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家事
津久井 玲子

今さら人に聞けない!りんごの基本から飾りきりの切り方

りんごは身近な果物であると同時に、その鮮やかな皮の色を活かして料理の彩りにも使われる果物です。せっかく彩りとして使うなら、かわいい飾り切りで華を添えてみませんか?りんごの基本の切り方からかわいい飾り切りまでご紹介します。

りんごの皮のむき方

りんごの皮のむき方は2通りあります。まずは丸ごとそのまま、上からクルクルと回しつつむいていく方法です。しかし、途中で皮が切れやすく、「このむき方は苦手」という方も多いのではないでしょうか?

 

りんごを丸ごと、途中で皮を切らずにむいていくにはコツがあります。包丁を持つ手はそのまま固定するかのように動かさず、親指で切った皮を誘導しながら、りんごをクルクルと回転させるようにしてむいてください。

 

たったこれだけのことで途中で何度も皮が切れることなく、上からキレイにむくことができます。これまでは失敗しやすかったという方でも、感覚をつかむだけでキレイにむけるようになるので、再度挑戦してみてください。

 

それでもりんごを丸ごとむくことに苦手意識がある方は、先にりんごをいくつかに切り分けてから皮をむくとよいでしょう。縦に4~8つに割ってから、端から皮をむけばキレイにむけます。

 

こちらも包丁を持つ手の親指でむいた皮をリードしつつ、りんごを動かしながらむいていくことがキレイに仕上げるコツです。

 

りんごはどんな果物?

りんごは身近な果物ですが、意外と知らないことも多いのではないでしょうか?りんごの栽培が始まったのは約4000年前ともいわれ、ローマ時代にはもう29の品種があったとされている、とても歴史のある果物なのです。

 

そんなりんごが日本に輸入されたのは明治4年(1871年)のこと。アメリカから苗木の状態で輸入されました。そして栽培に適した東北などの涼しい地域で、盛んに生産されるようになったのです。

 

りんごは別名「医者いらず」ともよばれ、「1日1個食べれば病気にかかりにくくなる」といわれるほど、食べやすくて栄養価も高い優れた果物として世界で愛されています。では、りんごの栄養素はどこに一番含まれているのでしょうか?

 

実は、りんごの栄養素の多くは、りんごの皮と実の間に特に多く含まれているのです。そのため、りんごを食べる時には皮ごと丸かじりするのが一番健康によいとされているので、ぜひ覚えておいてください。

 

 

りんごの切り方って?飾り切りの方法も知りたい!

りんごの基本の切り方

りんごには基本となる切り方がいくつもあります。基本の切り方だけに、きちんと身につけておけば普段の料理にも応用がきいて華やかになること間違いなしです。ここでいくつかご紹介しておきましょう。

 

くし切り

くし切りは普段りんごを食べる時にも使われる、最も基本的な切り方の1つです。縦半分に割ったりんごを、さらに2~4等分に割り、皮を下にして持ったら、両端から斜めに包丁を入れて芯を取ります。最後に端から皮をむいて完成です。

 

半分に割った後に2等分や4等分にする時にキレイに半分に割るコツは、皮を上にして片手で支えて切るようにしてください。3等分にする時は、縦に置いて上から下に向けて切るとよいでしょう。

 

いちょう切り

くし切りにして芯を取ったりんごを、端から一定の厚みで切ったものがいちょう切りです。2~3mmの厚さに切ったものが一番使いやすいでしょう。サラダやアップルケーキ、ジャムなど、幅広い料理に応用がききます。

 

あえて皮をむかずに、そのままサラダやケーキに使っても彩りとして便利です。薄く切ってあるので、皮もそんなに気にせず食べられます。ジャムにする時は多少原型が残るくらいで作ると、りんごの食感を感じられる食べごたえのあるジャムになるのでおすすめです。

 

