- 小松﨑裕夏
- フリーランスの編集・ライター。青森県出身、東京在住。「暮らし方」「働き方」「クラフト」などをテーマに、企画や書くことを生業としています。
趣味はトレッキングで、遠くのステキ山にハマり中。
【クローゼット収納術6選】収納のプロ監修!
クローゼットの収納術を整理収納アドバイザーの林智子さんに教えてもらいました。出し入れしやすくなるから洋服の収納が楽しくなるはず! 狭いクローゼットでもマネできる収納術は一人暮らしの方も必見ですよ。
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林智子さん
ライフオーガナイザー。クローゼットオーガナイザー。骨格スタイルアドバイザー3級認定講師。ファッション業界での経験とセンスを生かし、着こなしの提案や収納の改善をアドバイスしている。自身も過去に洋服を1000枚から100枚まで減らし、収納を見直した経験を持つ。著書に『だれにでもつくれる 最強のクローゼット』(ワニブックス)など。
林智子さんブログ
クローゼットの収納の考え方
ゾーニングして収納場所を決める
取り出しやすくてしまいやすいクローゼットにするには、空間を3つにゾーニングして、衣類を使用頻度に合わせて収納するのがポイント。
クローゼットの手が届きにくい上部(A)には使用頻度が低くて軽い衣類を、自然な姿勢で手が届く高さ(B)には毎日使うものを、しゃがまないと手が届かない下部(C)には使用頻度の低くて重いものが適しています。
アイテムと色でまとめる
収納術にかかわらず、基本、洋服はアイテム別に分類し、なるべく1箇所にしまいます。さらに各アイテムごとに色別に並べて。似た服のダブり買いが防げるし、コーディネートを考える時間も短縮できます。
年に2回は洋服の整理・見直しを検討
本当に必要なものかどうか、年に2回チェックすればOK。暮らしに必要な服さえあれば、無駄買いが減ってお金の節約にもつながりますよ。
洋服の整理・見直しの方法を知りたい方は、こちらの記事をチェック!
クローゼットの収納術
【クローゼット収納術1】使用頻度の高い服は吊るす
目線の高さにあり、出し入れしやすいポールは最も”好立地”なスペース。ジャケットなどのアウター類だけでなく、使用頻度の高いスカートやズボン、セーターなどもハンガーに吊るしましょう。
シワにならないうえ、ひと目で手持ちの服が把握できるので、コーデがしやすくなります。
【クローゼット収納術2】パンツは専用のハンガーを使う
パンツは片手でサッと引き出せる、パンツ専用のハンガーを使うのがおすすめ。ピンチハンガーよりクローゼットの収納スペースを取らないのも嬉しい!
【クローゼット収納術3】引き出しには立ててしまう
クローゼット内の衣装ケースにしまう場合は立ててしまうのが鉄則。全体を見渡せるので、選ぶのが簡単になります。
また、1つ取り出しても前後のものが崩れないメリットも。
【クローゼット収納術4】アクセサリーは種類ごとに保管
こまごましたアクセサリーは収納ケースを使うと管理しやすくなります。1引き出し1アイテムと種類別に収納して。1つひとつにゆったりと収納スペースを与えれば、帰宅時に投げ入れても他と絡まず、使うときにサッと取り出せます。
クローゼット内に置き、洋服の近くにあるとコーデが考えやすいのもポイント。
【クローゼット収納術5】よく使うバッグは棚に並べる
置き場所に困りがちなバッグにも定位置を設ければ、クローゼット内が散らかりにくくなります。普段使いのバッグは、すぐに取り出せるよう手が届く位置へ。
ふだん使わないバッグは収納ボックスへIN。バッグのサイズごとにわけると探しやすくなりますよ。
【クローゼット収納術6】季節外のアウターは通気性のある衣類袋へ
オフシーズンのアウターや冠婚葬祭用の衣類など、吊るして保管する衣類は、通気性がある専用のカバーを使いましょう。
クリーニング屋さんでかけられるビニールだとカビの原因になるので絶対NG! 中にしまったものがわかるタイプだと、使い勝手が向上します。
どこに何があるのか一目瞭然で、服の出し入れがスムーズで片づけやすいクローゼットになるはず。すぐに真似できる簡単な収納術ばかりなので、早速実践してみてくださいね!
(写真 山本 彩乃)