お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
ガーデニング
PR
河村ゆかり

雑草対策!草むしりを超ラクにするコツ【プロ監修】

草むしりを楽にする方法をプロに教えてもらいました。草むしりに必要な道具・服装から、ベストな時期、雑草の抜き方のコツまで網羅。さらに除草剤や防草シートなど、草むしりの回数を減らす予防法も必見です。読んでおけば、雑草に困ることも減るかも!?

目次

アース製薬・松尾 康弘さん

グリーンアドバイザ―の資格をもつ、除草のプロフェッショナル。雑草の生態を知りつくし、その雑草にもっとも適した除草のアドバイスを展開、多くのユーザーから信頼を得ている。
アース製薬

 

草むしりをしないとどうなる?

自宅の庭や駐車場、玄関先が雑草だらけだと景観が悪くなり、すさんだ印象になってしまいます。

見た目の問題だけでなく、伸びすぎた雑草が隣家の敷地に侵入してしまったら、ご近所トラブルにもなりかねません。
草むしりされていないことから管理がずさんだと思われ、空き巣のターゲットになったりなど、防犯上にも悪い影響があります。

さらに雑草の中には「ブタクサ」といった、花粉症のアレルゲン物質となる雑草も! しっかり草むしりするだけでも、数10mしか花粉が飛ばないブタクサの場合、アレルギー予防効果が期待できます。

ほかにも、花壇に生えた雑草が植えている草花の栄養を奪ったり、生い茂った雑草内で害虫が発生したり・・・。
草むしりをサボって雑草を生やし放題にするのは、デメリットだらけなのです!!

「どうせ枯れるでしょ?」と放置する人もいますが、枯れた後、タネや地下茎で翌年も雑草が生える可能性大ですから、問題解決にはなりません。
この記事で草むしりをマスターして、徹底的に雑草を取りましょう。

 

草むしりに適した日・時間帯

草むしりは雨が降った次の日や雨上がりなど、土が湿ってやわらかい状態の時が最適。少しの力でも、雑草の根が途中で切れずに抜きやすくなっています。

逆に晴天で乾燥していると土が締まって固く、草むしりは大変!
少し水をまいて土を湿らせるとよいのですが、濡れるとねばりが出る粘土質など、土質によっては作業しにくくなってしまうので、様子をみながらまいてくださいね。

また夏場の草むしりは、熱中症を避けるためにも朝夕の涼しい時間帯に行いましょう。

 

作業もラクになる!草むしり前に準備すること

ここでは、草むしりに必要な道具、適した服装についてご紹介。
ちゃんと道具を用意し、正しい草むしりのやり方をすれば、作業が楽になること間違いなしですよ!

 

草むしりで必要な道具

草むしりをする時に必要な道具は、「ガーデン用バケツ」「ゴミ袋」「スコップ」「ガーデン用手袋」「虫除けスプレー」「ほうき」の6つ。
スムーズに草むしりを済ますためにも、必ず用意しましょう。

【ガーデン用バケツ・ゴミ袋】
大きなガーデン用バケツは、大量の雑草が入れられて便利。草取り後の雑草を捨てるときのゴミ袋は、お住いの地方自治体のルールに沿ったものを用意してください。

 

【スコップ】
大きな雑草を抜くときには、スコップを使って周囲の土を掘り起こします。そのほか、草むしりであいた土の穴を平らにならすのにも。

 

【ガーデン用手袋(もしくは軍手)】
素手で草むしりするよりも雑草をしっかりつかめるようになるので、作業がスムーズに。雑草や土から手を保護するだけでなく、鎌や除草フォークなど、鋭利な刃物によるケガ防止にも。

 

【虫除けスプレー】
草むしり時の虫刺され予防に。長袖・長ズボン着用であっても、肌寒いころでも油断せず塗りましょう。草むしり前に使うだけでなく、長時間の場合は定期的に塗りなおして。

 

【ホウキ】
草むしり後の雑草は、ホウキでかき集めて掃除を。地面に放置すると、生命力の強い雑草はまた根づくこともあるから要注意ですよ。

 

あると便利な草むしり道具

必須ではないけれど、ここで紹介する道具があれば、さらに草むしりがはかどること間違いなし!