輪切り

あまり馴染みがないという方も多いでしょうが、輪切りは皮ごと食べやすい、とても合理的な切り方です。必ず皮を残さなければいけないわけではないので、料理にあわせて選ぶとよいでしょう。

 

切り方はいたって簡単で、横にしたりんごを端から1cmほどの厚さに切るだけです。芯は型抜きで抜くと、ちょっとした飾り切りになります。そのままサラダに使ってもよいですが、ベイクドアップルなど様々な料理に応用がきく便利な切り方です。

 

角切り

まずはりんごを輪切りにします。つづけて縦・横1cm程度の幅で切っていってください。芯はよけるようにして、大きさをそろえて切ると見栄えがよくなります。

 

角切りりんごはサラダのほか、ケーキやアップルパイといったスイーツにも使い勝手が良いおすすめの切り方です。フルーツサラダに使う時は、ほかのフルーツも大きさをそろえてあげると見栄えがよくなります。

 

スライス

くし切りにしてから芯を取ったりんごを、使う料理にあわせて垂直に薄切りにしたものがスライスです。後半は極薄のくし切りにするような感覚で切ると、見た目もそろってキレイに切れます。

 

スライスは薄切りのため火が通りやすく、スイーツ作りにおすすめの切り方です。ケーキやタルトの上に並べて使うのが一般的ですが、レンジで加熱して柔らかくしてから巻いていくと、バラの花を作ることもできます。ペースト状にもしやすいことから、赤ちゃんの離乳食にも使いやすいです。

 

りんごのおすすめの飾り切り

りんごは工夫次第でさまざまな飾り切りにすることができます。飾り切りにしたりんごは、お弁当や料理の彩りにぴったりです。簡単にできてかわいい飾り切りをご紹介します。

 

うさぎ

飾り切りの中でも最も一般的でよく使われる切り方です。くし切りにしたりんごの芯を取ったら、りんごの下側から逆のV字型に深くなりすぎないように皮に切り込みを入れます。後は下側からV字を過ぎるあたりまで皮をむけば完成です。

 

木の葉

くし切りにしたりんごの芯をまっすぐに切り落とします。まっすぐに切り落とした部分は、完成した後の木の葉を飾ったときに安定感が生まれるので、そのまま使ってください。

 

次にりんごを横に寝かせたら、上下を割りばしではさみます。割りばしをセットしたら3~5mm程の厚さでりんごを垂直に切っていきましょう。包丁が割りばしに当たったら抜き取って、反対側も同様に切ります。あとはこれを繰り返し、最後にずらして飾れば完成です。

 

最初に切った部分は、芯の部分と重なるため左右で別れてしまいます。そのためサラダなど別の料理に使ってもよいでしょう。

 

格子模様

くし切りにしたりんごに浅く格子状に切り込みを入れます。後は1マスずつずらしながら、マスごとに皮をむいていくだけです。慣れるまでは意外と大変な上級者向きの飾り切りなので、最初は大きめのマスで試してみてください。

 

格子模様は、横や斜めといった模様の向きや、細かさでも雰囲気が変わります。異なった切り方を組みあわせてみてもよいでしょう。

 

 

りんごの変色を防ぐ方法

りんごは切ったそばから酸化して変色してしまいます。変色を防ぐにはレモン汁やオレンジジュースに浸けるといった方法もありますが、最も一般的な方法は塩水に浸けることです。

 

水400ccに塩一つまみを入れてよく溶かして塩水を作ります。飾り切りをする時は、切るごとに塩水に浸すとよいでしょう。変色を防いでキレイな飾り切りを楽しんでください。

 

 

りんごの芯を簡単に取る方法

りんごの芯を簡単に取る方法としては、くし切りにしてから芯を取ると楽なのは間違いありません。しかし、焼きりんごを作る時など、丸のままのりんごの芯を取るとなると話は別です。

 

