- 佐藤 恵子
- 4匹の犬たちと、里山暮らしを楽しんでいます。趣味は一人旅、温泉、読書、お菓子作り、籠編みなど多岐に渡ります。自分の好奇心をエネルギーに、皆さんのお役に立てる記事をお届けしたいと思います。
覚えておきたい!スイカの実用的な切り方とおしゃれな切り方
スイカの甘い部分を均等に切りながら、種も取りやすいスイカの切り方があります。また小さな子供さんでも食べやすい四角いスイカの切り方や、おしゃれなパーティー仕様のスイカの切り方を紹介します。
種が取りやすく甘い部分も平等にするスイカの切り方
種なしスイカもありますが、やっぱり憧れは縁側に座って種を飛ばしながら食べるスイカだよねという人も多いのではないでしょうか。また、種なんて気にせず食べちゃうよという人も、少なくないかもしれません。
でも、種が取りやすいスイカの切り方があるとしたら、知りたくありませんか?スイカが一番甘いのは、真ん中です。どうせなら、その甘い部分も平等に切り分けたいところです。
では、その切り方を紹介しましょう。
- スイカの上下(ツタに繋がるところと、おへそ)を1cmくらい切り落とします。
- スイカの縞々模様に垂直に包丁を入れ、スイカを半分に切ってください。
- スイカの赤い実の部分を上にします。
- スイカの真ん中に焦点を合わせて、放射線状に等分に切り分けます。
これで甘さは全て平等になります。大きなスイカであれば、先に縞々模様に沿って半分にしたあと、改めて模様に垂直に包丁を入れ、1/4のスイカを作ります。そのあとは、全て同じ工程です。
次は、切り分ける際の注意点です。実は、スイカの種は規則正しく並んでいるのです。ですから、種の配列を見極め、種を切るつもりで12等分すると、種が全て切った断面に並ぶことになります。
近い場所に種が並んで見えるところは、それぞれの種の真ん中を狙って包丁といれるとよいでしょう。切ったスイカは、大きさも余り変わらず、甘みも等分に分かれたスイカになります。
もっと拘りたい人は、スイカの維管束を見つけてください。これはスイカが栄養分を実に運ぶための管ですが、通常は気にせず食べているはずです。
スイカの実の真ん中から外側に向けて、傘の取っ手のような筋が見つかるはずです。両側に取っ手のような線があり、単純な噴水のようでもあります。
維管束は断面に3本ありますから、その丸まった維管束の外側を切るように包丁をいれ6等分します。それを真ん中から切って12等分すると、種が切った側面に並んで現れます。
あとは爪楊枝などで種を取れば、中にはほぼ種がない状態で食べられます。ぜひ試してみてください。
スイカのおしゃれな切り方
人が大勢いるときや、ちょっとしたパーティーにスイカを準備したいときに役だつ、おしゃれなスイカの切り方を紹介します。
スイカのブロック切り
小玉スイカのほうが作りやすいかもしれません。スイカのブロック切りを紹介しましょう。
縦でも横でも大丈夫です。半分に切ったスイカを用意してください。次は、スイカの皮と白い部分を切り落とし、実だけにします。それを好きな大きさに、サイコロ状あるいはブロック状に切れば、スイカのブロック切りの完成です。
大きな器に一気に盛り付けて、カラフルなフォークなどをさせば、ポップでおしゃれな感じに仕上がります。
スイカを丸く切る方法
スイカを丸くくり抜くには、フルーツデコレーターという器具を使うと簡単です。100均でも売っていますから、探してみてください。
まずは、スイカを半分にカットします。皮と実の間に包丁を入れて切り離しましょう。作業がしづらいようであれば、底になる部分を平らに切り落として安定させてください。
フルーツデコレーターをスイカの実に大胆に差し込み、クルっと回すようにすれば、丸いスイカのカットが出来上がります。ほかの果物と一緒に盛り付けても可愛いですし、スイカの皮を器にしても良いでしょう。
スイカの皮を器に使う時は、平らにした底の部分を貫通してしまわないよう気を付けてください。
スイカのアメリカ式切り方
こちらも大人数で食べる時に食べやすい、スイカの切り方です。スイカをスティック状に切る方法になります。
まずはスイカを模様に沿って縦に半分に切ります。次に実の方をカッティングボードにおいて、皮を上にします。そして縦横サイコロ状にナイフをいれて切り離せば完成です。
持ち手になる皮を残したままですので、手を汚すのを最小限に抑えらえますし、細いスティック状なので口の周りにべたべたつくこともありません。
子供向けパーティーにおすすめのスイカの切り方
食育の観点からは若干邪道かもしれませんので、あらかじめご了承ください。
スイカを均等な厚さに切り分けます。クッキー型などを使って、ハートや星の形にくり抜きます。それを可愛いスティックなどで刺せば、とってもキュートなスイカの出来上がりです。
スイカだけではなく、色とりどりのフルーツと一緒にすると、一層華やかになります。小さな子供でも食べやすいので、おすすめです。
おわりに
最近はフルーツカービングの素材としても、スイカが使われている映像を目にすることが多くなりました。芸術的な切り方は難しくても、紹介したおしゃれなスイカの切り方は簡単です。ぜひ試してみてくださいね。