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家事
佐藤 恵子

【超簡単】きゅうりの塩昆布和えをグレードアップする方法15選

きゅうりと塩昆布を和えただけで、箸が止まらない無限ループの罠にはまりそうな美味しさです。そこにプラスするだけでできる、さらに美味しくなる調味料を紹介します。毎日食べても飽きない、その上、超簡単ですから、ぜひチャレンジしてみてください。

きゅうりと塩昆布和えの基本

 

塩昆布のメーカーさんによって、塩加減が若干違います。個人の好みに合わせて増減させてください。

 

基本の材料は、きゅうり1本に対し、塩昆布5gです。塩昆布5gの目安は、親指・人差し指・中指の3本で、少し多めを意識してつまむと、おおよそ5gになります。

 

キレイなビニール袋や、ジッパー付き保存袋などに、切ったきゅうりと塩昆布を入れて、袋を振るように混ぜれば完成です。

 

塩昆布に合わせるときにおすすめなきゅうりの切り方

きゅうりと塩昆布を和える時に、一番おすすめなのが、5㎜ほどの厚めの輪切りです。水っぽくならず、歯ごたえも楽しめて、手間もかかりません。

 

お好みで、薄い輪切りでも美味しく食べられますが、塩の浸透が早まり、きゅうりから水がでてしまうことがあります。早めの完食がおすすめです。

 

たたききゅうりは、ダイナミック感があり、居酒屋メニュー的な楽しい切り方です。最初に、綿棒などできゅうりにヒビが入るくらい強めにたたきます。そのあと、3cmから5cmの長さにきゅうりを切って、塩昆布と混ぜましょう。

 

家庭菜園などできゅうりを栽培していると、見逃したきゅうりが、アッという間に巨大きゅうりになっていることがあります。皮も、中の種も硬くなっていて、捨ててしまったという経験はありませんか?

 

そんな時も、塩昆布の出番です。きゅうりを縦半分に切って種を取り除きます。皮はピーラーで縞々に剥いてからきゅうりを切れば、いつもの塩昆布和えができます。

 

塩昆布ときゅうりの和え物の食べごろ

夕食準備の一番最後に、きゅうりを切って塩昆布とまぜ、食卓にすべて並べ終わったタイミングで、もう食べごろです。

 

先にも書きましたが、きゅうりの水分が出てきてしまうと、美味しさが半減してしまいます。また、塩がきゅうりに浸透すると、より味が濃く感じられます。時間が経って水分が出てしまったら、水気を切って盛り付けてください。

 

好みの差は否めませんが、パリッとしたみずみずしいきゅうりの触感と、塩昆布の旨味と塩気が、口のなかで初めて出会うくらいがちょうど良いのではないでしょうか。

 

一度試していただき、自分の食べごろを見つけるベースにしていただければと思います。

 

きゅうりと塩昆布+調味料のバリエーション11選

 

きゅうりと塩昆布にプラス1品するだけで、断然グレードがあがる調味料を紹介します。

 

きゅうり+塩昆布+ゴマ油

基本の作り方のあとに、ゴマ油を垂らすだけという手抜き料理ですが、これが驚くほど美味しいのです。煎りごまを振ると、ちょっとおしゃれに変身します。ゴマ油のコクと香りを一緒に楽しめます。

 

きゅうり+塩昆布+ショウガ

基本の作り方に、チューブのショウガをプラスします。ショウガの分量は、小さじ1/2程度です。ショウガ大好きという人は、もっと沢山入れてもOKですし、針ショウガ(ショウガの細い千切り)をいれると、歯ざわりまで美味しくなります。

 

きゅうり+塩昆布+わさび

基本の作り方に、小さじ1/2ほどのわさびをプラスするだけです。ツンとくる辛さが好きな人は、好みでわさびを増やしてみてください。夏らしい爽やかな和え物になります。

 

きゅうり+塩昆布+辛子

基本の作り方に、小さじ1/2の辛子を加えます。粒マスタードを使うと、酸味もプラス、風味もアップするので、常備している方は試してみてください。大人の味ですから、お酒のつまみにも重宝します。