丸のままのりんごの芯は、包丁やフルーツナイフなど、先の細い刃物で取ることもできます。りんごのてっぺんのつるから5mmほど離れたところに刃物を刺して、後はつるから等間隔に離れた位置に円を描くように切っていくだけです。

 

ぐるっと円を描くように切り終わったら、親指で芯を押し出します。これでキレイに芯だけ取ることができるのです。ただし、りんごの芯をくり抜く時に、手を切らないよう注意するのを忘れてはいけません。

 

この刃物を使って芯をくり抜く作業は、台にするまな板をしっかりと安定させておくことや、りんごをしっかり押さえて切る、芯を切らないよう刃物を動かすなどのコツがあります。練習して慣れてしまえば後は簡単な作業になるので、ぜひ試してみてください。

 

「もっと簡単な方法はないの?」という方には、ホームセンターなどで売っている「芯抜き」を使うのもありです。りんごの中央が芯抜きの真ん中にくるように刺して、回しながら下まで貫通させるだけ。りんごが大きすぎる場合は、下からも同じように刺してください。

 

後は芯を引き抜くだけで、りんごの真ん中にすっぽりと穴が開きます。包丁やフルーツナイフなどよりも手軽ですが、芯抜きも刃物には違いないので扱いには注意が必要です。特に小さい子供がいる家庭では、子供の手に届かない場所にしまうように管理しましょう。

 

 

りんごの美味しい食べ方

りんごの基本の切り方ができれば、さまざまな料理でりんごを楽しめます。例えば、レンジで加熱したさつまいもの輪切りとりんごのスライスをあわせ、耐熱皿に交互に並べます。後はその上から生クリームや牛乳を入れてチーズをのせて焼けば、熱々のグラタンに。

 

また、りんご定番のデザートなら、一口サイズに角切りにしたりんごに卵とサラダ油をあわせ、そこにホットケーキミックスを入れます。後は形を整えて広げた生地をオーブンで焼けば、簡単なアップルケーキの完成です。手間もかからないので、おやつにもぴったり。

 

サラダにりんごを使うなら、皮付きのまま使うと色が映えてキレイな仕上がりに。レンコンと皮付きりんごを薄いいちょう切りにしたら、レンコンはレンジで加熱します。レンコンが冷めたらりんごと薄切りのハムをあわせてください。

 

後はマヨネーズをベースに、酢や砂糖、アクセントに粒マスタードなどを入れ、塩、こしょうで味を調えたドレッシングをかけて和えれば、美味しいコールスローサラダの完成です。

 

このほかにも、生姜とともにりんごをあえてすりおろしてカレーに入れたり、細かい角切りにしたりんごをお米にのせてコンソメスープで炊いたりしても、いつもと違ったりんごの美味しさに出会えますよ。

 

 

りんごの正しい保存方法

りんごはもともと低温を好みます。さらに保存する時には適度な湿度が必要です。そこでキッチンペーパーに1個ずつ包んでからポリ袋に入れて、冷蔵庫の冷蔵室に保存するのがおすすめ。りんごの保存適温は0~5℃なので、野菜庫よりも温度の低い冷蔵室に入れましょう。

 

りんごはエチレンガスを大量に出す果物です。冷蔵室といってもほかの食材を傷める心配があります。そのため必ずポリ袋に入れるようにしてください。もし「バナナの追熟を急ぎたい」「じゃがいもの芽が出るのを防ぎたい」という時には、袋に入れる必要はありません。

 

 

段ボール入りの場合の保存方法

冷蔵庫に入りきらないほど大量のりんご。保存に困ったことはないでしょうか?段ボールに大量に入ったりんごの保存方法は、家の中でも最も涼しい場所に置くことです。りんごの常温保存可能期間は1か月程度が目安。早めに食べ切るようにしてください。

 

 

おわりに

りんごはそのまま食べても美味しく、飾りとしても優秀な果物です。料理にあった切り方はもちろん、かわいい飾り切りも覚えて、華やかな食卓を演出してください!