- 三輪礼子
- ハンドメイドとキャンプが好きな主婦ライターです。趣味の時間を確保するため、家事の時短を日々研究中。役立つ情報や、モノづくりのたのしさを共有できるような記事を目指しています。
キャンプテーブルは大きさだけじゃない!自分に合った選び方
キャンプテーブルは、キャンプの必需品です。目立つアイテムなので、おしゃれなサイト作りにも一役買ってくれます。そんなキャンプテーブルの選び方のポイントや、サイズや素材について説明しています。テーブル選びの参考に知っておきたいことをご紹介します。
キャンプテーブルは調理スペースも必要!
キャンプでは、テーブルで調理することもあります。BBQをするとしても、焼く材料を置く場所と、お皿やはしを置く場所が必要になるので、大き目のテーブルだと便利です。
しかし、車の積載や自宅での保管を考えると、大きなテーブルは難しい場合もあります。そんなときは、サブテーブルや折りたたみ式があると便利です。
サブテーブルがあると、使わないときは片付けておけるので、サイトがスッキリします。ファミリーキャンプの場合は、人数分の椅子と、テーブルだけで場所をとります。
メインテーブルは食事ができるサイズを選び、調理するときはサブテーブルを用意するといった方法もおすすめです。
キャンプテーブルのサイズの目安は?
ハイスタイルとロースタイル、メリットデメリット
キャンプテーブルはダイニングテーブルのように、高めのハイスタイルと、低めのロースタイルがあります。ハイスタイルは高さが70cmほど、ロースタイルは高さ40cmほどのテーブルが一般的です。
最近人気なのはロースタイルですが、ハイスタイルもメリットがたくさんあります。メリットとデメリットを比較して、自分に合ったスタイルを選んでみてはいかがでしょうか。
ハイスタイルのメリット
- テーブルとの距離が近くなるので、楽な姿勢で食事を楽しむことができる。
- 座面が高いので、楽に立ち上がることができる。
- 立ったまま調理しやすく、動きやすいので楽に作業できる。
ハイスタイルのデメリット
- タープの形によっては、圧迫感があり景色が見えにくいことも。
- キャンプ場は地面が平らではないので、背が高いぶん、傾斜やがたつきが気になる。
- ロースタイルに比べると、一つ一つのアイテムが大きい。
ロースタイルのメリット
- 焚き火を近い距離で楽しめ、火の管理が楽。
- タープやテントの中で使用しても、圧迫感がない。
- コンパクトなアイテムが多く、保管、積載、運搬が楽。
ロースタイルのデメリット
- 机の下に足が入らないので、テーブルと距離があり、食事がしにくい。
- 低い姿勢なので、立ったり座ったりが大変。
- 作業するときなど、前かがみになることが多く、腰に負担がかかる。
(背の高い方や腰痛持ちの方は椅子との相性も大切)
使用人数で決める、キャンプテーブルの選び方
キャンプテーブルのサイズを決めるとき、一番の目安は使用人数です。基本の大きさをおさえたうえで、椅子の幅やキャンプスタイルに合わせてサイズを決めるとよいでしょう。
ファミリーキャンプの場合はものが多くなりがちです。サブテーブルがあるとテーブルの上に乗せきれないものや、調理のときに役立ちます。
ロースタイルの場合は、コンパクトで簡単にセットできる、小さなテーブルが豊富です。低価格の商品も多いのでメインテーブルと合わせて、サブテーブルを検討するのもおすすめです。
1人…20cm~60cm
2人…70cm~90cm
3人…100cm~120cm
4人…120cm~140cm
5、6人…140cm~170cm
キャンプテーブルは収納時の形やサイズも大切
キャンプ用品は大きなものも多く、自宅での収納や車で運ぶときの積載も考慮する必要があります。テーブルだけなら積めたとしても、他のキャンプ道具も積んだときに、スペースを確保できるかが重要です。
キャンプテーブルは主に、2種類に分類され、折りたたみ式と、ロールタイプがあります。折りたたみ式は天板を折りたたむタイプで、簡単にセッティングできるのが魅力です。
しかし、天板を折りたたむだけなので、あまりコンパクトにはなりません。ロールタイプは天板を取り外し、丸めたり小さく畳んだりできるのでコンパクトに収納できる魅力があります。
しかし、セッティングに少し手間がかかってしまうデメリットも。大きいサイズのテーブルは、畳んだときのサイズも、大きくなります。しっかりと確認しましょう。
キャンプテーブルの材質、お手入れのしやすさもチェック
キャンプテーブルは、野外で使ううえに、たまにしか使わないのでお手入れのしやすさも大切です。主に木製と金属製があります。
木製のテーブルはおしゃれで、ナチュラルな雰囲気を演出しやすく人気があります。デメリットとしては、重さと扱いに気をつかうところです。
とくに大きなテーブルの場合は、重量を確認し、持ち運びや組立が問題なくおこなえるかチェックしましょう。熱や水分も苦手なので、鍋敷きやコースターを準備しておくと、きれいな状態を維持しやすくなります。
金属製のテーブルは、アルミやステンレス、鉄などがあります。
アルミは軽量で扱いやすいものが多く、コスパがよい商品がそろっています。しかし、おしゃれなキャンプをたのしみたい方には、物足りない場合もある印象です。
ステンレスは丈夫で熱に強く、お手入れも簡単。しかし、重い素材なので、サブテーブルとして使うと重宝します。熱いダッチオーブンなどがそのまま置けるので便利です。
鉄もステンレスと同様、熱に強く丈夫ですが重い素材です。無骨印象の鉄は、ワイルドなサイト作りにピッタリで、おしゃれな商品も豊富です。
大きなテーブルは、素材によっては、かなり重くなってしまいます。あまり重量があると組立が大変になるので、しっかり確認して選びましょう。
おわりに
キャンプテーブルは、種類や形も豊富で迷ってしまうアイテムの一つです。しかし、使用人数や家族構成である程度絞り込めます。大きいテーブルは便利ですが、邪魔になってしまう場合もあります。最適なサイズを選んで快適なキャンプを楽しんでください。