- 鈴木 阿由美
- ライター。埼玉在住。これまで関わった企画は旅行やライフスタイル、LGBTQなど。人の背景にある考え方や価値観を引き出すのが好き。毎日のようにジムで走っています。筋膜リリースにハマり中。
奥行きがあっても取り出しやすい!カウンター下収納のアイデア
SNSで家事や収納の悩みを解決するヒントを公開しているあゆみさん(@ayuccchiii)。今回は、キッチンのカウンター下の取り出しやすくなる収納アイデアを教えてもらいました。ちょっと工夫すると、奥行きがあっても取り出しやすくなりますよ!
- あゆみさん(@ayuccchiii)
- 収納や家事を楽にするアイデアやヒントをSNSで公開中。インスタグラム▶︎https://www.instagram.com/ayuccchiii/
奥行きがあるカウンター下収納を取り出しやすくするアイデア
調理やお弁当作りなどで、使う物が多いキッチン。カウンター下の収納スペースは、鍋や小物などを収納するのに大変重宝しますが、たくさん収納すると奥の物が取り出しにくくなることも。
そこで今回はあゆみさんに、奥に何が入っているのかすぐわかるカウンター下収納のアイデアについて教えてもらいました。
キッチンの収納だけではなく「奥行きがあると、どこに何が入っているのか忘れちゃう」という人も、あゆみさんのアイデアは必見です!
動線を考えて収納する
あゆみさんは「これ嫌だな」「やりにくいな」と感じた小さなことから、アイデアを出して変えていくことで、収納や家事の悩みを解決しています。今までの経験から、収納は3つのコツを意識して行っていますよ。今回は3つのコツもあわせてご紹介します。
あゆみさんの収納のコツ、1つ目は動線を意識することです。あゆみさんの収納の鉄則は、「使う場所のすぐそばに収納すること」と「誰が見てもわかりやすい収納」です。そうすると家族みんなが使いたい物をすぐ見つけることができます。
あゆみさんのキッチンは、シンクやコンロが壁側にあり、カウンターはその反対側です。カウンターの先にダイニングがあり、エスプレッソマシンを置いてコーヒーをすぐ飲めるようにしたり、カウンターの上にグラスやカトラリーを置くことで家族が取りやすい収納にしたりしています。
カウンターは広いので、作った料理を置いたり、お菓子を作るスペースにしたりと普段から大活躍です。あゆみさんはよくお菓子作りをしていて、子供たちと一緒に作ることもありますよ。
カウンターで使う物はすべてこの中に収納しています。上段・中段には種類別に小物を入れて、下段は使用頻度が低めのカセットコンロ、鍋、ホットクックを収納。カウンター下段の鍋やコンロは、冬に家族と鍋をする時に使っています。
カウンター下収納の詳細
カウンター下収納の詳細をご紹介します。
あゆみさんの収納のコツ、2つ目は用途別にボックスを分けて収納することです。分けることで、使いたい時に必要なボックスのみを取り出せば済みます。必要な物をとるために何度もしゃがまずに、1度で動作が済むためのアイデアです。
カウンター下のそれぞれの段に、3つずつボックスが入っているように見えますが、実は奥にも使用頻度の少ない物が入っています。
カウンター下の上段の詳細です。左下2つが子供たちの給食セットの替え、右の大きなボックスは保存容器、上は紙皿や使い捨て容器が入っています。
中段の詳細です。左上は紙ナプキン、右上は補充用のストロー。左下はお菓子作りの型などで、真ん中はラッピンググッズ、右下は割り箸やスプーンが入っています。紙ナプキンはお客様が来た時に使います。
カウンター下収納の扉の上には引き出しがあり、引き出しの中は豆皿や、普段はあまり出番のないカトラリーが入っています。種類別に収納するアイデアのメリットは、奥の物が取り出しやすくなることです。
例えば棚に紙皿、ストロー、お弁当のグッズなどが順に並んでいると、奥の物を取り出すには前にある物を1つずつ取り出さないといけません。
途中で倒れたり、崩れたりするような物だと、イライラする原因にも。イライラが積み重なると、使いたくなくなってしまいますよね。
ボックスに入っていると、前に入っている物をまとめて出せるので、取り出すのも片付けるのも簡単です。小物の収納は、種類別に分けて収納しましょう。
奥に何が入っているかがわかる収納アイデア
あゆみさんの収納のコツ、3つ目は奥に入っている物がすぐわかるようにすることです。奥行きのある棚の場合、しばらく奥の物を使わないと、何が入っているのかわからなくなってしまいますよね。
使いたい時に奥にしまったことを忘れると、収納してある物を全部出したり、部屋中を探し回ったりと大変です。
あゆみさんは物を探さなくても済むように、カウンター下の収納棚にもラベリングしてします。
「B」はBackの意味で、後ろに入っている物が書いてあります。来客時に使うナプキンや補充用のストローなど、使用頻度が少ない物は後ろに収納していますが、棚のメモがあるのでいざという時にすぐ取り出せます。
奥行きのある棚の場合、あゆみさんの、奥に入っている物をラベリングするアイデアを参考にすると使いやすくなりそうです。
おわりに
奥行きの棚の収納で難しいのは、何が入っているのかを忘れてしまうことです。あゆみさんの棚にラベリングするアイデアは、キッチンだけではなくいろいろなところで応用できますね!取り出しやすさのコツは、種類別にすること。特に小物は、ボックスに入っている方がまとめて取り出せるのでおすすめです。ぜひ収納の参考にしてください。