- 佐藤 恵子
- 4匹の犬たちと、里山暮らしを楽しんでいます。趣味は一人旅、温泉、読書、お菓子作り、籠編みなど多岐に渡ります。自分の好奇心をエネルギーに、皆さんのお役に立てる記事をお届けしたいと思います。
家の間取りが狭くても大丈夫!ワークスペースが作れるアイデア5選
ワークスペースは欲しいけど、家の間取りが狭くて…と諦めていませんか?家の中を丁寧に見回してみましょう。空いている壁、空けても良い場所、整理したらワークスペースになりそうな場所はありませんか?間取りの隙間を見つけて、ワークスペースを作る方法を提案します。
間取りが狭くても作れるワークスペースのアイデア5選
とりあえず机や専用のテーブルさえおける場所があれば、ワークスペースとして使えるのではないでしょうか?書類や資料、仕事の材料などを収納するスペースは、次のステップとして考えましょう。
間取りの空きスペースを利用してワークスペースを作るのに、こんな場所はどうでしょうか?例えば……
- リビング
- 押入れ
- 寝室
- クローゼット
- 階段下
作業の内容により、必要なスペースも違ってくるかとは思います。自分が必要とするスペースが確保できるのであれば、ワークスペースを作ってみませんか?
では、それぞれのワークスペースの作り方を紹介します。
リビングにワークスペースを作る方法
リビングの家具の配置を見てみましょう。動かせるものはありませんか?テレビ台に置かれたテレビを少しずらして、ソファーの位置を変えることはできませんか?
そんな風に動かせる家具があって、壁際のスペースが確保できるのであれば、そこをワークスペースにしてみましょう。
また、リビングダイニングキッチンで、キッチンが対面式の場合、カウンター側の壁に片付けても良いような棚を置いていませんか?
あると便利だからと、何気なく置いている棚の中身を整理すると、意外とスッキリして棚の必要が無くなるかもしれません。そしたら、そこがワークスペースとして利用できます。
ワークスペースとして独立させたいのであれば、パーテーションを置いて間仕切りにするとか、突っ張り棒でカーテンを下げても仕切りの役目を果たします。
押入れにワークスペースを作る方法
押入れの中を整理して、荷物を減らし、ワークスペースを作る方法です。本来、荷物を置く場所である押入れは、熱が溜まりやすい場所ですから、ふすまは取り払いオープンスペースとします。
押入れに入れておく必要があるものは、整理棚や収納袋を使ってキレイに見せる工夫をする必要があります。ホームセンターなどで、雰囲気に合うものを選んで整理してみると、思いのほかスッキリするかもしれません。
押入れの中段の棚は、机としてそのまま使います。床板が不安な時は、補強しておきましょう。
収納スペースとワークスペースの間に、間仕切りを作ったほうが良いでしょう。壁には、好きな壁紙を貼り、自分の場所を完成させてください。
寝室にワークスペースを作る方法
寝室にベッドを入れていると、スペースの確保が難しい間取りの家も多いかと思います。ここで紹介するのは、間取り的に余裕がある寝室だったり、壁が2面ある寝室だったりする場合のワークスペースの作り方です。
壁一面が空いているけど、あまり広さはないという場合、机の幅を狭くして長いものを作ってみるのはどうでしょう?幅は、ノートパソコンが置ける程度とし、長くする分強度を意識して作ると、プリンターを置いたり収納場所も一緒に確保できたりします。
1人で使っている寝室であれば、夜遅くの作業でも問題ないでしょうが、夫婦で同じ寝室を使っているときは、睡眠時間の妨げにならないような配慮が必要です。
パーテーションやカーテンでは、明かりが漏れるのを防ぐことは難しいかもしれません。自分の作業時間を考えて、家族で話し合ってみることをおすすめします。
クローゼットの中にワークスペースを作る方法
クローゼットにスペースがあれば、そこを小さな書斎のように使うことをおすすめします。最近の家では、間取りの中にクローゼットを作っている家も少なくありません。
目指すはスッキリした暮らしという家庭では、クローゼットにしまうものが余り無いということもあるでしょう。収納のためのデッドスペースは、ベッド下収納や収納付きソファーなど、探せば色々見つかります。
そこで、クローゼットの一角を整理し、ワークスペースとして利用してみてはいかがでしょうか。家族に迷惑をかけずに籠れて、作業が捗る場所としては最適なワークスペースとなります。
階段下にワークスペースを作る方法
階段下が空いているという間取りの家は、多いのではないでしょうか?そこに机を置けるスペースはありませんか?趣味のための自分のスペースであれば、コーヒーテーブルのような小さなテーブルを置いても良いかもしれません。
足元に、バスケットを置いて、中に使用するものを入れて置けば、ちょっと素敵な風景が出来上がります。
階段下をワークスペースにするなら、注意してほしいことがあります。それは、もしかしたら、落ち着いて作業ができないかもしれないということです。
階段ですから、家族が上がったり降りたりするでしょう。足音や埃など、気になってしまうかもしれません。それでも構わないという場合や、気にならない、人が家にいない時だけ利用するといった場合は、おすすめのワークスペースです。
間取りが狭い家にワークスペースを作るときの注意点
間取りが狭い家の場合、家族の動線が気になります。動きの妨げにならないように、注意して作る必要があります。
また、使い勝手の良いワークスペースでないと、後々の使用頻度が下がることが考えられます。ダイニングテーブルに戻ってしまうようでは、せっかくの時間と経費が無駄になります。よくよく考えてから、ワークスペースを作りましょう。
電源の確保など、場所によっては難しいことがあります。机やテーブルに乗せる物の重さによっては、設置が難しいこともあるでしょう。それらも、事前に検討してみることをおすすめします。
おわりに
狭い間取りの家でも、ワークスペースを作れるデッドスペースがあるはずという提案をさせていただきました。リモートワークなども増えて、ワークスペースの必要が高まっている今、リフォームしなくても作れるワークスペースの例として参考にしてださいね。