個性あるオリジナル花壇づくりを！おしゃれな仕切りの種類

バリエーションが豊富！おしゃれな花壇の仕切り

花壇の仕切り1. レンガブロックやブロックタイル

花壇の仕切りで特に使いやすくて、おしゃれに仕上げられるレンガブロックやブロックタイルは初心者におすすめ。費用も安く済み、イングリッシュガーデンのような洋風の庭の雰囲気を、簡単につくれますよ！

さらに上品な花壇をつくるなら、石を板状に加工したタイルストーンを使ってみましょう。
値段はレンガブロックやブロックタイルよりも高くなりますが、より高級感のある仕上がりに。

・レンガブロック
レンガブロックは、赤土を固めて焼いた素材。通気性もよく、花壇に植える植物の生長のしやすい快適な環境がつくれます！モルタルを使ってレンガを積み上げたり、レンガを立てて花壇を作るのが一般的です。

・ブロックタイル
仕上げ用の素材として使われるブロックタイル。化粧ブロックともいわれ、赤や黄、灰色など色があり、クールな洋風の庭を再現できるでしょう。

・タイルストーン
タイルストーンは、石の色や模様など細かいデザインがあり、ナチュラルでオリジナルな花壇に。重さがあるので、作業するときは怪我をしないよう注意しましょう。

花壇の仕切り2. 石

石の仕切りは、色を使い分けることで、落ち着いた雰囲気の和風の庭、ロックガーデンのようなクールな洋風の庭にあいます。

黒や灰色の石は、緑の濃い植物や苔と組み合わせると和風に。赤や黄色の石は、明るい緑や色味のある草花と組み合わせることで、洋風らしさが生まれます。石の形にもこだわって仕切りにすると、より個性的な花壇に。

花壇の仕切り3. 木材

草花や野菜を育てる花壇の仕切り材として、ナチュラルでかわいい木材。素敵な洋風の花壇づくりに欠かせない素材です。

木材の加工によって、形状や色、仕上げの塗装など違いがあるため、庭の雰囲気にあったものが選びやすいことも魅力！

・板
板材はシンプルで少ない数で仕切りをつくれるため、安価でおしゃれな花壇をつくれます。花壇の形は直線的なものになりがちですが、板同士をデザイン的に重ね合わせることで、オリジナル性のある仕上がりに！

・丸太
基本的には地面に垂直に立たせて仕切りをつくることが多い丸太。木の切り口の色や年輪模様、樹皮など、よりナチュラルで自然に馴染むような花壇になります。商品によっては、丸太の先が杭になったものもあるので、地面に打ち込みやすく、作業も簡単です。

・枕木
枕木とは、電車のレールの下に敷く角材です。古くなったものを再利用して花壇に使うため、色あせやひび割れがデザインとなり、ノスタルジックでアンティークな仕上がりに。新しい角材とは違った雰囲気のある花壇をつくりたい方におすすめです。

花壇の仕切り4. 既製品や造形物

見栄えがよく、誰でも簡単におしゃれな花壇をつくれる既製品や造形物の仕切り。初心者やデザインなどに不安がある方におすすめです。

色や形、素材などとバリエーション豊富で、好みのものが選びやすく、パズルのように組み合わせるようなシンプルなものがたくさん。素朴なデザインのものから、石や木に似たリアルさのあるものまであり、花壇づくりに失敗することはないでしょう！

花壇の仕切り5. 草花や低木

花壇の仕切りは、人工物や自然物をつかった素材だけでなく、植物自体を使ってつくることも可能。背の低い草花や低木を、花壇の縁に並べてつなぎ合わせることで、立派な仕切りとなります。

草花や低木の葉・花の色・形などを使い分けることで、和風や洋風の庭にあった花壇をつくれますよ。タマリュウ、フッキソウ、オタフクナンテンなどは和風らしさがあり、コリウス、シロタエギク、コニファーなどは洋風の庭におすすめ。

また、四季がある日本では、植物は一年草と多年草に分かれ、さらに多年草、低木は常緑性と落葉性に分かれます。花壇の仕切りとして使う場合は、花壇の設置年数を決めてから、草花を植えるとよいかもしれません。

花壇の仕切りにおすすめの草花

• 一年草
  和風
  ハナニラ、ワスレナグサ、センニチコウ
  洋風
  パンジー、ビオラ、ケイトウ
• 多年草
  ・常緑性：冬でも葉を落とさず、長く鑑賞できる草花
  和風
  【草花】タマリュウ、ハコネクロア、シバザクラ（フロックス）、ビオラ、ヤブラン
  【低木】フッキソウ、オタフクナンテン
  洋風
  【草花】シロタエギク、ヒューケラ 、バーベナ、ナデシコ（ダイアンサス）
  【低木】這性（はいしょう）コニファー、ローズマリー、ラベンダー
  ・落葉性：冬に地表の茎や葉を枯らしますが、地面には根が残っており春になると芽吹く
  和風
  【草花】スズラン、スノードロップ
  【低木】ニシキギ、サツキ、ドウダンツツジ
  洋風
  【草花】キボウシ（ホスタ）、ガザニア
  【低木】ユキヤナギ、ヤマブキ、レンギョウ

おわりに

花壇の仕切りには、たくさんのマテリアルがあり、自分好みに選びやすいです。ほかの材料などと組み合わせることで、よりユニークでおしゃれな花壇もつくれます。ぜひオリジナルな花壇をつくって、ガーデニングを楽しんでくださいね！