- 津久井 玲子
- 自分が仕事の中で勉強したことを、わかりやすさ、伝わりやすさに気をつけて書いています。読んでくださった方にとっても、読んでよかった、勉強になったと思える記事を目指しています。
子供も楽チン、子供部屋のクローゼット収納のコツ!
子供部屋のクローゼット、ついつい大人に合わせて収納していませんか?子供部屋のクローゼットは子供が使うものです。子供が使いやすいよう収納してあげましょう。子供でも使いやすい、子供部屋のクローゼットの収納のコツをご紹介します。
【子供部屋のクローゼットの収納法】引き出し
子供部屋のクローゼットに、引き出し付きの収納棚などを置いている家庭は多いのではないでしょうか?子供部屋の引き出し収納は、中をどのように整理するかで子供の使いやすさが大きく変わります。
引き出しの数に余裕があったり、専用に引き出し付きの収納棚を用意してあったりするのであれば、子供が服を取り出しやすいよう引き出しごとに、よく着る服だけを厳選して入れておくのもおすすめです。
しかし、下着や靴下などの細かい衣類の場合には、どのように収納するとよいのでしょうか?子供部屋のクローゼットをより使いやすくするコツをご紹介します。
子供部屋クローゼットの引き出し収納のコツ
子供部屋のクローゼットは、子供にとって使いやすいことが大前提です。引き出し収納の場合には、まず引き出しの中に収納ケースを入れます。後は下着や靴下などをそれぞれ1つ、靴下なら1セットずつ丸めてから、引き出し内の収納ケースに入れるとよいでしょう。
ついついたっぷりと入れたくなるかもしれませんが、それぞれの収納ケースには余裕を持たせて入れることも大切です。特に小さい子供の場合は、収納ケースにぎっちり入れてしまうと、目的の衣類を1つだけ取り出すのはまず無理といえます。
子供が欲しい衣類を引っ張り出したら、他の衣類が散らかってしまった。そんなことを避けるためにも、余裕をもって収納ケースに入れてあげましょう。もちろん、どこに何があるかがわかりやすいように、引き出し内を明確に区切って収納することも大切です。
【子供部屋のクローゼットの収納法】収納ボックス
子供部屋のクローゼット内に、収納ボックスは必需品といえます。単に衣類を分けるためだけでなく、季節物の衣類を収納して分けて置いている家庭も多いことでしょう。
そのほかにも、小さい子供でも分かりやすいように、その日に着る服を1セットずつ入れておくのもおすすめです。子供にとってもどの服を着ればよいかわかりやすいので、着替えも楽になります。
また、脱いだ服専用の収納ボックスを用意しておけば、子供が服を脱ぎ散らかすことも減ることでしょう。
普段使いしない収納ボックスの置き場
収納ボックスを置くスペースは、クローゼットの中でも下のスペースになりがちです。しかし服をハンガーにかけて収納している場合、子供がまだ小さいと収納ボックスが邪魔になって、服に手が届かないことも起こり得ます。
そこで季節物などの衣類や、すぐに必要としないものを入れた収納ボックスは、クローゼットの下のスペースに置くのをやめましょう。クローゼットに可動棚を取りつけて、クローゼットの上のスペースに収納するのがおすすめです。
また、可動棚ではなくつっぱり棒を使って棚を作る時には、耐荷重を上げるためにL字フックなどを使ってしっかり固定してください。使うつっぱり棒の本数も、多い方が耐荷重も増すため安定します。
後はそれらの棚の上に収納ボックスを置くだけです。子供の手が届きにくいので、収納ボックスの中身を散らかされる心配もありません。
アイデア収納ボックスを活用する手も
「棚を取り付けるのは大変」「賃貸で傷はつけられない」という方の場合は、服をかけるスペースと、収納ボックスを置くスペースとで分けるのもおすすめです。服を低い位置にかけられるだけでなく、収納スペースも確保できるので試してみてはいかがでしょうか?
引き出し型の収納ボックスの中には、積み重ねていくことで収納棚になる商品も売られています。このようなアイデア収納ボックスを使えば、子供部屋やクローゼット内の空きスペースに、必要な収納力を持った収納棚を必要に応じて作れるのでおすすめです。
収納ボックスとラックを組み合わせる
ラックはまだ力の弱い小さい子供でも動かせます。そこで、ラックに収納ボックスをのせて、必要な時には子供でも簡単に取り出せる、収納棚代わりに使ってみてはいかがでしょうか?
