- Pacoma編集部
- このWebマガジンと月刊フリーペーパー『Pacoma パコマ』の編集部です。自分の手で心地よい暮らしをつくりたい、ホームメイドな人たちを応援する楽しい記事を日々模索中です!
「サビとりアフロ君」がファンキーすぎて【ジャケ買い!ホムセングッズ】
ホームセンターの特徴はバラエティに富んだ商品群。「ジャケ買い!」では、なかでも個性的な打ち出しが多い生活用品・便利グッズに注目。パッケージやネーミングが強烈なメッセージを放つ一品をホムセン大好き編集部員が勝手に自腹で「ジャケ買い」、アピールの真偽を体当たりでレビューします!
- 「ジャケ買い」
-
【俗語】ジャンル:音楽
レコードやCDを、内容についての情報がないまま、ジャケットのビジュアルから受けた印象だけを頼りに買ってしまうこと。転じて、「性能や評判をよく調べていない商品を、パッケージや見た目の直感で購入」してしまう大胆な消費行動全般を指す。 -
- 電動ドリルの先端に「アフロ君」を取り付ける
- ドリルのスイッチを入れ、サビを落としたい場所にあてる
- 布巾などで簡単に拭きとる
- ドリルの先端にアフロくんを装着。一般的な六角軸だからはめるだけでOKです。
- 電動ドリルの回転をオンに。ウィィィンと音を立てて回るアフロ。果たしてサビは落ちるのか……!?
-
落ちた!!!
比較してみると、すっごい綺麗になってます! なにこれ! 楽しい! -
次は最強コンビ、洗剤+水でシンクのサビに挑戦してみます。
※洗剤と水はつけすぎると飛び散るのでほどほどにするのがポイント - さっきよりもぐんぐん落ちていきます。これは……いいかもしれない……!
- ピッカピカ……
- こんなにひどかったサビが、跡形もなくなりました……!
-
- 「サビとりアフロ君 かため」
バーベキューの鉄板や網にこびりついたコゲなど、手強いサビ・コゲを落としたいときに - 「サビとりアフロ君 やわらかめ」
母材がやわらかいものやキズがつきやすいもの、できたばかりのサビやコゲに
- 「サビとりアフロ君 かため」
-
- 「おそうじアフロ君 やわらかめ」
水垢などの軽い汚れに - 「おそうじアフロ君 ふつう」
水まわりの掃除に - 「おそうじアフロ君 かため」
サビを含む、こびりついたしつこい汚れに
- 「おそうじアフロ君 やわらかめ」
-
- 「ツヤ出しアフロ君 不織布パフタイプ」
キズをつけたくない木製の家具や塗装面を磨きたいときに。アフロ君シリーズのなかで最もやわらかい素材でできており、母材をやさしく磨いてくれる。 - 「ツヤ出しアフロ君 スポンジタイプ」
キズをつけないようにしつつも、しっかりと汚れを落とす必要がある自動車掃除の場合に
- 「ツヤ出しアフロ君 不織布パフタイプ」
-
(Amazon)
SK11 おそうじアフロ君 六角軸 電動ドリルインパクトドライバー用 ふつう#1000
価格:¥1,567|SK11(エスケー11)
シンク・洗面台・風呂場・トイレ等様々な水回りの汚れを落としに。
水や洗剤をつけると、よりいっそう効果を発揮。
3.6Vや4.8Vの小型の低速ドライバーでも汚れ落としができます。
●粒度:1000
●軸:6.35mm六角軸
目次
ホームセンターで「ジャケ買い」をしてみる!
みなさん、実はホームセンターには目を引くパッケージやキャッチコピーの商品があふれていて、まさにジャケ買いの宝庫なんです。
記念すべき第一回は、掃除用品コーナーで目があったら最後、強烈なオーラのとりこになる前から気になっていた「アイツ」をジャケ買いします!
