- 樋口由夏
- 神奈川県小田原市出身。小田原城の近くで育つ。
出版社勤務などを経て2008年フリーランスに。書籍、雑誌、Webにて主に健康・暮らし・子育て・教育関連の編集・ライターをしています。おやじ系居酒屋を愛する3児の母。年に数回のスタレビと浜省のライブが生きがい。
絶対役立つ!クローゼット・押し入れ収納術【プロ監修】
整理収納アドバイザーの金内さんにクローゼット・押し入れの収納アイデアを教えてもらいました。「洋服がごちゃごちゃに収納されていて探しにくい」というクローゼット収納に困っている方必見ですよ!
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金内朋子
整理収納アドバイザー1級、整理収納コンサルタント。夫と子ども4人と千葉県に暮らす。出産を機に資格を取得。子どもが多くても、家が狭くても自分自身が楽しみながら片づける暮らしを提唱、その暮らしぶりが話題となる。2015年ESSE収納インテリア&グランプリにてグランプリ受賞。著書に『散らかし屋さんが片づけたくなる部屋のつくり方』(ワニブックス)がある。
金内朋子さんのHP
金内さんの押し入れ&クローゼットの収納アイデア
金内さん宅の押し入れ&クローゼットは、決して広くないのにムダなくすっきりと、空間を有効活用しています。
その収納アイデアを紹介しましょう。
【押し入れ収納1】洋服は「ショップたたみ」でおしゃれに
カラーボックスにコの字形の仕切りを入れ、オンシーズンの服を2~3枚ずつ収納。
1スペースに詰め込みすぎず、取り出しやすくしているのがポイントのようです。
ショップ風に整然と収納されているから、押し入れがオープンでも問題なし!
【押入れ収納2】靴下や肌着は種類別にカゴ収納
カラーボックス内にファイルボックスを寝かせて3段置き、白いカゴを入れて「引き出し収納」にしています。
靴下や肌着などラベルをつけておけば、何を収納したかも一目瞭然。
革ひもの取っ手をつけて、取り出しやすくしているのもポイントです。
【押し入れ収納3】スカーフやベルトもトレーに入れて隙間収納
スカーフやベルト、帽子などの小物類は、カラーボックスの上の隙間にトレーを乗せて仕分け収納。
ものの定位置を決めて迷子防止にしています。
「半透明のボックスは中身が見えるので、小物収納にも最適です。トレーに入る分しか持たないようにするマイルールを設ければ、散らかり防止になりますよ」(金内さん)。
【クローゼット収納1】クローゼットは大人と子供で分ける
押し入れはオンシーズンのもの、クローゼットはオフシーズンのものとアウター類を収納している金内さん。
画像からみて右側には大人の服、正面には子供の服と明確に分けているから、子供も自分で見つけ出すことができるそうです。
【クローゼット収納2】収納ケースは1人1箱までと決める
オフシーズンのものを入れる収納ケースは1人1箱までと決めています。
「放っておくと服はどんどん増えるので、収納スペースを制限。スペースから溢れたら捨てるものを検討するようにしています」(金内さん)
このほか旅行セット、マリンスポーツなど季節のものなどもそれぞれ1箱分に収まるようにしています。
【クローゼット収納3】フリマアプリ用のボックスを用意
クローゼットの上の棚には、フリマアプリに出品する予定のアイテムを入れておくボックスをセット。
「ボックス内にある程度たまってきたら出品する」という循環をつくり、溜め込まないようにしています。
物が出ていく仕組みができていれば、クローゼットの物量も増えなくなりそうですね!
収納力があるのに、使いこなせていない人が多い押し入れとクローゼット。
金内さんの収納テクを参考にして、ぜひ改善してみてくださいね!
撮影/菅井淳子