- 川村愛美
- 大阪在住のライター。WEBメディアにてライフスタイルやDIY、家事などについて執筆。シンプルで丁寧な暮らしをテーマに夫と娘と小さくてこだわりの詰まった家で暮らしています。趣味は読書と映画鑑賞。
収納ボックスもインテリアの一部に!おしゃれさ重視で見せる収納
お部屋をスッキリと保つのに欠かせない収納ボックス。キッチンやリビング、洗面所など、家のさまざまな場所で活躍してくれますよね。そんな収納ボックスもインテリアの一部として楽しんでみませんか?見せる収納にぴったりなカゴバスケットをご紹介します。
- miuさん(@_____miu)
- ホワイトと木の組み合わせが印象的なおうちで暮らすママインスタグラマー。子育てしながらもスッキリと整った上品なインテリアやライフスタイルを投稿し人気を集めています。
プラスチックは味気ない!おしゃれな収納ボックスならカゴバスケットに決まり
長年、変わらぬ人気を集めるインテリアスタイルといえば北欧スタイルですよね。柔らかさを感じさせる色使いや材質で、シンプルで温かみのある上品な雰囲気にまとまっているのが北欧スタイルの魅力です。家で過ごす時間が長いことで知られる北欧のインテリアは、おうち時間が長くなってきた私たちの今の暮らしにぴったりなのではないでしょうか?
そんな温かみのある落ち着いたインテリアにするには、生活用品を上手く隠すのがポイントです。どんなにこだわった家具を置いていても、物が多くごちゃごちゃしていると生活感がでてリラックスしにくいですよね。そんな時は収納ボックスを使って散らかりがちな小物をまとめて置いておくと使い勝手もよく、見た目もスッキリと整います。
収納ボックスと聞くとプラスチック製のものを思い浮かべる方も多いかもしれません。もちろんプラスチック製の収納ボックスは安価で購入でき、丈夫で壊れにくく、汚れても洗えるのでとても便利なアイテムなのですが、インテリアとしてはどこか味気なく感じてしまいますよね。小さなアイテムですが、収納ボックスでお部屋の雰囲気が変わるので少しこだわりたいところです。
おしゃれで使いやすい収納ボックスには、カゴバスケットを使うのがおすすめです。少し丸みを帯びたフォルムが柔らかさを演出してくれて、シンプルなデザインなのでどんなテイストの家具にも上手くマッチします。また、ステイン塗料を使えば好みの色にペイントできるので、理想のカゴバスケットを作ることもできますよ。ラフに物を入れてもおしゃれに見えるのもカゴバスケットの魅力です。
miuさんの自宅ではたくさんのカゴバスケットが活躍しています。ホワイトと木目で上品にまとめられたインテリアにマッチしていて、とても居心地が良さそうです。洗面台に並んだ同じサイズのカゴバスケットは清潔感もあってまるでホテルのようですね。天然素材の物なので、ひとつひとつ色味が異なっているのも素敵ですよね。
素材で変わるカゴバスケットの雰囲気
おしゃれな収納ボックスとしてイチオシのカゴバスケットにはいくつかの種類があります。使われている素材によって雰囲気が変わったり形が変わったりするので、インテリアに合ったものや好みのデザインを選ぶことができますよ。
カゴバスケットの素材
ラタン
ラタンがお店で1番よく見かけるカゴバスケットで、籐とも呼ばれます。非常に軽く丈夫な素材なので場所を選ばず使える万能な素材です。
柳
ラタンとよく似た見た目ですが、ラタンよりも安価で購入できることが多いです。壊れるのが心配な方や、はじめてカゴバスケットを購入してみる方など、お試しで使ってみるのにおすすめの素材です。
白樺
北欧スタイルのカゴバスケットで定番の白樺は樹皮を丁寧に編み込んだ作りで、長く使うことを想定して作られています。時間が経つと共に風合いが変わっていくので変化を楽しめる素材です。
水草
