
- Pacoma編集部
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毎日使う枕の正しい洗い方をご紹介。枕の素材ごとの洗い方から、洗えない素材のお手入れ方法、さらには枕を快適に保つための普段のお手入れ術など、ぐっすり眠るためのとっておきの情報をご紹介します。
ここでは、実際に枕の洗い方を解説していきます。
素材によって洗濯の手順が異なるので、使用されている枕の素材は事前に洗濯表示を見て確認しておいてくださいね。
ご自宅で洗濯できるかどうかは、使用されている枕の素材によって異なります。
また頻繁に洗濯することでかえって劣化が早まるものもあるため、一概に洗濯できれば良いとも言えません。
【洗える枕の素材】
【洗えない枕の素材】
枕を選ぶ際は柔らかさや寝心地、自分の寝方に合っているかを重視してしまいがちですが、こうしたメンテナンスのしやすさで選ぶのも賢い方法。
ご自宅でお手入れのしやすい素材を選ぶことで、結果的に快適な状態を保つこともできますよ。
今後枕を購入する機会があれば、ぜひ考慮しておいて欲しいポイントです。
【用意するもの】
【ポリエステルわた素材の枕の洗い方】
洗える枕の大半はポリエステルわたが素材ですが、中には水洗いできない商品もあります。
洗えるかどうかは素材で判断せず、必ず洗濯表示を見て確認するようにしてくださいね。
【用意するもの】
【パイプ・ポリエチレン素材の枕の洗い方】
【フェザー素材の羽毛枕は洗っても大丈夫なの?】
今では丸洗いできる羽毛枕も登場していますが、実はあまりおすすめはできません。
汚れが目立つ場合は洗濯の必要がありますが、洗濯によって中の素材の劣化を早めてしまう恐れがあるためです。
例え丸洗いできるものでも、なるべくなら専門のクリーニング業者に依頼するほうが無難です。
洗えない素材の枕でも、普段からお手入れを行っていれば長く使うことができます。
もちろん、枕カバーは忘れずに洗濯しておいてくださいね。
洗濯する以外にも、枕の状態を保つ方法はいくつか存在します。
ここではちょっとした工夫や干す際のポイント、交換時期などを解説していきます。
枕は定期的に天日干しにすることでかさ高や保湿性が戻り、快適に使うことができます。
直射日光による消毒効果も期待できるので、洗濯時以外でも干すようにするのがおすすめです。
月に1~2回程度、午前10時から午後3時ぐらいまでの時間帯が絶好のタイミング。
干す際は片面だけでなく、裏表をそれぞれ1時間ほど天日干しにするのを忘れないでくださいね。
ただし枕の素材によっては、直射日光に晒すことでかえって傷んでしまうものもあります。
天日干しと陰干しのどちらが適しているか、枕に使用されている素材をチェックしておきましょう。
寝ている間にかいた汗は、当然布団や枕といった寝具に吸収されていきます。
この汗による湿気は枕の寿命を縮めてしまうので、昼間は枕を椅子などに立てかけておくなどして、湿気を逃してやるようにしましょう。
枕の湿気は下の方に溜まりやすいため、ときどき枕を裏返して、片面だけに湿気がたまらないようにするのも良い方法です。
天日干しなどの天候を選ぶ方法と違い、毎日できるおすすめのお手入れ術です。
いかがでしたか? 毎日欠かさずに使う枕は、できるだけ清潔にしておきたいもの。
素材ごとの洗い方・お手入れ方法を理解して、枕を快適に保ちましょう。