- 三輪礼子
- ハンドメイドとキャンプが好きな主婦ライターです。趣味の時間を確保するため、家事の時短を日々研究中。役立つ情報や、モノづくりのたのしさを共有できるような記事を目指しています。
直おきをやめて快適キャンプ!直おきしないためのアイテムを紹介
キャンプで直おきしないようにすると、作業効率がよくなります。その理由や、直おきしないためのアイテムを紹介します。直おきしない対策として、比較的簡単なものを集めてみました。もう少し快適にキャンプをしたいと考えている方は参考にしてください。
キャンプで直おきしないメリット
直おきしないメリットその1、汚れ防止
キャンプ道具を直おきしない、最大のメリットは汚れ防止です。テントの設営、キャンプ中、撤収時、直おきしなければ汚れを家に持ち込まずに済みます。テントの設営、撤収のときに、ブルーシートなどの上でおこなえば、収納袋が汚れません。
「山の天気は変わりやすい」といいますが、キャンプでは突然の雨に見舞われることがあります。直おきしないのは、有効な雨対策です。
とくに、フロアシートがないタイプのテントやタープは、地面からの浸水で濡れてしまうことがよくあります。直おきする場合でも、ブルーシートなどの上に置いておくだけで被害を抑えられます。
直おきしないメリットその2、行方不明防止
キャンプ道具は細かいものが沢山あります。火をつけるためのライターや、薪や炭を挟むトング。暗くなると作業がしにくくなるので、早めに火起こしをして、周りに直おきしてしまいがちです。
気がついたら暗くなっていて、必要なものが見つからない…なんてことがあります。暗くて足元が見えにくいので、踏んで壊れてしまうこともあります。
火の周りだけではありません。テーブルの上も、食事が始まるとお皿で埋まってしまい、ティッシュやランタンなどをどかして、テーブルのスペースを確保します。しかし、いざ使おうとしたときに、どこに置いたか分からなくなってしまいます。
細かいものはテーブルとは別に、置く場所を確保しましょう。直おき防止につながり、使いたいときにすぐに使えるようになります。
直おきしないメリットその3、使い勝手が良くなる
ウォータージャグを直おきする方は少ないと思いますが、クーラーボックスは直おきしてしまいがちです。しかし、直おきすると、地面の熱の影響を受けてしまうので、保冷効果が下がってしまいます。
実はクーラーボックスも、直おきしない方がよいアイテムの一つです。クーラーボックスを直おきしない方がよいもう一つの理由は、使いやすさです。色々なものが入ったクーラーボックスの中から、ものを探すのは結構大変ではないでしょうか。
直おきしていると、下の方のものが見つけにくくなります。夜は光が届きにくくなるので、なおさらです。スタンドなどを利用して高さを出すと、使い勝手がよくなります。
キャンプ道具を直おきしないためのおすすめアイテム
ブルーシート
ブルーシートは一枚用意しておくと便利なアイテムです。荷物が多くなりがちなファミリーキャンプでは、すべてのものをテントの中に入れられないことも多いのでないでしょうか。
そんな時も、荷物を直おきしないために、ブルーシートを活用すると、汚れ防止になるほか、突然の雨にも対応できます。
しかし、ブルーシートは見た目がちょっと…という方は、自然に馴染むグリーンシートや迷彩柄もあります。100均で売っているものよりも、ホームセンターなどで売っている大きいサイズで耐久性があるほうが便利です。
雨が降って、濡れた状態で撤収することになった場合でも、テントを包めるので、車の中や他の道具が濡れるのを防げます。
ラック
ラックがあると収納力がアップします。直おきしないためにも、一つはあると便利な商品です。ラックはキッチンとしても役立ち、細かいものが多い調理関係のものを、一か所にまとめておけるのでおすすめです。
他にも使用頻度は低いけど、すぐに使えると便利なアメニティグッズや、コップや水筒などを置いておくのもよいでしょう。
ラックの代わりに、背もたれの無いタイプのベンチも使えます。高さもあり、クーラーボックスやウォータージャグを乗せると、使い勝手がよくなります。
普通のラックは畳んだときに、板状になるものが多いです。しかし、背もたれの無いベンチだと、足を畳めて筒状になるものがあり、比較的コンパクトになります。車に積むとき、板状のものよりも積みやすいので、積載が気になる方は候補に入れてみてはいかがでしょうか。
薪ラック
薪や炭は直おきすると、地面の湿気を吸って火が点きにくくなったり、煙が多くなったりします。薪ラックがあると便利ですが、無い場合でもバケツやコンテナに入れて直おきしないようにしましょう。
エプロンやベスト
直おきしないための対策として、エプロンやベストも便利です。キャンプ用のエプロンやベストは、ポケットが沢山ついています。スマホやライター、軍手など細かいものをポケットに入れておけます。
服の汚れ防止にもなるので、一石二鳥です。座って作業することの多いキャンプでは、ポケットの位置や足さばきで使い勝手が決まります。自分に合ったものを探してみましょう。
注意点としてはトイレの時に、スマホを落としてしまう人が多いようです。ポケットの一つは、ジッパーやボタンなどで留めておけるものだと、安心です。
おわりに
キャンプでは、直おきしないようにすると、快適になります。今回紹介したアイテムの他にも、アイデア次第で色々な対策が可能です。直おきしないようにすると、乱雑になりがちなサイトもスッキリします。是非直おきしないキャンプを目指してみてはいかがでしょうか。