【草刈り鎌】
少ない力で効率よく雑草をカットすることができます。また、スコップのように根を掘るのにも活用できますよ。ちなみに草むしりではなく、除草剤を使う場合にも便利。除草剤の種類によっては草丈が高いと効果が薄れ、草刈り鎌でカットする必要があるためです。

 

【除草フォーク】
根がしっかりした雑草でも簡単に引っこ抜くことができる便利道具。使い方はフォークのように割れた部分を雑草の根本に当て、柄の下の突起を支点にして、テコの原理で雑草を引っこ抜くだけ。

 

【ホー】
立ったまま雑草の根を堀り上げられる、柄の長い除草用クワ。
しゃがんだり腰をかがめずに作業できるので、広い場所で長時間草むしりをするのに役立ちます。

 

草むしりに適した服装

草むしりをする際は、道具だけでなく服装にも注意点があります。

夏場でも半袖は避け、長袖と長ズボンを着用してください。「紫外線」「蚊」「雑草の葉・トゲによる傷」などから肌を守るためです。

草むしりの時に履く靴も、サンダルやスニーカーなど肌露出の多いモノよりも、ふくらはぎくらいまでカバーできる長靴がおすすめ。
特に草刈り鎌を使う際は、刃で自分の脚を傷つけてしまう恐れがあるので必須です。

忘れがちですが、日焼け&夏の熱中症対策に帽子もかぶってくださいね!

 

根までしっかり抜く!草むしりの方法

雑草の根っこまで効率よく抜く草むしり方法をご紹介。
正しい方法をマスターしておけば、草むしりがラクになるはずです!

 

草むしりの方法【基本編】

草むしり最大のポイントは「雑草が小さいうちに根っこまでしっかり抜くこと」。

雑草の草丈が大きくなればなるほど、草むしりをしても根がちぎれて残りがちになってしまいます。
細根程度ならいいのですが、中心の太い根が残ったままだと、またそこから成長してしまい、草むしりにかけた時間も無駄に・・・。

また、一度に広いスペースから草むしりをするとモチベーションがもたず、途中で諦めてしまいやすいです。
玄関前や駐車場の隅っこなど、狭い場所からはじめて達成感を得ながら、コツコツ草むしりをするのも大事!

 

  1. 雑草の葉ではなく、根元部分をしっかり持つのがコツです。葉を持つと途中でちぎれてしまうだけで、根が抜けません。

  2. 雑草の根元をしっかり持ったら、上に向かってまっすぐに抜きます。雑草の根を途中で切らないように、しっかり抜き切りましょう。手でうまく抜けないときは、除草フォークなどを使うと便利。草抜きした雑草はよく振って、根についた土や石を振り落とします。

  3. 草むしりで土にあいた穴をチェックし、雑草の根が残っているようなら取ってください。穴ができたり、土が盛り上がってしまったら、シャベルでならします。

  4. ガーデン用バケツを手元に置き、草むしりした雑草をどんどん入れていきます。地面に雑草を残さぬよう、ホウキではくのも忘れずに。最後にゴミ袋に移したら、各自治体のルールに従い処分しましょう。ちなみに抜いた雑草を数日放置しておくと、乾燥してカサが減り、捨てやすくなってGood。

 

草むしりの方法【大きな雑草の取り方】

雑草の中には、「オニアザミ」や「オオアレチノギク」など、数10cmを超える草丈になるものも!
大きく育ってしまった雑草は簡単には抜けないので、次のような方法で草むしりをしてみて。

 