水草は耐久性が高く、型崩れしにくい素材です。少し変形してしまっても霧吹きなどで水をかけて乾かすと元の形に戻るのでとてもお手入れが楽なんです。とても柔らかい素材なので丸い形のカゴバスケットがあるのも特徴ですよ。
バンブー
他の4つの素材とは異なり、和風な見た目のバンブーは軽くて通気性も抜群。また華奢で壊れやすいように見えますが、耐久性もあり、重い荷物も入れられる優れた素材です。
この5つの素材がよく販売されているカゴバスケットの種類です。それぞれに異なる特徴があって迷ってしまいますね。軽さに優れたものや、耐久性が高いもの、通気性に優れたものなど、使用する場所に合わせた機能で選べるのが嬉しいですね。
カゴバスケットをフル活用してお家丸ごとスッキリ化
インテリア性と実用性を兼ね備えたカゴバスケットはリビングやキッチン、寝室、子供部屋と家のさまざまな場所で大活躍。そんなカゴバスケットを、より使いやすくするためにどんな種類を選び、どんな物を収納したらいいか、場所別にアイデアをご紹介します。
玄関
玄関には持ち手のついた小さいサイズのカゴバスケットを置いて、家の鍵や車の鍵、印鑑やカッターなど、細かな物をまとめて入れておくと便利です。来客時にはカゴバスケットごと下駄箱の中に移動させて隠してしまうこともできるのでスッキリとした玄関を演出できますよ。
キッチン
キッチンではカトラリーをいれたり、お菓子を入れたり、パンを入れたりと使い道がたくさんです。食品を入れる際には通気性のいいバンブー素材のものを選んだり、食器を入れる際には埃が入らないように蓋つきのものを選んだりすると便利です。またカゴバスケットはランチョンマットとも見た目の相性がいいので、中にランチョンマットを敷いて使ってもおしゃれですよ。汚れた時にはランチョンマットを外して洗えばいいので清潔に保つことができます。
リビング
リビングは1番目につく時間が長いので、インテリア性の高い白樺のカゴバスケットなどがおすすめですよ。テレビやエアコンのリモコンなど、よく使うから毎回どこかに片付けるのは面倒だけれど生活感を隠したい!といった物を収納しておくのにぴったりです。
子供部屋
おもちゃなど収納したい物がたくさんな子供部屋では、大きなカゴバスケットを用意して、放り込むだけで片付けが終わるようにしておくのがポイントです。子供が自分で片付けたときに壊れてしまってもいいように、安価で購入できる柳のカゴバスケットを使うといいかもしれません。
寝室
手軽に体温調整ができるよう、ベッドサイドに毛布などが置いておけると便利ですよね。くしゃくしゃっと寝具を入れても大丈夫なように、型崩れしづらい水草のカゴバスケットがおすすめです。寝具だけでなく、脱いだパジャマをそのままポンっと入れても不思議と散らかって見えないので、忙しい朝に大助かりです。
洗面所
洗面所では通気性に優れたバンブー素材のカゴバスケットがおすすめです。miuさんの自宅のように同じサイズのカゴバスケットをいくつか並べるととてもスッキリして見えるので、生活感の出やすい洗面所にぴったり。サイズ別にタオルを収納したり、家族別にパジャマやルームウェアを入れておくと取り出しやすく使い勝手も抜群ですよ。
カゴバスケットをどうやって使おうか悩んでしまいますが、場所ごとに収納したいものを考えると使える場所がたくさんありますね。家中の収納ボックスを統一すると、一気にまとまりがでて洗練された雰囲気になるので、もっとおしゃれな家に見せたいな、とお悩みの方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
おわりに
家のさまざまな場所で活躍する収納ボックス。無意識のうちに視界に入ることも多いアイテムなのでおしゃれなものを選ぶと、自然と生活の質が高まること間違いなしです。家具を変えるよりもずっとお手軽にできる模様替えとしてカゴバスケットを暮らしに取り入れてみませんか?