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カルチャー
Pacoma編集部

西方凌さんインタビュー「娘の成長に合わせて家具も作り替えていけたら」

タレントDIYerとしてPacomaで連載をしていた西方凌さんが、2016年秋、夫・木村祐一さんとの間に長女を無事出産。半年のお休みを経ていよいよ復帰します。ご自宅に伺って、出産の想い出や産後の暮らし、これからのDIY構想などを聞きました。

西方 凌(にしかた・りょう)1980年生まれ。愛知県出身。短大卒業後、左官職人として働きながら日本テレビ系恋愛トーク番組『恋のから騒ぎ』に出演。第9期生として2002~2003年の全ての回に出演し、「左官屋」の愛称で親しまれた。2004年よりタレントとして活動を開始。CM・PV・雑誌に活躍の場を広げる。2011年によしもとクリエイティブ・エージェンシーに移籍。2012年 5月にタレントの木村祐一氏と結婚、2016年11月に第一子となる娘を出産。自身のブログやInstagramでは、自宅のDIYや子育ての様子を発信している。
西方凌オフィシャルブログ

 

西方凌さんがPacomaに帰ってきました!

――まずは、出産おめでとうございます! 1年も経たないうちにPacomaに戻ってきていただけて、とてもうれしいです。お産はいかがでしたか?

36歳の高齢出産だったり、予定日を4日過ぎたりしたものの、促進剤などは一切使わずに自然分娩で産みました。通っていた病院が、母親の産む力と赤ちゃんが生まれてくる力を最優先しよう、という方針だったんですよね。かかった時間も初産の平均くらいで、陣痛から12時間。

生まれた瞬間は「やっと会えた」って感動するかなと思っていたけれど、実際は「出てきた……!」という感じでした(笑)。でも、日に日にかわいくなり、愛しさが増しています。
 
 
――すばらしい安産ですね。出産後は、すぐにこちらに戻られたんでしょうか。

はい、退院したその足でこの自宅に戻りました。最初から大変な思いを共有すると、父親の自覚が湧くと聞いたので、あえて里帰りなどはしなかったんです。

とはいえ、新生児の1ヶ月間は、一人で何回泣いたかな。普段はわりとなんでもポジティブに考えられるほうなのに、何もかも不安でしたね。年末年始くらいは実家に帰りたかったけれど、生まれて1ヶ月くらいしか経っていないから、ウイルスをもらわないように遠出は断念。

もともと動き回るのが好きなので、家でじっとしていなければならないのがすごく苦痛でした。寝転んで、これからの生活でやりたいことを考える時間はたくさんあったけれど、すぐに実行できない自分の状況にストレスを感じてしまったりして……。

「絵本用の本棚を作りたいな」「こんな感じで作って、あそこに置きたい!」まで考えるのに「でも、そのためにはまずこっちを片付けなくちゃ」「片付けなんて、いつできるんだろう?」ってなっちゃうんですよね。
 

――産後の体も休めないといけないし、お世話もまだ慣れないし、まとまった時間がいつ取れるかなんて想像もできないですもんね……。でも、そんなときにもDIYの構想を練っているなんて、作ることが本当にお好きなんですね。

そうですね。手を動かすのも、構想を練るのも好き。家のなかで何か問題を見つけたら、ついその解決策を考えてしまうんです。

たとえば、うちのベッドはクイーンサイズなんですけど、彼はゆったりと眠りたいタイプ。でも家族みんなで一緒には寝たいから「どうしたら寝れるかな? ベッドが大きくなればいいのに」って考えて「ベッドと同じ高さになるマットレスの台を作って、スペースを拡張しよう」というところにたどりつくんです。

想像しているとおりの家具はまず売っていないから、お金を出して妥協するくらいなら、手間がかかっても納得のいくものがほしいんですよね。それに、なんでも新しいものを買うより、いまあるものを活かしてDIYするほうが効率的でしょう。

自分で作ったものなら、自分でばらすこともできる。子どもの成長とともに、ものや環境を最適化させていけるのもいいなと思っています。
 

子育て中にデイベッドをDIY

――そう考えると、必要なものがどんどん変わっていく子育てとDIYは、とても相性がいいですね。産後につくったものはありますか?

ちょうど3週間ほど前、リビングの小上がりにマットレスを足して、デイベッドに作り替えました。お昼寝をさせたり、おむつ替えをするのにちょうどいいんです。

サイズを測ってウレタンマットをオーダーしたら、お部屋のインテリアとマッチするオリジナルカバーを作るだけ。子どもを寝かしつけてからちょこちょこミシンを掛けて、5日間くらいでできました。

彼は家にいる時間がまちまちなので、昼間から家族全員がここに集まっているときは、くつろぐ場所が足りないんですよね。前はソファの取り合いだったけれど、いまはそれぞれゆったりと過ごせます。
 

▲ウッディな小上がりにマットレスを載せて、デイベットにDIY。白いクッションにも、いずれマットレスと同じ柄のカバーを作る予定だという

 
――お子さんの行動範囲が広がって、また新しくほしいものが出てきても、西方さんならすぐに作ってしまいそうです。

子どもの成長に応じて、どんどん模様替えはしていきたいと思っています。最近はハイハイやつかまり立ちを始めたので、床に置いてあるテレビがすっかり標的になってしまいました。液晶画面にもたれかかって立ち上がったりするから、危なくて……このスペースにきっちりはまるテレビ台を作りたいなと思ってるんです。

手が込んだものは時間的にちょっと難しそうだから、作りは簡単にして、塗装で遊べたらいいな。完成したら、いずれまたPacomaで紹介したいです。

▲テレビ画面に映る自分にも、興味津々。目を離すとすぐに液晶をべたべた触ってしまうそう

 
とはいえ、どうやって時間を捻出するかは悩みどころですね。DIYを始めたばかりのころは、とにかく工作の作業が楽しくて、電ノコで木材を切ったりするのが快感だったんです。でもいまは、早く出来上がることが最優先。

たとえばカット済みの木材を買ってきて、組み立てるだけにしたら、時間短縮になりますよね。ななめや曲線などのカットは自分でしないといけないけれど、まっすぐに切るだけなら、お店に頼んだほうがきれいだし。

誰かに頼めるところは頼んで、アイディアを出したり、仕上がりの細かいところにこだわるなど、自分にしかできない部分にエネルギーをかけてやっていきたいです。
 

今後は、子育てアイテムや食事も紹介できれば

――テレビ台、楽しみにしていますね。次回からはまたコラム連載として、DIYだけでなく、お子さんとの暮らしを豊かにするさまざまなアイディアを聞かせてください。
 
確かに生活は変わったけれど、娘とべったり過ごせるのもいまだけのことだから、この時間を大切にしていきたいと思っています。絵本の棚やおもちゃ箱なら、子どもと協力して作るのもよさそう。一緒にペンキ塗りなんてできるようになったら、きっと楽しいですよね。
DIYはもちろん、食事や子育てアイテムなど、成長に合わせて見えてくるいろんなことを、またここで紹介できたらと思います。

インタビュー・文:菅原さくら
撮影:池田博美