  1. 大きく育った雑草の根本の周りにスコップを入れ、土を掘ります。土にしっかり張った細根を分断すれば、格段に抜きやすくなります。

  2. 雑草の根元を両手でしっかり持ち、小さく左右に動かしながら、少しずつ引き抜きます。一度に勢いよく雑草を抜くと途中で根が切れてしまうのでNG。

  3. 雑草が抜けたら、土にあいた穴をチェック。雑草の根が残っているようなら、さらにスコップなどで掘って抜きます。

  4. 雑草を抜いた穴は、スコップでならして平らに。雑草の長い茎は、ゴミ袋に入るサイズに折ってから捨てます。

 

ラクちん!除草剤を使うのも手

「雑草の根が上手く取り切れずに失敗」「広い場所で草むしりが追いつかない」など、草むしりで途方に暮れたときには、除草剤を使うのも賢い方法。

除草剤の長所は、生えてきた雑草に効果があるのはもちろん、発芽前に散布すると芽吹き事態を阻止できること!

詳しい除草剤の使い方はコチラの記事をチェックしてみてくださいね。

 

【アースカマイラズ 草消滅/amazon】

  1. すばやく効いて約6カ月間効果が持続。お家まわりのあらゆる雑草に効きます。「アースカマイラズ 草消滅」

 

草むしりの回数が減る!雑草対策

せっかく草むしりをしたら、雑草のない状態を保ちたいですよね。
そこで、雑草が生えにくくなる予防策をご紹介。

次の草むしりが格段に楽になりますよ!

 

【雑草対策1】除草剤をまく

お手軽度 ★★★★★

もっとも手軽で効果的なのは、先にも紹介した除草剤を定期的にまくこと!
雑草が芽吹く前に使うと発生自体を抑制できるので、草むしりいらずです。

芝に生えた雑草だけ枯らす除草剤や、植物が植えられている土に使える除草剤、お子さまやペットがいても安心な除草剤など・・・。
さまざまな種類の除草剤があるので、用途に合わせてセレクトを。

 

【おうちの草コロリスプレー/amazon】

  1. 食品成分から作られた、まいてすぐ効きはじめる速効性の除草剤。かけた場所の雑草だけ枯らします。「みんなにやさしい除草剤 おうちの草コロリスプレー」

 

【雑草対策2】砂利を敷く

お手軽度 ★★★☆☆

駐車場、お墓の土の部分、庭や園路などに砂利を敷く方法。防草専用の砂利も販売されています。

砂利によって土を遮光すれば雑草の発芽が抑えられるという仕組みですが、砂利を敷いた後に風に運ばれた雑草の種子が芽吹くことも・・・。

敷きつめるときには厚さ4~5㎝になるように、しっかり厚めに敷きつめるのが最大のコツ。
また砂利を敷く前に防草シートを敷くと防草効果がアップしますよ!

 

【雑草対策3】防草シートを貼る

お手軽度 ★★☆☆☆

防草シートで完全に土をおおい尽くせば、すでに土中にあった雑草の種の発芽を抑えられます。新たな種子が風で飛んできても土に触れないので芽吹きません。
さらに効果を高めたいなら、防草シートを張る前に除草剤をまいておくと Good。

防草シートは真っ黒な化学繊維のものが多いため、見た目が気になる場合は上に砂利や石板、レンガなどを敷いて目隠しするのもいいでしょう。
化学繊維は経年劣化するため、数年たったら取り換え作業も必要になります。

また、防草したい場所をきっちり覆いつくさないと、小さなすき間からでも雑草は芽吹くので要注意です。

 

【雑草対策4】コンクリート・レンガでおおう

お手軽度 ★☆☆☆☆

レンガを敷きつめたり、コンクリートで舗装すると、その部分には雑草が生えません。
非常に有効な雑草対策ではあるものの、施工が大変なのがいちばんのハードル。

体力もテクニックも必要なので、施工の場所や広さによってはプロに頼むほうが無難です。
またレンガの目地にすき間があると、めざとく雑草が生えることも・・・。

 