本当に掃除用品? インパクト大なアフロに目が釘付け
掃除用品において重要視される性能、それは「汚れを落とす力」。
ホームセンターの掃除用品コーナーを眺めてみると、「激落ち」「根こそぎ」「ごっそり」など、汚れを落とす性能をアピールする商品名やキャッチコピーの数々が並んでいます。
……まぁ、そうだよね。汚れというのは落ちれば落ちるほど嬉しいもの。
買う側としても、やっぱり威力が強そうなものを選んじゃうし。
そりゃあこういうキャッチコピーの商品が並ぶわけ……、ん?
ゴゴゴ……
ゴゴゴゴ……
ゴゴゴゴゴ……
って、なにこれ????
「サビとりアフロ君」と名乗っているからには、サビを落とすものだということは分かる。しかしこの見た目……なんともいえないフランクな感じ。
商品説明を確認すると、どうやらこのモジャモジャを電動ドリルに取り付け、その回転力を利用することで、しつこい汚れやサビつきを落とす掃除道具とのこと。これで本当に落ちるの?
ああ……でもなぜだろう、目をそらすことができない。そのひょうきんな表情は自信の裏返しなんでしょ?サングラスの奥にある瞳はきっと優しいんでしょ……?……気になる……気になる……気になるううううううう!!!!!
ジャケ買い、しちゃいました
というわけで、まんまとジャケ買いしてしまいました。
しかし、ジャケ買いは買ってからが本番。そのアフロの威力、試させていただきます。
今回サビ落としに挑戦するのは、園芸用のハサミ(左)と、長年使わずに放置していたシンク(右)。普通のスチールウールたわしだとかなり力を入れてこすらないと落ちない、やっかいな相手です。
使い方はたった3ステップ。
電動ドリルなんて持ってないよ……というみなさん。諦める前に、一度家族に確認してみてください。筆者は、母に聞いてみたら「あるよ」と、あっさり押入れの奥から出てきました。ちなみに、園芸ハサミやシンクも親からの提供。お母さんありがとう!
それではさっそくやってみます。
まずは「園芸用ハサミ」のサビとりにトライ
続いて「シンクのサビ」をおそうじ!
〜7分後〜
ジャケ買いの結果は……!?
アフロ君の実力に疑いを持っていた筆者でしたが、
・園芸バサミのサビ一掃
・サビだらけのシンクがピッカピカ
という結果に。
これにはサビ提供者である母も大喜び。どうやら、電動ドリルの恩を返せたどころか、親孝行までできてしまったようです。アフロ君、やるじゃないの……。
というわけで、今回のジャケ買いは、
大成功という結果に終わりました。
(そりゃあアフロ君のドヤ顔もひとしおだね、そうだよね)
どんどん出てくる「アフロブラザーズ」をご紹介
今回紹介したのは「サビとりアフロ君 ふつう」でしたが、実はアフロ君にはたくさんの兄弟がいるんです。
まるでジャクソンファミリー?芸域の広いサビとりアフロ兄弟
「サビとり」シリーズには、今回使用した「ふつう」のほかに、「かため」と「やわらかめ」のラインナップがあります。
「やわらかめ」のアフロが親しみやすそうなのに対して、「かため」のほうは強面なところが、個人的にはツボ。どちらかと友達になれと言われたら「やわらかめ」を希望します。
水回りの掃除に特化した「おそうじアフロ君」
サビとり以外に、「水アカ落とし」や「ツヤ出し」に特化したアフロも。
リンクへ飛んでみると分かるんですが、パッケージはこんなにファンキーなのに、本家のサイトがめちゃくちゃ真面目です。なぜここまで冒険したのか、このギャップがまたツボです。
もはやアフロですらない?「ツヤ出しアフロ君」
もはやアフロじゃなくなってる。パフタイプのほうとかミルフィーユみたいになってるし、スポンジタイプに至っては、マイクがわりに使えそうだしね!
アフロ君を使いこなして、磨きぬかれた生活空間へ
初回からこんなに強力なジャケットをピックアップしてしまったことに、少なからぬ不安を感じております。次回、これを超えるインパクトの商品を見つけてこれるのだろうか?
兎にも角にも検証の結果、見た目やネーミング、使用感すべてにおいて「楽しい」商品であることがわかりましたので、ご興味ある方は、お好みのアフロ君を手に入れてみてください。
それでは〜!