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- Pacoma編集部
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大切な羽毛布団を手入れする方法をご紹介。正しい干し方や布団乾燥機の使い方など、羽毛布団を傷めないための手入れ方法を伝授します。合わせて、羽毛布団を長く使うためのテクニックもご紹介。
羽毛布団は高級な寝具ですが、それだけに手入れの方法もデリケート。
正しい手入れの方法を把握して、大切な布団を痛めないようにしましょう。
羽毛布団は優れた吸水性や発散性を持つため、頻繁に日干しする必要はありません。
干す際はカバーを掛けたまま月に1~2回、片面1時間程度を目安に天日干しにしましょう。
朝夕の湿気の多い時間帯は避け、午前10時~午後3時頃までの間に干すようにしてください。
また過度な布団たたきは羽毛を痛めてしまうため、表面のホコリを落とす程度にしておきましょう。
布団たたきの正しい方法は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。
ダニ退治は布団乾燥機を使うのがお手軽な方法ですが、羽毛布団はデリケートなため、高温になりすぎないよう注意する必要があります。
布団乾燥機を使用する場合は、70度以上の高温にならないよう注意して使用しましょう。
温度を調節する機能がない場合は、乾燥袋と布団の間に、毛布やタオルケットなどを1枚挟んでおきましょう。
また乾燥機を使わずに日干しする際は、干した後羽毛布団の表面にゆっくりと掃除機をかけるとダニを取り除くことができます。
生地が破れてしまう可能性があるので、掃除機を使う際は羽毛布団を強く押したり生地を引っ張ったりせず、ていねいに扱うようにしてくださいね。
コーヒーやジュースなどをこぼして羽毛布団が汚れてしまった時は、中性洗剤を使った部分洗いの手入れをしましょう。
【用意するもの】
【汚れてしまった羽毛布団の手入れ方法】
羽毛布団の側生地に使われている素材によっては、洗剤が使用できない場合もあります。
事前によく確認してから手入れをしましょう。
【丸洗いOKでもかさ高が戻るとは限らない】
羽毛布団の種類によっては、家庭で洗えるものが存在します。
ですが羽毛布団はその性質上、普通の洗濯方法ではかえってかさ高を損なってしまうことがあります。
汚れが気になってきたら、布団専門の業者に任せるようにしたほうが良いでしょう。
日々の手入れ以外にも、羽毛布団を長持ちさせる方法がいくつか存在します。
布団の側生地が傷んでしまうと、特にフェザータイプの羽毛布団は羽軸が布団から突き出してしまうこともあります。
布団カバーは単に側生地の汚れや擦り切れを防ぐだけでなく、干す際の直射日光による傷みも防ぐことができますよ。
中の羽毛の偏りがひどくなると、元に戻すには布団のリフォームが必要になります。
干した後、一度羽毛布団を広げて四隅をつまんで2~3度上下に振ることで、羽毛の偏りを整えることができますよ。
起きてすぐは汗や体温によってできた湿気が羽毛布団に残っているため、すぐに布団をしまうのは逆効果です。
起きたあとはしばらく放置して、羽毛布団が吸収した熱や湿気を発散させてからしまうようにしましょう。
シーズンオフに羽毛布団を保管する際は、木綿の風呂敷や綿のシーツなど、通気性のよいものに包んで保管しましょう。
クリーニング後のビニール袋などに入れておくと、蒸れて羽毛布団独特の臭いが強くなってしまうためです。
また羽毛布団は天然素材を使用しているので、防虫剤の使用も忘れないようにしましょう。
羽毛布団はかさ高があるためつい圧縮袋を使って保管してしまいがちですが、羽毛布団のかさ高を損なう可能性があります。
同じ理由で、羽毛布団の上に重いものを乗せたままにしておくのも厳禁です。
どうしても圧縮袋を使わないと収納できない場合は、空気を抜きすぎないようにするのがポイント。
圧縮するときは元の高さの1/4程度を目安に、半年以上の長期間圧縮したままにしないようにしましょう。
いかがでしたか? 羽毛布団はデリケートなので、その手入れには普通の布団とは違った工夫が必要になります。
ここでご紹介した手入れ術を活用して、丁寧に扱うようにしましょう。