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家事
樋口由夏

感動の使いやすさ!プロのキッチン収納術6選

「調理中にサッと取り出し、パッときれいにしまえる」。そんなキッチン収納に憧れる方も少なくないのでは。そこで、整理収納アドバイザー・梶ヶ谷陽子さんのお宅にお邪魔し、”使いやすいキッチン収納”のヒントを見つけてきました。

梶ヶ谷陽子さんのキッチン収納術6選

開放感のあるカウンタータイプなのに、生活感がまったく出ていない梶ヶ谷さん宅のキッチン。
きれいを保ちつつ、使い勝手をよくしているキッチン収納術をさっそく見ていきましょう!

 

【キッチン収納1】調味料はコンロ下の引き出しが定位置に

キッチンのコンロ下の引き出しに、砂糖や塩、片栗粉などの調味料を。
調理するときにすぐ取り出せるので、ムダな動きが減り、調理がラクに。何が入っているか、上から見やすいようにラベリングもしています。キッチンツールはサッと取り出せるように「1ケースにつき1~2本だけ」というルールをもうけて収納。

 

調味料入れのそばにはそれぞれのスプーンを立てて収納。
スプーンの取り出しやすさはもちろん、調味料と一緒にケース内に入れておくより衛生的ですね。

 

【キッチン収納2】フライパンの柄はつっぱり棒にかけると取り出しやすい

フライパンを立てて収納するのは定番ですが、シンク下にしまうとしゃがんで取るのが面倒ですよね。
扉の内側にフックを付け、短いつっぱり棒をかけて、フライパンの柄を引っかけるようにすることで、さっと取り出すことを実現。

 

【キッチン収納3】缶詰は「寝かせて収納」で管理しやすく

缶詰は、「出し入れしやすい」「管理しやすい」ことを意識して収納。
缶詰は寝かせて収納するほうが、ラベルが見やすく、積んでおく時よりも取り出しやすいですよ。
補充をするときは、“コンビニ方式”で奥から補充すれば、賞味期限切れ防止に。

 

【キッチン収納4】来客用の食器は仕切りスタンドで立てて収納

来客用の食器は、食器棚内にアクリル製の仕切りスタンドを逆さに置き、”空間”を無駄なく活用。
皿は積み重ねずに立てて収納できるから、取り出しやすさ抜群です。
来客の頻度に合わせて食器の数を決め、必要な時にサッと出し入れできる収納にするのがポイント。

 

【キッチン収納5】100均のフックを使ってゴミを分別

ホームセンターで購入した大きめのゴミ箱の内側にフックを付け、「ビン・缶・ペットボトル・牛乳パック」など、ゴミの種類ごとにゴミ袋をかけて。
分別ゴミの数だけゴミ箱を用意する必要もなく、コンパクトに収まります。

 

【キッチン収納6】冷蔵庫内は分類収納でわかりやすく

冷蔵庫内を収納ケースでアイテムごとに分類。「デザート」「大豆類セット」など収納ケースごとに分類し、冷蔵庫内のごちゃつきを防止。探しやすくなるだけでなく、奥のものが取り出しやすくなるメリットがあります。
ラベルを貼っているため、家族もひと眼で何がどこにあるかわかるのもGood。

 

キッチン収納を工夫することで、調理にすぐ取りかかることができるなど、家事の時短にもつながりそうなアイデアですね。梶ヶ谷さんのキッチン収納、ぜひ試してみて!

撮影/菅井淳子

梶ヶ谷陽子

整理収納アドバイザー。ハウスキーピング協会最高位資格の整理収納アカデミアマスター。テレビ、書籍、講演などで活躍中。著書に『やせる収納』(主婦の友社)など。
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