 

きゅうり+塩昆布+梅

梅は、食感を楽しむなら硬いタイプのものを、柔らかい梅や梅ペーストでもOKです。塩分が濃くなってしまうので、塩昆布と梅の分量に注意してください。塩昆布は若干少なめに、梅は多くても1玉分の果肉の分量が最大と思ってください。

 

きゅうり+塩昆布+柚子胡椒

基本の作り方に柚子胡椒小さじ1/2が目安です。柚子と胡椒の香りを併せ持った独特の風味が大好きという人なら、絶対美味しいと思うはずです。

 

きゅうり+塩昆布+七味

基本の作り方に、七味を小さじ1/2ほど入れてください。ピリっとした辛さは、お酒のつまみにもよく合います。もっと辛いのが好きな人は、一味でも美味しいです。その際は、ゴマなどを一緒に加えると、風味が増します。

 

きゅうり+塩昆布+ショウガ+にんにく+ゴマ油+めんつゆ

基本の作り方に、チューブのショウガを5mm、チューブのニンニクを5mm、ゴマ油少々とめんつゆ少々を加えて振ります。ショウガやニンニクの生を使う時は、小さじ1/2が目安です。夏バテ気味な時におすすめのレシピです。

 

このまま漬け込んで味を馴染ませても美味しく食べられます。

 

きゅうり+塩昆布+ポン酢しょうゆ

さっぱり食べたいなら、やっぱりポン酢醤油が美味しいです。基本の作り方で作ったものに、好みのポン酢醤油をかけて食べるだけですが、ショウガやワカメ、ちりめんじゃこなどを混ぜたら、より美味しく食べられます。

 

きゅうり+塩昆布+酢

基本の作り方で作ったものに、砂糖と酢、醤油少々を加えて和えます。ちりめんじゃこやゴマ、ショウガ、ミョウガなどを加えても美味しくなります。酢がよく絡まるように、このときのきゅうりは、薄切りがおすすめです。

 

きゅうり+塩昆布+白だし

きゅうりの浅漬け的な位置になります。きゅうりを切り、塩昆布と少々の白出しを加えて冷蔵庫で30分ほど休ませます。白だしは見た目で思うより塩分が強いので、沢山いれてしまわないよう注意してください。味が馴染んだら食べごろです。

 

きゅうり+塩昆布和えに混ぜると美味しい食材4選

 

塩昆布は、何にでも合う万能調味料でもありますから、より素材の味を引き立ててくれます。その一つがきゅうりですが、そこにもう一品プラスして、食感と歯触りを楽しんでみませんか?

 

きゅうり+塩昆布・ちりめんじゃこ

基本の作り方に、ちりめんじゃこを大匙1杯ほど加えます。ちりめんじゃこの食感も楽しめて、味の変化もありますのでおすすめです。ちりめんじゃこは、物によって塩辛いのがあったりしますので、加える前に塩分を確認してください。

 

きゅうり+塩昆布+ワカメ

ワカメは水で戻したあと、水気をしっかり切っておいてください。基本の作り方で作ったきゅうりと塩昆布に、このワカメを加えます。味が薄いようであれば、塩昆布や醤油少々などで調整します。ゴマ油を足しても美味しいです。

 

きゅうり+塩昆布+ツナ

基本の作り方で作ったものに、油を切ったツナを1/3缶、ゴマ油とレモン汁を小さじ1、粗挽き胡椒をお好みで加えればOKです。ツナ缶は、小さな70gの缶を想定しています。レモン汁を加えると、さっぱり食べられますのでおすすめです。

 

きゅうり+塩昆布+キャベツ

基本の作り方にキャベツを加えます。この時は、キャベツの分量に合わせて、塩昆布も足してください。春キャベツのシーズンなど、キャベツの甘みも味わえて、最高の一品になります。

 

おわりに

美味しいきゅうりと塩昆布和えに、ほんの少しを加えるだけで、味も食感も変わります。特に手の込んだことをしなくてもよいのが、塩昆布のうれしいところですから、自分なりのバリエーションを探してみるのもおすすめです。