- 三輪礼子
- ハンドメイドとキャンプが好きな主婦ライターです。趣味の時間を確保するため、家事の時短を日々研究中。役立つ情報や、モノづくりのたのしさを共有できるような記事を目指しています。
キャンプの靴はスニーカーでOK?種類や選び方を紹介
アウトドアシューズを持っていない方必見。キャンプに向いている靴や、あると便利な靴の種類を紹介しています。手持ちの靴でも、使えるものがあるかもしれません。キャンプ場の特徴に合わせた、靴の選び方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
キャンプで使える靴の種類は?
整備されたキャンプ場なら、普段履いているスニーカーで問題ありません。しかしキャンプでは、思っている以上に靴が汚れます。汚れても大丈夫なものや、目立ちにくい色の靴だと気にせずキャンプを楽しめます。
スニーカー
キャンプに向いているスニーカーは、ソールがしっかりしているものです。キャンプ場は舗装されていないことが多いので、ソールが薄いと地面の凹凸が伝わり、疲れやすくなります。キャンプでは突然雨が降ってくることもあるので、防水性が高いものだと安心です。
アウトドアシューズ
アウトドアシューズは丈夫で履きやすく、防水性に優れたものが多いです。おしゃれなものも多いので、普段使いもできます。機能はさまざまですが、ソールがしっかりしているものが多く、凹凸の多いキャンプ場でも歩きやすくなります。
いろいろなキャンプ場に行ってみたい、キャンプ以外にもアウトドアを楽しみたい方は、アウトドアシューズがあると安心です。登山やハイキングも楽しみたい場合は、トレッキングシューズがおすすめです。キャンプ場よりも足元が悪くなるので、しっかりとした靴を用意しましょう。
サンダル
キャンプではテントへの出入りで、靴を脱ぐことが多くなります。その時に、サンダルがあると便利です。設営などの作業がひと段落したら、サンダルに履き替えるとリラックスできます。
アップダウンのあるキャンプ場や、自然の多いキャンプ場では、靴の中で足が動いてしまうようなサンダルだと歩きにくく、足をくじいてしまうこともあるので、ホールド感のあるサンダルがキャンプに向いています。
夏は水辺のレジャーや暑さ対策としてサンダルを履きたくなりますが、ビーチサンダルのように脱げやすくソールが薄いものは危険なので避けるようにしましょう。
レインブーツ
防水性の高い靴が無い場合は、レインブーツを用意しておくと便利です。キャンプ中に靴が濡れてしまうと、なかなか乾きません。濡れた靴を履いていると、不快なだけでなく、冷えてしまいます。
標高の高い場所は、夏でも日が沈むと冷えることがあるので、夏だからと油断しないようにしましょう。梅雨時や、夏場はとくに雨が降りやすいので、積載に余裕があるなら持って行くと安心です。
レインブーツの代わりになる、レインシューズカバーをご存じですか?靴のカッパのようなもので、シリコン製や塩化ビニールなどいろいろな商品があります。コンパクトになるので、キャンプ道具に入れておけば突然の雨にも対応できます。
キャンプ場によって違う!靴の選び方
キャンプといっても、キャンプ場によって特徴がちがいます。芝生や土、水はけの具合など、事前に調べておくと、靴を選ぶのにも役立ちます。
林間のキャンプ場
林間のキャンプ場は、地面が土の場合が多く、木の根や石で凹凸があり、比較的歩きにくいことが多いです。
キャンプ場によってはトイレに行くまでに、坂道の場合もあるので、ソールがしっかりしていて、ホールド感のある靴だと歩きやすくなります。林間のキャンプ場は、靴が汚れやすいので洗えるものや、汚れてもよい靴がおすすめです。
芝生のキャンプ場
芝生のキャンプ場は、ふかふかしていて快適ですが、夜露で靴が濡れやすいので、防水性のある靴だと安心です。とくに広いキャンプ場で、芝生の上をたくさん歩く場合は、トイレなどの往復で靴の中まで湿ってしまうこともあります。
土も湿っているので、林間のキャンプ場ほどではありませんが、汚れます。芝生のキャンプ場は比較的平地が多く、歩きやすいので普通のスニーカーで大丈夫ですが、防水スプレーなどで対策しておくとよいでしょう。
水辺のキャンプ場
川や海の近くでキャンプを楽しむ場合は、岩場など滑りやすいところがあるうえに、漂流物やゴミで足をけがすることがあります。滑りにくい靴を選び、ソールの薄いものは避けましょう。
夏には、海や川で遊ぶのも楽しみですが、ビーチサンダルなどかかとが無いサンダルは脱げやすく危険です。かかとがあり、水の中でも脱げないサンダルだと安心です。
マリンシューズのようにつま先まであるものだと、水中の岩や流木から足を守れるので、思いっきり遊ぶことができます。
キャンプを快適にする靴の選び方
キャンプ用にアウトドアシューズを買っても、オールシーズン対応しているわけではありません。暑いときには、通気性のよい靴の方が快適ですが、寒くなると保温効果が低く、足元が寒く感じます。
寒いときには、足首までしっかり温められるブーツだと、寒さ対策に役立ちます。季節や利用シーンに合わせて靴をえらびましょう。
キャンプでは、テントへの出入りが多くなるので、靴とは別にサンダルを用意しておくと便利です。出入りが楽になるほか、寒暖差の激しい季節には、暑いときはサンダルで、寒くなったら靴に履き替えることもできます。
おわりに
キャンプで履く靴は、普段履いているスニーカーでほとんど問題ありません。水辺は滑るから、滑りにくい靴にするなど、ちょっとしたことを頭に入れておくだけで、靴選びが楽になります。
キャンプ中は靴を履いている時間が長くなるので、足元にトラブルがあると、せっかくのキャンプを楽しめません。利用シーンに合った靴を選んで、快適なキャンプを楽しんでください。