簡単・美味しい・ヘルシー！塩昆布のアレンジメニューを紹介

万能調味料！塩昆布の栄養バランスのとれた美味しさ

塩昆布には、昆布のうまみや塩味、砂糖の甘み、しょうゆの風味がバランス良く含まれています。そのため、調味料をわざわざ計量して味付けを整える必要もなく、ひとつまみで味のバランスが整う万能調味料と呼べるでしょう。

その栄養価は高く、タンパク質は100gあたり16.9gと、同じ海藻類の昆布と比べても約2倍の栄養があります。

その他にも、カルシウムやカリウム、ミネラル、食物繊維、ビタミンKなどを豊富に含み、老廃物を流したり筋肉の働きを助けたりする働きがあります。

また、糖質も1回の使用量目安である10gあたり約2gから3gと低めなので糖質制限をされている方も安心して食べることができます。

塩昆布に最適なきゅうりの選び方！

私たちが普段目にする緑が濃く表面にイボがついているきゅうり以外にも、世界に約500種以上が存在するきゅうり。品種によって色や形、大きさはもちろん、歯ざわりや柔らかさ、甘みも変わってきます。

きゅうりと塩昆布の和え物に最適なきゅうりは歯切れもよく、身が柔らかめのもの。おすすめは下記の2種です。

1. 白イボ系品種

スーパーなどの市場で一番流通している品種です。皮が濃い緑色で表面に小さな白いとげ（イボ）があります。みずみずしくて柔らかく、歯触りが良いのが特徴です。

本来、夏から秋にかけてが出荷のピークですが、白イボ系は露地栽培だけでなく温室栽培でも多く育てられているので一年を通して楽しむことができます。

新鮮な白イボ系きゅうりの見分け方は、1表面が濃い緑色で重みをしっかりと感じられること、2表面のイボに存在感があり尖っていること。

この2点に注意して選ぶと良いです。水分をたっぷりと含んだみずみずしいきゅうりは塩昆布との相性も抜群です。

2.四葉系品種

一般的なきゅうりと比べて約1.5倍程大きいきゅうりです。表面にシワやイボがあり、細身のゴーヤーのような外観が特徴です。

しっかりとイボが立つ品種のため取り扱いが難しく、日持ちもしないこともあり、市場に流通している数も多くはありません。

ただ、皮が柔らかく、濃厚な味と香りは他にはない味わいです。また、皮の薄さから漬物に最適と言われており、漬物店の中には四葉きゅうりしか使わないというこだわりの店もあるほどです。

シャキシャキとした歯触りは、塩昆布との和え物にも好相性です。

少ない調味料で手軽に作れる！絶品塩昆布

ちょっとした一品に活躍する塩昆布。実はご自宅で簡単に作ることが可能です。
しかも、使う材料は3つ。乾燥昆布、塩、味の素さえあれば簡単に絶品の塩昆布を作ることができます。作り方を下記の3ステップにまとめました。

1.　乾燥昆布をお湯で戻し、食べやすい大きさに千切りにする。
2.　500Wの電子レンジで1分温める作業を5回連続して行い、水分を飛ばし固くなる前で終了。
3.　乾燥昆布1枚に対し、小さじ5分の1の塩、味の素をかけ、混ぜてなじませたら完成。

その他、出汁をとった後の出がらしの昆布を利用することも可能です。使用する調味料は砂糖、酢、しょうゆ、みりんと、どこの家庭にもある基本調味料のみ。

新たに昆布を購入する必要もないので経済的な上、手軽に作れるのが魅力です。

簡単！絶品・塩昆布アレンジ料理

きゅうりの和え物以外にも、様々なアレンジを楽しむことができる塩昆布。ここではおすすめの簡単アレンジ料理をご紹介します。

1.塩昆布おにぎり
ご飯に塩昆布を混ぜるだけと手軽で外さない美味しさが魅力の一品です。お好みでごま油を少しプラスしても風味が広がり美味しくただけます。

2.塩昆布パスタ
パスタの具材として塩昆布を使うのもおすすめです。程よい塩加減とうまみが効いて手軽に美味しいパスタが作れます。

3.塩昆布のキャベツ和え
キャベツに塩昆布を和えたものは居酒屋などでよく見かける一品かと思います。塩昆布、ごま油、キャベツを切って和えるだけと材料も作り方もシンプル。料理が苦手な方にもおすすめの一品です。

4.塩昆布チーズトースト
名前の通り、塩昆布とチーズをパンの上にのせオーブントースターで焼いただけの一品です。和風のアレンジが多い中で、塩昆布とチーズと組み合わせは意外性もあり食卓でもきっと話題になるはず。

おわりに

コスパも良く栄養価の高いきゅうりと、ひとつまみあれば絶品料理が作れてしまう万能調味料である塩昆布。みずみずしいきゅうりに程よく塩味が効いた塩昆布を和えれば味わいも広がります。

また、塩昆布はうまみや甘み、塩味などがバランスよく含まれているため、他の材料と組み合わせると簡単に美味しいアレンジ料理を作ることが可能です。ぜひ、好みのアレンジを見つけてご自宅で楽しんでみてください。