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家事
佐藤 恵子

脱マンネリ!きゅうりのサラダをおしゃれに変身させる方法

いつも同じになってしまいがちなきゅうりのサラダを、ちょっとおしゃれに楽しくアレンジしてみませんか?きゅうりのサラダの見た目や歯触りを変えるきゅうりの切り方などを紹介します。

サラダが美味しいきゅうりの栄養価について

 

きゅうり自体の栄養は、余りないらしいと聞いている人も少なくないかと思います。実は、栄養がないのではなく、カロリーがほとんどないのです。

 

『Least calorific fruit』としてギネス世界記録に登録され、「世界で一番栄養が少ない果実」という誤解を生んでしまったのが原因です。

 

では、きゅうりには、どんな栄養があるのでしょうか?

 

100キロカロリーの同じ野菜と比べ、カリウムは茄子の1.4倍、ビタミンkはレタスと同等、ビタミンCにいたってはトマトの1.26倍もあります。

 

ちなみに、レタスは中玉1個の可食部が300gほどで、カロリーは40キロカロリー前後。きゅうりは、ほぼ1本で25キロカロリー。

 

同じ土俵にあげると、レタスは2.5玉、きゅうりは4本でそれぞれが100キロカロリーとなります。

 

きゅうりのサラダをワンランク上げるきゅうりの切り方

 

きゅうりは切り方を変えるだけで、食感も見た目も変わり、いつもと違うきゅうりのサラダに変身します。

 

きゅうりを器にするサラダ

きゅうりを器にしてしまうという発想の転換です。ピーラーで薄くひも状にしたきゅうりを、くるくる巻いて器にします。サラダをきゅうり巻きにして、一口サイズのサラダにする方法です。

 

ピーラーで剥いた細い部分は、そのまま具材として使ってしまいます。中に入れるのは、パスタ系のサラダでもよいし、細いスティック状に切った人参や大根など、アレンジは自由自在です。

 

いくつかのアレンジしたきゅうり巻きサラダを作ったら、ドレッシングも合わせて何種類か準備すると楽しいです。

 

カッティングボードなどに並べたら、食べやすいパーティー仕様にも変身します。

 

きゅうりの切り方【いつもと違うサラダ仕様】

きゅうりは、カットの加工がしやすい食材の一つです。サラダの場合は、輪切りや斜め切り、千切り、乱切りなどが普通でしょうか。

 

いつもと違うひと手間加えて、見た目と食感を楽しみましょう。

 

ピーラーでひも状に切ったものを、食べやすい長さに切って、そのままサラダとして食べます。食感が優しくなり、特に種の近くは瑞々しい柔らかさを味わえます。

 

また、ひらひらしたレースのように見立てて、サラダを彩る飾りにもなります。

 

同じくピーラーで剥いたきゅうりを、くるくると重ねて巻くとバラになります。ポイントは、中央部分を少し高くすることです。

 

一口大の長さに切ったきゅうりをまな板において、皮のほうを両脇から割りばしで挟みます。上から包丁で割りばしのところまで薄くスライスしてください。これは簡易版蛇腹きゅうりですが、切った隙間にドレッシングがいきわたり、歯ごたえもあります。

 

3㎜程度の厚さで斜めに切ったきゅうりを、縦半分に切ります。厚みを半分にするように包丁をいれますが、切り離さないよう注意してください。

 

塩少々を振り、きゅうりが柔らかくなったら、塩を洗い流し、切り離した部分を開きます。そのまま花びらのように飾ってもよいですし、中に小さく切ったパプリカなどをはさんでもかわいいです。

 

きゅうりを縦に4等分し、サイコロをイメージして細かく切ります。同じように切った野菜と和えれば、また違った食感のきゅうりのサラダが出来上がります。

 

おしゃれなきゅうりのサラダに見せる盛り付け方

 

器もいつもと違うものに変えてみましょう。ボールや、色のかわいいカッティングボードにそのまま並べて使ったり、カラフルな紙カップに一人分ずつ詰めたりして、雰囲気を変えるだけでもおしゃれになります。

 

高級感を演出するなら、黒い食器できゅうりの緑をクッキリみせましょう。カジュアルな感じなら、ガラスの器や木製のサラダボールなどがおすすめです。

 

他の食材と合わせるなら、5色を意識すると良いでしょう。緑、赤、黄、白、黒(茶)を意識すると、美しいサラダになります。

 

きゅうりのスティックサラダであれば、赤は人参、黄はパプリカ、白は大根などと合わせると、より映える色合いとなります。

 

普通のサラダの場合は、緑がきゅうりやレタス、赤はパプリカやトマト、黄はコーンやパイナップル、卵の黄身、白は卵の白身やチーズ、玉ねぎなど、黒はオリーブやクルミなどのナッツ類、クルトンなどが代表的でしょうか。

 

緑をベースとし、あとの4色はアクセントカラーの位置づけです。ベースを6、残りをアクセントカラーで構成し、黒は少なめに配色します。また黒はなければ、無理に加える必要はありません。

 

おわりに

味が主張しないきゅうりは、ドレッシングやほかの食材との相性もよく、アレンジも自由にできる食材でもあります。「ここぞ!」というときに食卓に並ぶ、おしゃれなきゅうりのサラダを考案する参考にして頂けたら幸いです。