ラックは作ったスペースの幅に合わせて購入するほかにも、DIYが趣味なら作って用意することもできます。衣類だけでなくおもちゃなども収納ボックスに入れれば、まとめてクローゼットに収納できるため、子供部屋の見た目もスッキリさせられるのでおすすめです。
ただし、注意したい点もあります。それは子供がまだ小さすぎると、おもちゃ代わりにして遊ぶ危険性があることです。壁などにぶつけるなどして危険なので、子供の成長具合に合わせて取り入れた方がよいでしょう。
【子供部屋のクローゼットの収納法】つっぱり棒
収納には欠かせないアイテムともいえるつっぱり棒は、子供部屋のクローゼットでも活躍してくれます。さっそくおすすめの使い方を見てみましょう。
つっぱり棒でブランコハンガー
子供がまだ小さくて、クローゼットのハンガーバーに届かない。そんな時はハンガーバーにS字フックを引っかけ、ロープやチェーンにつっぱり棒をつないで、クローゼットの下に新たにハンガーバーを増やしてあげましょう。
子供の身長に合わせて高さを調節できるので、成長に合わせて高さを調節できるのもおすすめポイント。クローゼットに元々ついているハンガーバーには、帽子やバッグなどをかけておくとスペースが無駄になりません。
カラーボックスをオープンクローゼットに
大きめのカラーボックスの上部にL字フックを使ってつっぱり棒を固定すれば、ちょっとしたオープンクローゼットにすることもできます。子供部屋の壁ぞいの空きスペースを有効活用できるだけでなく、制服などをかけておくのにも便利です。
もちろん、カラーボックス以外でもクローゼットにできるのがつっぱり棒のメリット。押し入れにつっぱり棒を固定するだけでも、簡単にクローゼットにすることができます。
ただし、押し入れをクローゼットにリメイクする時には、子供の身長を無視するわけにいきません。せっかくリメイクしても、服に手が届かないようでは困ります。子供がそれなりに大きくなってからがよいでしょう。
子供部屋のクローゼット用収納グッズの選び方
子供部屋のクローゼットに使う収納グッズは、安全でなければ子供が怪我をしてしまう可能性があります。そこで、子供部屋のクローゼット用の収納グッズの選び方を調査してみました。
引き出しケースの選び方
引き出しケースには下着や靴下はもちろん、シャツなどさまざまな衣類を収納していることでしょう。まだ子供が小さい時には、引き出しの取り出しやすさはもちろんのこと、引っ張りすぎて落下させないよう、落下防止ストッパー付きがおすすめです。
もちろん、子供の身長に合わせることも大切。引き出しケースは子供の身長よりもやや低めのものを選びましょう。また、引き出しの深さも要注意。浅すぎず深すぎず、たたんだ衣類を立てて置けるものが便利です。
このほかでは、子供でも中身がわかりやすいように、引き出しが半透明になっているものが使いやすいのですが、中身が見えると生活感が気になるという方もいることでしょう。その場合には、子供にも伝わりやすいラベルやステッカーを貼ってあげるのがおすすめです。
収納ボックスの選び方
収納ボックスは置き場所を選ばず、さらに中に何を入れるかも自由なのがメリットです。形状もいろいろあるので、引き出しタイプや積み上げタイプ、蓋のあるなしなど、用途に合わせて選べます。
子供の成長具合にも合わせやすく、まだ小さいうちは引き出し型の取っ手付きのものがよいでしょう。積み上げタイプの収納ボックスは、それなりに力がついてからの方が無難です。積んでも安定性に問題がないか、確認することも忘れないようにしましょう。
ハンガーの選び方
ハンガーのメリットは取り扱いが楽なことです。小さい子供でも目的の服を取り出しやすいため、ハンガーにかけっぱなしのままクローゼットに収納している方も多いことでしょう。
子供部屋のクローゼット用のハンガーは、同じものに統一するのがおすすめです。ハンガーによって厚みや形状が異なることから、小さい子供には見分けにくくなってしまいます。服の量にもよりますが、ある程度余裕を持たせてかけると見分けやすくておすすめです。
また、服をかけやすいだけでなく、クローゼットのポールにかけたまま服をはずせるハンガーも売られています。小さい子供はハンガーから服を上手にはずせません。力任せに引っ張って破かないよう、ハンガーの使いやすさにも気を配ってあげましょう。
おわりに
子供部屋のクローゼットは、使う子供に合わせて収納することが大切です。大人が使いやすいと感じても、子供は苦労しているかもしれません。子供が着替えている時にどんな様子かを確認して、改善できるところはすぐに直してあげましょう。
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