【雑草対策5】グランドカバーを植える

お手軽度 ★☆☆☆☆

グランドカバーは、地面を植物でおおう園芸手法の一つ。
装飾だけでなく、植物を繁茂させることによって雑草の生える場所をなくす効果が期待できます。

地をはって広がるほふく性の「アイビー」や「ディコンドラ」、香りも楽しめる「タイム」や「ローズマリー」、花も可愛い「クラピア」や、踏圧にも強い「リュウノヒゲ」など、それぞれ生育旺盛な種類がおすすめです。

ただし、グランドカバーで完全に覆いつくしたと思っても、すき間をぬって雑草が生えることは防げません。
やがてグランドカバーより雑草の比率が高くなることも珍しくないので、こまめな草むしりは必須です。

 

雑草のプロに聞く!草むしりQ&A

「雑草って何で生えてくるの?」「芝生に生えてくる雑草への対策法は?」など・・・。

草むしりや雑草にまつわる素朴な疑問に対し、松尾さんが回答してくれました。

 

Q.そもそも、雑草って何で生えてくるの?

雑草の生える仕組みは、主に2つと言われています。

風にのって、鳥のフンとともに落下して、人や動物にくっついて・・・。あの手この手で運ばれてきて、土に落ちたら芽吹く場合。

もうひとつは地面の下に茎や根、種子が隠れている場合があります。地上部が枯れても地中の根が生きているので、時期が来たら芽がのびて生えてきます。

また、土壌中には埋土種子といって発芽の機会を待って休眠している種子もあります。こちらも発芽の条件が整うと生えてくるのです。

 

Q.雑草はどんな種類があるの?

© PIXTA

雑草には1年で枯れていく「一年草」と、2年以上生長する「多年草」に大別されます。
代表的な一年草の雑草は「ナズナ」や「エノコログサ」、多年草は「スギナ」「カタバミ」などです。

そのほか、日本で昔から生育していた「在来種」、ある時期に海外から渡ってきて日本に定着した「帰化植物」という分け方も。
帰化植物には「ヨウシュヤマゴボウ」や「アメリカセンダングサ」、「オオアレチノギク」などがあります。

雑草の種類について詳しくしりたい方はこちらの記事を参考にしてみて!

 

Q.雑草が生えやすい環境ってあるの?

雑草は光が当たると発芽する「好光性種子」が多いため、日当たりのよい場所で生えやすい傾向があります。

そのほか、肥沃な土壌には「ハコベ」などが見られ、逆に「スギナ」などのようにやせ地を好んで生える種類も。

また寒冷地だといって雑草が少ないわけではなく、「ツユクサ」や「ヤエムグラ」は寒冷地でも発生しやすいと言われます。
ただ暖地の方が発芽しやすく、育つのも早い傾向にあります。

つまり、ある程度の日当たりがあれば、日本全国どこでも雑草は生えるのです。

 

Q.芝や花の間に生えてくる雑草を簡単に草むしりする方法は?

まず芝や花の根元を、利き手の逆の手でそっと押さえます。
それから雑草を引き抜きますが、芝や花の根にダメージが及ばないよう、そっと抜いてください。

雑草を抜くときは、除草フォークなど小回りの利くコンパクトな道具を利用するのもGOOD。

 

Q.雑草対策に塩が効果的と聞くけど、本当?

塩を雑草の根元にまけば、根の水分を取って枯死させます。

土壌中に塩分が残り、塩害を引き起こしてしまうことがありますので、花などを植える予定の場所に塩をまくのは厳禁ですが、雑草対策の有効な手段の一つではあります。

 

草むしりの方法はいかがでしたか?
「正しい草むしり」をマスターすれば、雑草対策が楽になりますよ!

【PR】提供元
アース製薬

撮影/菅井淳子