
- Pacoma編集部
- このWebマガジンと月刊フリーペーパー『Pacoma パコマ』の編集部です。自分の手で心地よい暮らしをつくりたい、ホームメイドな人たちを応援する楽しい記事を日々模索中です!
ドライバーで強く締めつけすぎて、ネジ頭の溝が潰れてしまうことを「なめる」といいます。そんな「いざ」という時の外し方を調べてみました。意外な方法で斬新に解決する動画も見どころです。
やってしまった…ついつい強く回しすぎた…スカスカとむなしく回る、私のドライバー。押したり引いたりしても事態は一向に進展しません。むしろこれ、傷口を広げてるかも…(泣)DIYあるあるですね。
いわゆる「ネジがバカ」になっちゃった状態、誰かに怒られる前になんとかしてみましょう!
コツは、以下の2点。
●力を入れてゆっくりと回す
●太めの輪ゴム使う
ほぼタダなので、まずはこの方法を試してみましょう。
●ネジのまわりにスペースがないと難しい
●皿ネジや頭が低いネジは挟めない
●ある程度の握力が必要
【使い方】ドリル部分で潰れたネジ穴の内側に新たなネジ穴をつくり、反対のネジ部を使ってなめたネジを取り外します。
「なるほど!」な動画(2分)はこちら↓
ネジやビスの正式な各部名称はこうなっています。
ついつい、今回「ネジ頭」とご紹介したドライバーをあてる部分を、「山」だと思いがちですが、実際には穴に入っていく、ねじれたスクリュー部分の凹凸を「ネジ山」と呼びます。横から見ると山が連なっているように見えますよね。
豆知識:意味不明に聞こえる「なめた」ですが、漢字では「滑めた」と書きます。ドライバーが「滑る」様子が語源のようです。
できれば、ネジ頭をつぶさない事が肝心です。ドライバーの正しい使い方を知り、良い品質のネジを使う事でかなり回避できます。