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家事
佐藤 恵子

今知っておきたい!小掃除チェックリストの作り方

掃除は、日々の積み重ねが大切…とは分かっていても、なかなか出来ないのが人の常かもしれません。それを出来るようにするのが、実は小掃除チェックリストなのです。年末の大掃除が必要なくなるかもしれない、小掃除チェックリストの作り方を紹介します。

小掃除ってなに?チェックリストとは?

 

小掃除とは、〇〇しながらとか、〇〇のついでにできる、たった数分のピンポイント掃除をいいます。

 

そうした考え方を元に、チェックリストを作って、効率的に小さな掃除のルーティンを作ろうというのが、小掃除チェックリストです。

 

例えば、冷蔵庫を掃除しようと思ったら、勢いをつけてやらないと出来ないという人も多いのではないでしょうか?

 

それを小掃除として、小さく小さく分割したチェックリストを作ります。冷蔵庫掃除、野菜室掃除、冷凍庫掃除、ドアポケット掃除と分けても良いでしょう。もっと細かく棚ごとに分割するのも、方法の一つです。

 

1度に行う掃除の負担を減らしつつ、家の中全体をくまなく定期的に掃除をすることで、慌ただしい年末大掃除も簡単に済ませて、家族でゆったり過ごす時間が作れます。

 

良いことずくめの、小掃除チェックリストの作り方を紹介しましょう。

 

小掃除チェックリストの作り方

 

それぞれのご家庭によって、部屋数や家族構成が違ってくるのは当然です。ここでは、家の中を5箇所に分けて、チェック項目を作ってみました。

 

みなさんが作るチェックリストは、これを参考にして、自分ができると確信できる緩さで作ることが大切です。

 

月に1回程度の冷蔵庫掃除が望ましいと思っても、1度にそんなに時間がかけられないのであれば、月1を月曜と木曜という週2程度に小分けし、掃除の内容も小さく細分化します。

 

無理せず、頑張り過ぎず、苦にならない掃除が、小掃除だと思ってください。

 

エクセルで作る小掃除チェックリスト

 

エクセルなどで、簡単に枠を作り、繰り返し印刷しながら使えると便利です。実行してみた結果、実情に合わない箇所の修正も簡単ですから、徐々に自分らしい小掃除チェックリストが完成していくでしょう。

 

一番左側の枠は、お掃除の場所を記入します。リビング、キッチン、トイレ、浴室、洗面所、脱衣所、玄関、外回り、家族のそれぞれの部屋などと区分します。

 

掃除の場所を記入したら、次は小掃除内容を次の右枠に記入します。

 

リビングを見渡してみましょう。制限時間を最長でも10分と決めて、掃除が必要な場所を書き出します。

 

テレビの掃除、カーテンレールの上、サッシの溝、窓、照明器具、テーブル回り、床、ソファー、エアコンなど、ピンポイント掃除で完了できる内容を記載します。

 

小掃除内容の右側の枠は、予定日という項目だけを入れて置き、実際の実施予定日は、自分や家族のスケジュールを確認しながら、入れていくと良いでしょう。

 

予定日の項目の右側は、備考欄とし、かかった時間や、あれば良かったと思える掃除道具などを記入に、次回に役立てましょう。

 

小掃除が完了した日付をマーカーで塗りつぶしたり、チェックを入れたりすると、達成感を感じることができ、モチベーションにも繋がります。

 

小掃除チェックリストのテンプレートをダウンロード

小掃除チェックリストも、最近では作ってくれたうえに、無料で配信してくれている人が沢山います。

 

自宅のパターンに一番近いものがあれば、それをダウンロードして利用しつつ、使い勝手が悪い箇所だけ自分流にするというのも良いかもしれません。

 

小掃除チェックリストをアプリのToDoで管理

 

アプリのToDoリストを活用し、掃除の内容を登録しておくのもおすすめです。

 

アプリによっては、予定日を記入できない簡易的なものもありますが、その場合は手帳やカレンダーを併用しましょう。

 

いったん、全ての掃除の場所と掃除の内容を書き出す作業は必須です。その後、カレンダーや手帳などに、予定を記入します。

 

その予定を元に、今週実行する小掃除の内容を登録し、済んだらチェックをいれます。

 

【進化版】小掃除チェックリスト

 

月単位の小掃除チェックリストに慣れたら、一度、年間の掃除や家事のチェックリストを作ってみませんか?

 

季節ごとに必要な家事を見渡すことが出来るようになると、小掃除の精度もアップさせることができます。

 

例えば、衣替えシーズンに合わせて、断捨離のスケジュールを組み込んだり、クローゼットの掃除を準備することもできます。

 

こうした掃除を含む家事は、いちいちリスト化したり、スケジューリングしたりするのはナンセンスという人も多いかもしれません。

 

しかし、書き出して自分の目で把握することで、見落とし、やり残しを防ぐだけではなく、やり切るというメンタル面にも良い効果があると言われています。

 

おわりに

掃除が好きではない人ほど、小掃除が向いているのではと思います。短時間掃除の積み重ね、ながら掃除の効果に、きっと驚くことでしょう。早速チェックリストを作って、頑張らない小掃除を始めてみてください。