し落ち着いた花壇ができます。この隙間はどうしようと迷ったときなど、葉の美しい植物を植えておくと良いでしょう。
ガーデニング初心者の花の選び方ポイント3
丈夫な植物を最適なタイミングで植えつけましょう!
園芸店に行くと、その時期に最適な植物が並んでいますので、ガーデニング初心者はそのタイミングを逃さず植え付けをしましょう。
病気などには強い品種を選ぶことが大切です。迷ったら、店舗のスタッフに相談してみるのもおすすめです。
花壇へ花を移し替える手順と日頃の手入れ
花が植えられていたポットから、優しく土ごと引き出します。ポットの中で、根がぎゅうぎゅうになっていたら、手で根の下の方をちぎり取ってください。表面の方まで、根が詰まっている時は、周りの土を少し削り落としましょう。
こうして花壇に植えることで、新しい根が早く伸び、花壇の土とも相性が良くなります。稀に根が傷みやすい植物がありますので、事前に確認したうえでおこなってください。
また買ってきた苗の下のほうの葉を摘み取り、風通しの良い状態にすることも大切です。
苗を植えたい場所に穴をあけ、準備した花を植えましょう。上から土を被せる際は、少し強めに、空気を抜くような感じで抑え込み、植えた苗が簡単に抜けないことを確認してください。
後は適度な水やりや、枯れてしまった葉や花を摘み取ったりするのが毎日のお手入れです。こうした日々の手入れをしながら、害虫がいないか、病気になっていないかといった目配りを忘れないようにしましょう。
おわりに
ガーデニング初心者の花壇作りを紹介しました。少し手間暇はかかるかもしれませんが、思い通りに花を咲かせてくれた花壇をみれば、そんなことは忘れてしまうはずです。花や土との会話は、最高の癒しにもなると思います。