- Pacoma編集部
- このWebマガジンと月刊フリーペーパー『Pacoma パコマ』の編集部です。自分の手で心地よい暮らしをつくりたい、ホームメイドな人たちを応援する楽しい記事を日々模索中です!
DIY シダーウッドの屋根材で可愛い『窓のひさし』を作りました
日差しや雨雫を遮ってくれる窓のひさし。最近の家では見かけることが少なくなってきましたが、その機能性とお洒落な景観に憧れる人も多いはず。本記事では、DIYerのえりすけ(スプンク)さんが、屋根材の『シダーシェイク』を使ったDIY術をご紹介します。
DIYで窓のひさしを作る
BEFORE
前から欲しかったモノ、それは窓のひさし!大工さんに言うと、ひさしのカタログを持ってきてくれましたが、なかなかピンとくるものがありません。ワタシの欲しいひさしを身振り手振りで説明すると、「自分で作れるんじゃないの?」と言われてしまいました。
「作れません!!!自分では出来ません!!!」
そんなふうに答えましたが、シダーシェイクという屋根材があると知り「これはもう作るしかない!」とココロを決めました。単純な性格のワタシです。
それではさっそく、窓のひさしDIY方法をご紹介したいと思います!
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教えてくれた人 えりすけ(スプンク)さん|Pacomaサポーター
欲しいモノは自分でつくる、楽しい毎日は自分でつくる、をモットーに2008年より我が家づくりをスタート!家づくり庭づくりと平行して、木工、紙モノ、日々いろんなモノをつくりつづけ書籍、webマガジン、イベントなどで発信。その辺に転がっているようなモノや散歩の途中で拾ってきたモノを組み合わせて何か可愛いモノが作れないかな?と実験することが大好き。メインサイト「スプンク」
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窓ひさしのDIY方法
必要なアイテムはコチラ
- シダーシェイク
- ルーフィング(屋根下地材)
- 釘
- ベニヤ板
- 集成材
- 木材保護塗料
- お好みの塗料
【道具】
- スライドマルノコ
- ノコギリ
- トンカチ
- タッカー(ルーフィングをベニヤ板につける時)
- インパクトドライバ(つくったひさしを外壁につける時)
まずはベニヤ板をカット!
正しいひさしの作り方なんて知らないので、自分のできそうなやり方で作ることにしました。まずはベニヤ板をカットし、ひさしの土台を作ります。
土台のベニヤ板の周りには「集成材」を使います。もともと家の巾木につかった集成材が余ったので、今回はこれを使っちゃいました。
板の表面には、VIVID VANの『バターミルクペイント(水性)Shading White』
を塗りました。
外壁にとりつける為の、棚受けをふたつ作ります。実際に外壁にあわせて、角度を確認しながら傾斜を調整していくのがコツですよ。
シダーシェイクを、より一層風合いよく仕上げるために木材保護塗料の『キシラデコール』を塗ります。
棚受けがついたところで外壁にとりつけ、シダーシェイクを釘打ちしていこうと思いますが、その前にちょっとシュミレーション。下にチラリと見えているのが屋根下地材。これはタッカーでとめました。
あると便利なアイテム!
据え置き型の電動ノコギリ『スライド丸ノコ』は、木材の細かなカットや斜め切りをスムーズにしてくれる優れものです。木材の断面がとっても綺麗に仕上がります。あると便利なアイテムです。
作業しやすいコツ
さぁいよいよ壁にとりつけです。このへんが一番ワクワクしますよ♪余談ですが、写真のように脚立をふたつ置いて、板を通して足場を作ると左右にちょこちょこ動けて作業しやすいです。
完成!
やっとのことで完成しました!!大満足な仕上がりです♪、嬉しくていろんな角度から写真を撮っています。
「自分好みのものが見つからない」そんな時にDIYは真価を発揮します。一生懸命作ったものはそれだけ愛着もグッと深くなるはず。
皆さんもぜひ、DIYにトライしてみてくださいね!