- 三輪礼子
- ハンドメイドとキャンプが好きな主婦ライターです。趣味の時間を確保するため、家事の時短を日々研究中。役立つ情報や、モノづくりのたのしさを共有できるような記事を目指しています。
種類豊富なキャンプチェア、選び方のポイントを紹介!
キャンプチェアは種類が豊富なので、選ぶのが難しいアイテムです。そんなキャンプチェアの選び方のポイントを紹介します。リラックスできるチェアの選び方や、実際に座ったときのチェックポイントなどを紹介しているので、参考にしてください。
キャンプチェアの種類は2タイプ
ハイチェアとローチェア、自分に合ったタイプは?
キャンプ用のチェアは大分して、ハイチェアとローチェアの2タイプです。それぞれの特徴を理解し、自分に合ったチェアを見つけましょう。
ハイチェア
座面の高さが40cm前後のものがハイチェアになります。高さがあるので、立ったり座ったりが楽にできるのが一番の魅力です。ハイテーブルと合わせて使えば、食事もしやすくなります。
ハイスタイルのチェアを選ぶときは、かかとが地面につくものを選びましょう。デメリットはコンパクトにならないところです。収納や積載に余裕が必要になります。
ローチェア
座面の高さが30cm前後のものがローチェアになります。焚き火を囲むのに適したサイズで、近年人気のスタイルです。そのため選択肢も多く、自分に合ったものも見つけやすくなっています。
畳んだときにコンパクトになるタイプが多く、収納や積載を圧迫しにくいのが魅力です。デメリットは座面が低いため、立ったり座ったりするのが大変なところです。
また、テーブルの下に足が入らないので、テーブルと体が遠くなり、ハイチェアよりも食事がしにくくなります。
背もたれや座面の角度でリラックス度が変わる
キャンプチェアは座面や背もたれの高さで、動きやすいか、リラックスするのに向いているのか変わります。背もたれが高く頭まで、もたれかかれるタイプは、ゆったりとくつろぐことができます。
深く腰掛けてお尻が少し沈み、頭までもたれかかれば、動きたくなくなるほどリラックスできるでしょう。しかし、作業するときは、座面の角度があるタイプのチェアは立ち上がりにくくなります。
膝よりもお尻が下がると、立ち上がる度にスクワットをしているようなもなので大変です。料理などをアクティブに楽しみたい方は、座面ができるだけ水平で、お尻が沈みにくいチェアを選びましょう。
反対に、焚き火などを眺めながらゆっくりと過ごしたい方は、少しお尻が沈み、背もたれにゆったり体を預けられるタイプのチェアが向いています。
キャンプチェアの選び方のポイントは?
テーブルと合わせる
ハイスタイルでキャンプするか、ロースタイルでキャンプするかを決めてから、チェアを選びましょう。テーブルとチェアはセットで使います。バランスが悪いと使いにくくなってしまいます。
テーブルとチェアはサイトの中でも目立つアイテムなので、イメージを統一するとおしゃれなサイトに仕上がりやすくなります。おしゃれなキャンプを楽しみたい方は、イメージにもこだわってみてはいかがでしょうか。
畳んだときのサイズもチェック
キャンプ道具を、いろいろそろえていくと困るのが収納場所です。自宅での収納と、車の積載は重要なポイントです。とくにファミリーキャンプの場合は、荷物が多くなるので、車の大きさも考慮しましょう。
キャンプ場に到着してから、チェアは最初の方に出しておきたいアイテムです。テントの設営で疲れたときに、ちょっと休憩することができます。
撤収のときも、最後の方にしまえば、休憩しながら撤収作業がおこなえます。そう考えると、車に積むときには、手前の出し入れしやすい場所に積んでおくとスムーズです。使う順番を少し意識すると、作業がはかどります。
座り心地や組み立てやすさをチェック
長く使うための大切な要素は、実際に座って、座り心地をチェックすることです。キャンプ中は、座っていることが多くなります。
とくにロースタイルのキャンプの場合は、全体的に低い位置にアイテムがあるので、座ったまま作業することが多くなります。
同じ姿勢がしんどくなったからといって、ちょっと横になることも難しいので、できるだけ自分に合ったチェアを選びましょう。
試しに座ってみて、当たる部分がある場合は、長時間座っていると痛くなることがあります。とくに太ももの裏や、幅を確認し、当たる感じがないかチェックしておきましょう。
可能であれば、実際に組み立ててみるのがおすすめです。ものによっては、力が必要なものもあります。組み立てが大変だと、使うのが嫌になってしまうこともあるので、試せる場合はチェックしておくとよいでしょう。
コンパクトなタイプをサブチェアに!
リラックスできるチェアとは別に、作業するときに便利なコンパクトなチェアを用意するのもおすすめです。背もたれの無いタイプのチェアは、どの角度からでも座れるので、作業用に向いています。
荷物は増えてしまいますが、背もたれの無いタイプのチェアはコンパクトで開くだけで使えるものも豊富です。使わないときは片付けてしまえば邪魔にならず、作業もしやすい、しかもお手頃な価格なものも多いので試しやすいと思います。
形によっては荷物置きや、オットマンとしても利用可能です。長時間座るのには向いていませんが、作業がしにくいと感じたときは、コンパクトなものをサブのチェアとして検討してみてはいかがでしょうか。
おわりに
キャンプでは座っている時間が長いので、チェアを選ぶときは、実際に座ってみることをおすすめします。お手頃な価格のチェアを選んだとしても、家族の人数分そろえる必要があるので、できれば長く使えるものを選びたいものです。
キャンプチェアは種類が豊富なので、いろいろなタイプを試して、使いやすいものを探してみてください。