- 津久井 玲子
- 自分が仕事の中で勉強したことを、わかりやすさ、伝わりやすさに気をつけて書いています。読んでくださった方にとっても、読んでよかった、勉強になったと思える記事を目指しています。
小松菜の正しい切り方は?洗い方やおすすめの料理も紹介
小松菜はクセがなくて食べやすい、定番の青野菜の1つです。それだけに普段からよく使うという方も多いことでしょう。しかし、「小松菜というといつも同じ切り方」という方も多いのではないでしょうか?小松菜の下ごしらえを中心にご紹介します。
小松菜の下ごしらえの基本!洗い方と切り方は?
小松菜は常備菜としても人気の野菜ですが、扱いにくいと感じる方もいるのではないでしょうか?洗うときには根元に土が残りやすく、「噛んだら砂がジャリッとした」という方もいることでしょう。
そこで小松菜の洗い方のコツや料理にあわせた切り方など、小松菜について詳しくご紹介していきます。小松菜をよく料理で使うという方は必見です!
小松菜ってどんな野菜?
小松菜は東京生まれの葉野菜です。1年を通して売られていますが、本来は冬が旬の健康野菜として知られています。旬の小松菜は肉厚で甘みも強いため、12~2月は特においしくいただきたい野菜です。
癖の少なさから生でも食べやすい野菜のため、豊富に含まれるビタミンCやカルシウム、鉄分などの補給も兼ねて、スムージーなどの材料としても人気があります。健康維持のためにも積極的に摂りたい野菜です。
小松菜を選ぶときのポイント
せっかく小松菜を料理に取り入れるのなら、やはりおいしい小松菜を購入したいものです。小松菜の美味しさは、鮮度のよさと品質の高さで決まります。葉先まで緑が鮮やかで、葉も肉厚な物がおいしい小松菜です。
ただし、どんなに緑が鮮やかで肉厚な葉をしていても、葉脈が目立って見える物は避けた方がよいでしょう。葉脈の繊維が硬く筋張っていて食感が悪いため、せっかくの料理が台無しになりかねません。
小松菜はどう保存する?
小松菜に限らず葉野菜は傷みやすいため、買ってきたその日のうちに食べきりたいものです。しかし、「いっぺんに食べきるのは無理!」というときは、キッチンペーパーなどの濡らした清潔な紙で包んでから野菜庫で保存すると、2~3日ほど保存がききます。買ってきたその日のうちならば、冷凍保存してしまうのもおすすめです。
小松菜の洗い方
小松菜は根元に泥が入っていることが多い野菜です。最近では水耕栽培された根元のキレイな小松菜もありますが、主流の路地物の場合はそうはいきません。そこでまずは小松菜の根元に軽く切り込みを入れてください。これだけで根元の汚れ落ちに効果があります。
葉を洗うときには茎の部分の汚れにも注意が必要です。そのため流水で葉を1枚1枚、丁寧に洗うようにしましょう。全体の泥をスッキリと洗い流せます。
細かい作業が苦手ならこんな方法も
まずは小松菜の根元を切り落とします。まな板の上に根元をそろえてから置いて、5mm程度の長さで切れば十分です。後は水を張ったボウルなどに根元から小松菜を入れて、全体をバラすように洗うと、開いた根元から簡単に泥が落ちていきます。
小松菜の切り方は全部で2種類
小松菜の切り方は全部で2種類だけです。普段もっともよく使われる切り方はざく切りでしょう。しかし、料理によってはみじん切りの方がよい場合もあります。それぞれの切り方をみていってみましょう。
ざく切り
小松菜をキレイに洗ったら、根元をそろえてからまな板の上に置きます。後は根元の方から等間隔で、使いたい好みの長さに切っていくだけです。炒め物や汁物など、さまざまな料理で使いやすい、最もポピュラーな切り方といえます。
みじん切り
小松菜を洗った後に、根元をそろえてまた板の上に置くところまではざく切りと同じです。続けて根元の方から茎を1cmほどの長さで切っていきます。
葉を切るときは丸めるように持ってから、こちらも1cmほどの長さで切ってください。そのままでは千切りになってしまうため、直角に向きを変えたのち、端から改めて細かく切ったら完成です。チャーハンなどに特によくあう切り方といえます。
使う料理で切るタイミングを変えよう
小松菜を切るタイミングは料理によって異なります。炒め物や汁物などに使う場合は、加熱する前に切っておきましょう。逆に和え物やおひたしなどにする場合は加熱後に切ります。切る長さも食べやすさを考えて、料理ごとに調節してください。
切った小松菜を料理に使ってみよう!
小松菜はほうれん草と同様に、和え物やおひたしの定番の野菜です。だし汁や酢の物などの和風和え物のほか、マスタードやマヨネーズなどを使ったりと、豊富なレシピが存在します。小鉢や晩酌の友など活躍の場所に事欠きません。ざく切りだけでなく、みじん切りにしても食感の違いを楽しめます。
また、魚介とも相性がよいことから、エビなどと一緒に煮びたしにしてもよいでしょう。もちろん和え物や炒め物でもよくあいます。小鉢や汁物だけでなく、主菜にも積極的に使ってみてください。
おわりに
小松菜は定番の野菜ならではのよさがあります。切り方もシンプルなので、なおのこと使いやすい野菜といえるでしょう。1年中手に入るという点も魅力の野菜です。健康面でもおすすめの小松菜で、ぜひおいしい料理を楽しんでください!